#45: やばっ…
鶴田北教室室長の新井です。
本日は、先日より行っている日帰り合宿“満点サバイバル”の2日目になります。
<満点サバイバルでは、75分×5科目(1科目100問)の計375分(500問)取り組みます。その後テストを受け、満点を取るまで帰れないといった、心が温かくなる受験イベントの1つです。>
先日の満点サバイバルでは、なぜこの時期にこの問題を解くのか。10日後の下野模試にどう生かせるのかなど、受験・テストについて大切なことを伝えていきました。
今日は、先日の満点サバイバルの1シーンについてご紹介いたします。
ある問題の解説中のことです。一人の女子生徒から「やばっ…」との声が聞こえてきました。
後から聞いた話ですが、その子は、夏期講習で「ここは大切だから、覚えようね」と言われたところを間違ってしまったので、つい口に出してしまったそうです。
その子を仮にYさんにしますが、その子に事情を聴いたときに、私が伝えた内容は以下の通りです。
Yさん:……ってことが、あったのを思い出して、つい言葉にしちゃったんです。
私 :なるほどね。それで焦っちゃったのかな?
Yさん:焦ったっていうか、悔しいっていうか。
私 :なるほどね。 そういうことってあるよね。
私もよく学生時代、そんな思いたくさんしたなぁ。
Yさん:先生もですか?
私 :もちろんだよ。1回どころか、2回、3回って間違えたもんさ。
Yさん:そんな時どうしていましたか?
私 :私は、2回までは自分のことを許したかな。
Yさん:えっ?
私 :だって、私だって、勉強が得意かって言われたら、そんなことなかったもん。
1回間違ったことと同じミスを、次の日にしたことだってあったさ。
Yさん:……。
私 :そんな時は、「次は絶対間違えない!!」って、強く思って、しつこいくらい
振り返りをしたよ。
Yさん:振り返りですか?
私 ;そう。何回も正しい答えを見て、覚えては頭の中で反復してを繰り返してさ。
脳って不思議だよね。悔しいって気持ちに伝わるのか、強く意識して振り返ると
次は正解することが多いんだ。
Yさん:そうなんですね!
私 :そう! だから、Yさんも今の悔しいって思い、大切にしな。
きっと力になるからさ!
Yさん:はい!!
これは嘘のような本当の実体験です。強く意識し、振り返ることは必ず明日の1点をつくってくれます。
この大切さをしっかりと伝えて、精神面でもサポートしていこうと思います。
次回の更新日:8月25日
タイトル:私がアニメから学んだこと
#44: 楽しい楽しい日帰り合宿
鶴田北教室室長の新井です。
進光ゼミナールのお盆休みも残すところ、後2日になりました。
そろそろ生徒たちに会える! 授業を再開できる! ともに笑える!
を、モチベーションに、今すべきことをしています。
と、言っても実は中学3年生とは、今一緒に勉強しています。
そう! 中学3年生の日帰り合宿イベント“満点サバイバル”の実施日は今日8月17日(水),と明日18日(木)なのです!
生徒たちは1科目100問の壁を越え、その先に用意されているテストに向けて学習している最中です。
およそ10日後に控える下野模試に向けて、基本的な内容を徹底的に確認しているところです。
生徒たちは、お盆明け早々、75分×5科目(各科目100問)は、きつそうにしています。
が、これを乗り越えた先に、受験の本当のスタートラインがあります。
そのためにも生徒たちを鼓舞し、楽しく学ばせるのが私の役目だと思います。
後半戦も一緒に頑張っていきます!!
次回の更新日:8月18日
タイトル:やばっ…
#43: 私のお盆休みの〇〇〇〇を発表します!
鶴田北教室室長の新井です。お盆休みに入り、生徒たちと会わなくなってから1週間になろうとしています。
台風あり、猛暑ありの日々でしたが、元気に過ごしていますでしょうか。
……と、同時に! 勉強に取り組めていますでしょうか?
このお盆休み、生徒たちに学習をお願いするだけで、私自身何もしないのはフェアではないかと考えました。
“ベネッセ総合教育研究所”の調査結果によると、「中学3年生の1日の学習時間は2時間14分」とのことでしたので
私もこのお盆休みは、毎日2時間14分、学習を続けていました!
ただ、私は2時間という長時間、続けて学習することは、現役時代にもできていませんでした。
そのため以前ブログにて、ご説明させていただいた「やる気維持法その4:ポモドーロ・テクニック」を使用し、学習していきました。
<ポモドーロ・テクニックとは、集中力が長く続かない方や、逆に過集中で疲れてしまう方におすすめの時間管理法です。短期集中型の方には、本当におすすめです!>
私は、以下のようなスケジュールで2時間14分を学習していきました。
1.30分タイマーをつけ、学習をする。
2.その後、5分タイマーをつけ、休憩をする。
3.1~2の工程を4周繰り返す。
4.14分タイマーをつけ、今日行った内容を振り返る。
学習内容は中学校英語と高校数学、読書に投資学習など多岐に渡りました。
ここで学んだ内容を生徒たちとのコミュニケーションで生かすまでは、私の学習成果になりますので、気を抜かず、夏期講習後半戦に備えていこうと思います。
次回の更新日:8月17日
タイトル:楽しい楽しい日帰り合宿
#42:やる気維持法その10:〇〇を伝える!
