602, 2023

#63:どうも。泣かせる天才です。

2月 6th, 2023|

鶴田北教室室長、『泣かせる天才』新井です。この言葉は中学3年生の生徒から貰った言葉です。
※※決して、悪い意味ではありませんので、ご安心ください※※

今回はこの話をさせてください。

 

中学3年生から相談を受けていた時のことです。
相談事が一通り終わった段階で、その子から

「先生って中3の女子たちから何て言われているか知っていますか?」と

とても怖いことを聞かれました。

 

私はおどおどしながら、「えっ……何て言われているの?」と返すと、その子は

「みんな、先生のことを『泣かせる天才』って言っているんですよ~」と答えてくれました。

 

その後、どうしてそのように呼ばれているのかを聞きました。
受験や友人、家族関係のトラブルや悩みを話すと、真摯に向き合ってくれて、言葉をかけてくれるからだと教えてくれました。

 

私自身、『泣かせよう』とか『感動を与えよう』という想いを常に持って話しているわけではありません。
しかし生徒から相談を受けた場合は、必ずこれをしようと決めていることが1つあります。

 

それは『今の生徒の現状を無条件で認めてあげる』ということです。

 

これは、進光ゼミナールが大切にしている
『自己肯定感・自己重要感(自分存在そのものを認めてあげる感覚)』を高める方法の1つでもあります。

 

悩み事を打ち明ける時、子どもたちはたいてい下を向いて落ち込んでいます。
そんな中、塾でしかコミュニケーションを取れない私に相談するほどですので
よっぽど悩んでいるのだなと言うことが伝わってきます。

 

また悩み事の内容によっては、打ち明けることを「恥ずかしい」とも思ったはずです。「情けない」と感じることもあるでしょう。

そんな子どもたちの現状を認め、無条件の愛で支えてあげること。それこそが、生徒たちが次に進むための原動力になるのです。

もちろん、生徒たちの悩み事によっては、点数の伸びを教えてあげた方が説得力があることも多いです。
私も時々数字を使って声をかけますが、毎回ではありません。
点数の伸びを根拠にするなどの理屈ではない想いこそが、生徒たちの最も強い力になるのではないかと、鶴田北教室の生活で感じているからです。

 

そのため、私はこれからも承認活動を行っていきます。
生徒たちが、社会に出ても「まずやってみよう」と思えるかっこいい大人になってもらうためにも。

 

3001, 2023

#62:「先生は、どうして~~~なんですか?」

1月 30th, 2023|

鶴田北教室室長の新井です。今現在、保護者面談期間中です。塾での様子やご家庭での様子、そしてこれからの話をたくさん交わさせていただいております。

ある保護者様から、
「うちの子、先生(新井)から怒られないって言っていたんですけど……悪さしてませんか?」
とのお言葉を受けました。

「してませんよ、ご安心ください。 それに、悪さをしたとしても叱りはしますが、怒りはしませんよ。」と返すと

「先生(新井)は、どうして、生徒を怒らないんですか?」

とのご質問がありましたので、そこでお答えしたことをここでお話させてください。
(ブログで3回連続カッコつけています。これで生徒からモテモテになれますよね!  ……無理か。)

―――――

私:そりゃあ…怒鳴りつけて10点上がるなら、いくらでも怒鳴りますよ。でも、そうじゃない可能性って99.9%なんですよね。

保護者様:そんなにですか? どうしてですか?

私:言葉には、「身も心も癒す力」が宿っているからです。

保護者様:……

私:スウェーデンのある家具量販店が、とある実験をしました。同じ観葉植物を2鉢用意し、【日射量、水、肥料などはすべて同じ条件】にしました。ただ1つの違いを除いて。

保護者様:違い? なんですか?

私:一方には優しい言葉を、もう一方にはののしる言葉を聞かせ続けたそうです。

保護者様:へぇ~! それで、優しい言葉の方が良く育ったんですか?

私:流石ですね、そうなんです! それをひと月続けると、優しい言葉を聞かせ続けた観葉植物は、青々と成長して元気だったそうです。

保護者様:面白いですね!

私:そうですよね。そしてお母様のご予想の通り、ののしる言葉を聞かせ続けた観葉植物は、しおれて枯れ始めていたそうです。それを知った時、思いました。【言葉には力がある】と。

保護者様:いわゆる【言霊】ですね。

私:はい! 言葉は不思議な力を持っていて、人やものごとに影響を与えると思います。植物でも、ののしる言葉を聞き続けると、しおれてしまうんです。 当然人間も、ののしる言葉を聞き続けると、身も心も消耗しますよね。

保護者様:はい。

私:それに辛いのは、ののしる言葉は、ののしった側も消耗するんですよ。

保護者様:確かに! 「もう~」ってなり、こちらもよく疲れます。

私:ですよね。これは、優しい言葉も同様です。人に対して、優しい言葉をかければ、植物もそうであるように、ますます元気に成長していけます。

保護者様:なるほど。そして優しい言葉は、かけた側も元気になれると。

私:おっしゃる通りです。だから、私たち進光ゼミナールは、承認活動を大切にしているんです。

―――――

この会話にもありますが、言葉には相手を癒す力があります。
鶴田北教室の生徒たちが明るく通塾しているのも、私が生徒たちと話すことが大好きなのも、言葉の力なのかもしれません。

2301, 2023

#61:人間は記憶をどこに保存するか知っていますか?

1月 23rd, 2023|

鶴田北教室室長の新井です。突然ですが、表題にもなっています「人間は記憶をどこに保存する」のか、皆様はご存じでしょうか。
答えは『空間』です。今回はこの話をさせてください。

ある日の出来事です。私は私自身が授業に入っていなくても、生徒たちに声をかけて教室中を回っています。
そんな中、一人の生徒が「先生相談があるのですが、お時間ありますか?」と声をかけてくれました。
「分かった。授業終わりでもいい?」と返事をして、その場は終えました。

授業後。その生徒から話を伺いました。
その生徒は高校受験生です。今現在、自分に悩みや不安があることを打ち明けてくれました。
この生徒に私は、『上を向いて、頑張っていこう』と声をかけました。
以下は、その生徒との会話の一部です。(※前回同様、私のセリフはカッコよくしています。)

―――――
私:そっか。プレッシャーやばそうだね。

生徒:はい。とっても。。。(下を向いている)

私:ここからでもどれぐらいやばいか、伝わってくるよ。だって〇〇ちゃん、下向いてる。

生徒:??

私:人間はね、記憶を空間に保存する生き物なんだよ。良い記憶は上へ。嫌な記憶は下へ。

生徒:そうなんですか?

私:だから、怒られている人は、嫌なことだと思って下を向いて話を聞くし、推しの話を楽しそうにする友達は上や前を向いているでしょ。

生徒:ああ! 確かに!!

私:ね。だからこそ、〇〇ちゃんの今の悩みを下を向いて抱えたままなら、一生解決しないよ。上を向いて、頑張ってみようよ。

生徒:はい!

私:ここで学んできたこと、楽しかったことを思い浮かべて、『これほどの努力をしてこれた自分はすごい』って思うんだ! きっとその時には上を、前を向いて歩いていけるはずだよ。

生徒:ありがとうございます!!

―――――

生徒たちの悩みは数多くあり、それを抱えたまま進んでしまっています。
私は、それを少しでも軽くしていきたい。そう考えています。

1601, 2023

#60: 運の”カラクリ”

1月 16th, 2023|

鶴田北教室室長の新井です。私立受験の結果が届き、教室で喜びを爆発させているこの時期に、私事ですがもう1つ良い知らせを聞くことができました。
私の大学生時代の友人から連絡がきたのです。今回はその話をさせてください。

その友人からの連絡は、夢の実現に向けた試験を無事合格できたというものでした。すぐさま私は電話をかけ
「おめでとう!!」と声をかけました。

「ありがとう! 嬉しいよ!」と返事をくれ、その後少し雑談をしました。

その雑談の中で、「試験に合格できたのは自分がよく復習していたところが出たので『運が良かった』からだ」と言っていましたが
「それは違う」と私は声をかけました。
以下では、その時の電話の内容です。(※一部、私のセリフをカッコよくしています)
―――――
友人:えっ? それは違うってどういう意味?

私:『運は偶然じゃない』ってこと

友人:……はぁ

私:どうした?

友人:いや、ちょっと意味が分からなくて。

私:例えば、歩いている時に鳥の糞が肩に落ちてきたら、「運が悪い」の一言で片づけるのか?

友人:まぁ、最悪だし、どこに落ちてくるかなんて分からないでしょ。

私:洗濯物を干したのに、午後から雨が降ってきて、服はびっしょりになっても、「運が悪い」のか?

友人:……?

私:ワールドカップの決勝で、メッシが延長後半に決めた得点は、キーパーが弾いたこぼれ球をつめて取ったものだけど、それもメッシがたまたま偶然そこにいたから決められた『運』がいいものだったのか?

友人:いや、あれは『メッシがこぼれ球に反応できる位置に走りこんでいた』から、決められたものだろ。メッシの実力だ。

私:そう。それなんだよ。運の『カラクリ』は。

友人:んっ?