鶴田北教室室長の新井です。お盆休みも後半戦に突入しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
お盆休みが明けると、中学生は期末テストに向けた対策学習が始まります。
テスト範囲の中で、何が不安なのかを話し合い、苦手を潰していく授業を取り組んでいこうと思います。
その上で私は、やる気を引き出す、維持するためにも生徒たちにしっかりと“期待”を伝えていこうと思います。
私は生徒たちに期待を伝える「絶対にすること」と、「絶対にしないこと」があります。
まず、「絶対にすること」として伝えるのは、生徒の行動や成長を評価することです。
例えば
「夏休みに入ってから自習に来た回数が教室内でトップだよ」
「塾に来た時と比べると、単語の書ける量が増えたよね」
などの、生徒が今まで取り組んできた成果を承認し、次に期待しています。
決して、生徒たちの行動を大きく超えた期待を伝えることはありません。これが、私が「絶対にしないこと」でもあります。
例えば
「受験生なんだから、夏休みに毎日10時間勉強してね」
「次の期末テストでは、500点満点を目指そう」
などです。
生徒とのコミュニケーションの1つとして、冗談で言うことはありますが、面談時などの大切な時期には決して行いません。
生徒への過剰な期待は、子どもにとって迷惑な話だと思うからです。
そのため私は、その生徒の成果に注目し、言葉掛けをするようにしています。
それこそが、個別指導塾の価値の1つだと考えているからです。
次回の更新日:8月16日
タイトル:私のお盆休みの〇〇〇〇を発表します!
#41: 学校と塾、どっちがいいですか?
鶴田北教室室長の新井です。
突然ですが、私は5月から猫を2匹飼っています。今までは仕事で長い時間一緒にいることができなかったのですが、お盆休みは毎日一緒にいます。
最初は普段家にいない私に珍しさを感じて、くっついていることが多かったのですが、お盆休み4日目になると、塩対応されてしまっています。少し悲しいです……。
長い時間いるという意味では、私は塾業界に入って1年と2か月ほどになります。
その前には人事労務のコンサルティング会社。そしてその前は、高校で2年ほど勤務していました。
生徒たちには私が高校で勤めていた経験から、助言することがあります。
特に高校受験を控える中学3年生は彼らの方から質問を受けることもあります。
そんな中で、ある中学3年生から一つの質問を受けました。
「学校の先生と塾の先生、どっちがいいですか?」というものです。
学校と塾、どちらにも良さや悪さもあるので、一般的な考えではなくて、私の考えになってしまいますが、生徒たちには、「塾だよ」と即答しています。本当にそう思っているので素直に伝えています。
なぜ私が塾をいいと思っているのか、それは生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムや指導をすることができるからです。
学校は集団授業ですので、どうしてもクラスの進度やレベルを平均に合わせなくてはいけません。
その段階にいる生徒たちにとっては、適切な授業になりますが、上位や下位の生徒たちに合わせたものではありません。
すなわち生徒全員を引き付ける授業にはなっていないということです。
もちろん、私の力が不足しているということも要因の一つでしたが、それ以上に、この要因が大きいと感じてしまいました。
そのため、今の私でも一人ひとりに目を向けることができる、個別指導塾が私にとって適切だと考えたからです。私の語りのブログになってしまいましたが、私が塾人でいる理由は以上です。
次回の更新日:8月15日
タイトル:やる気維持法その10:〇〇を伝える!
#40: やる気維持法その9:〇〇を引く
鶴田北教室室長の新井です。お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
私は今、家族と一緒にお盆を迎えています。いつも以上に長い時間を一緒に過ごしていると、普段は気にならない些細なことにも気になってしまったり、時に腹が立ったりしています。
保護者の皆様も、もしかしたら、普段以上に見える子どもの立ち居振る舞いに言葉をかけていますでしょうか。
お母様やお父様と話し合う中で、最も多いお悩みの1つは「家庭学習の薄さ」についてです。
ここで生徒たちについて先に述べておくと、彼らは非常に家での学習に取り組みにくい世代ではないかと思います。
スマートフォンの普及により、今の子どもたちは時間を気にせず、友達に連絡ができたり、好きな動画を好きな時に見ることができたりしています。
1番気楽で居られる家の中で、学習に集中するのは、今までのどの年代と比較しても最も難しいのではないかとさえ思わせます。
ただその気持ちに寄り添うだけでは、学習塾として不十分ですので、私は生徒たちのやる気を維持する方法として、“関心を引く”ことを行っております。
例えば、夏期講習中に中学3年生と、こんな会話がありました。仮にその生徒をT君とします。
T君:先生、相談があるんですけど。
私 :どうしたの?
T君:歴史ってどう覚えればいいんですか?
私 :歴史か。苦手なの?
T君:はい、ただ用語を覚えるだけじゃないですか。あれって。
私 :確かに、そう感じる時はあるよね。
T君:ですよね。ただ用語量が多いから、しんどくて。
私 :それってさ、ただただ覚える作業と捉えているからじゃない?
T君:えっ? どういう意味ですか?
私 :例えばさ、卑弥呼(ひみこ)っているじゃん?
T君:はい、邪馬台国(やまたいこく)の。
私 :そう、その卑弥呼がさ、どうして中国に使いを送ったか知ってる?
T君:いや、知らないです。
私 :諸説あるけど、実はね……
私は、T君に「どうして」といった時代背景について説明しました。
T君はその話を面白がっていましたので、時代背景が分かる本を用意し、自習時間に読んでみるように伝えました。
すると、T君は、自習の度にその本に手を出し、「分かってきたかも」と嬉しそうにしていました。
このように、どうしてその勉強が必要なのか、生徒たちに伝え体験させることで、やる気を維持したり、時に起こさせたりすることができます。
T君の姿を見て、鶴田北教室では、目の前の「どうして」にとことん付き合う教室でありたい、その想いを改めて強くもつことができました。
T君、ありがとう!!!
次回の更新日:8月14日
タイトル:学校と塾、どっちがいいですか?