私:メッシは味方がボールを持つ位置などを考えて、自分へのパスがないと判断したから、パスを受けるスペースにいるのではなく、こぼれ球に反応できる位置に走りこむことにしたんだ。

友人:なるほど。

私:前に挙げた2つの例もそう。「この電柱付近は鳥の糞がよく落ちてくるんだよな」って分かれば、そこを離れればいい。天気予報アプリで降水確率を見れば、「これから雨が降るかもしれないから、洗濯は明日まとめてにしよう」って思えるかもしれないだろ。

友人:確かにね。

私:これが運の『カラクリ』だよ。運はそれを予期して、準備してきた者のところにしか舞い降りないんだよ。だから、過去問演習や問題集で勉強をしてきたからこそ、できるところが増えて、出題されても対応できる問題数が多くなったんだ。その結果、試験に受かったんだ。

友人:…なんか、照れるな。
ー----

これはどの出来事にも当てはまります。
生徒たちには運を手繰り寄せるための準備を徹底してもらえればと思います。
そのために必要なことはこちらで用意できればとも考えています。

901, 2023

#59: 学習記録ノートを見ろ

1月 9th, 2023|

鶴田北教室室長の新井です。鶴田北教室の生徒たちは、全員第1回の私立受験を終えました。今は結果を待ちつつ、県立入試や第2回の私立入試に備える時間です。

生徒たちは一区切りついても、決して緩むことなく学習に取り組めており
「私の中学3年生の時よりもすごいな」と感心しています。

本日は、その私立受験に挑む前に生徒たちと話した内容についてお話します。

 

 

「明日が、私立本番の生徒は、帰る前に必ず一声かけてね」

 

 

私は全体にそう呼びかけ、生徒たちが帰る前に一人ひとりに合わせたエールを送りました。
受験に対して不安そうにしている者や、自信いっぱいの表情を浮かべている者
「あれ? 明日が試験だっけ?」と不思議そうにスケジュールを確認する者もいました。(たくさん声かけたはずなのに。。。)

十人十色の生徒たちですが、1つだけ共通している悩みがありました。
それは、「努力してきたことの成果が出せるかどうか」でした。

そんな生徒たちに私がかけた言葉は「学習記録ノートを見ろ」というものでした。

【※学習記録ノート:生徒たちのその日の授業の様子を講師が書く、連絡ノート】

続けて私が伝えた言葉は以下の通りです。

「やってきたことが生きるかどうか、努力の成果を出せるかどうか不安なら
学習記録ノートを見なさい。
そこには、入塾してから今までの努力の跡がある。
全員それは、何枚にも何十枚にも渡っているはずだ。
これほど積み重ねてきた努力が全く生かされないなんてこと、あるわけないだろ?」

生徒たちの顔が少し笑顔になりました。

私にできることは、不安な表情を少しだけ笑顔にするレベルのことだけなのかもしれません。
しかし、それでたった1%でも生徒たちの気持ちが軽くなるなら、私はそれを行っていきたいと思います。
次に生かせる反省は残ったとしても、取り返しのつかない後悔を残させないように。

101, 2023

#58: 中3生へ

1月 1st, 2023|

鶴田北教室室長の新井です。いつも私の考えや想い、教室の雰囲気をお伝えするブログを書いていますが
この場を借りて、鶴田北教室の中学3年生へ、メッセージを書かせてください。

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鶴田北教室の中3生のみんなへ

いよいよ私立受験だね。
君たちのほとんどが、「受験」を初体験することでしょう。

本番の雰囲気に緊張すると思う。今まで重ねてきた成果が出せるかどうか不安だと思う。
そんなみんなに私の考えを伝えます。

緊張や不安と言った、いわゆる”プレッシャー”があるのは、”合格する自信があるから”なんだ。
合格する自信がない人は、「無理だ…」と思って、そもそもやる気が出ずにプレッシャーも感じないものだ。

果たして、みんなが抱えている不安な思いは、自信がないからなのかな。
そんなことはないはずだ。

確かに鶴田北教室の生活では、様々な壁にぶつかって苦戦してきたよね。

下野模試では、感じた手応えほど成果が出なかったこともあっただろう。
授業では、問題なく解けていたのに、テストでケアレスミスをしてしまったこともあっただろう。
どれだけ時間をかけても、一人では答えまでたどりつけなかった問題もあっただろう。

でも、よく思い出してほしい。
君たちのペンはその時からずっと止まったままだったかい?

そうではなかった。
君たちは厳しい壁にぶつかりながらも、ペンを動かし、問題を解き、困難を乗り超えてきたから、今があるんだ。

君たちはもう覚えていないだろうけれど
塾での最初の授業では、これから広がる可能性に期待して
私が「がんばろう」と声をかけると
君たちは「はい」と返事をして、微笑んでいたんだ。

さぁ、いこう。もう準備は整っているはずだ。
目の前にある一筋の光を掴んできな。

後は、楽しむだけだ。

鶴田北教室室長 新井より
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