1210, 2023

後半戦のスタート

10月 12th, 2023|

皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

今日から、今年度の後半戦(2学期)がスタートします。
皆さんはどのように「秋休み」をお過ごしになったでしょうか。
私は、趣味のバスケの試合の観戦のために、新潟までちょっとした旅行に行ってきました。
それ以外の日は、日中は残っていた仕事を片付け、夜は本を読み、後半戦の目標を立てました。

私の今年度、後半戦の目標は、「期待値以上の価値を提供し、感動を生む」です。
塾に通っている生徒たちは、それぞれに目標や、塾に通う動機があるはずです。
中には、積極的な理由ではなく、塾に通い始めた生徒も多いはずです。
例えば、自宅ではまったく勉強をせずに、成績も振るわず、半強制的に保護者が入塾させた。など

そんな生徒たちにも、勉強する意味や、現在の努力が将来にどのようにつながっていくか、という意味づけをしたり、少しでも面白く、わかりやすい授業を行い、「わかる」をたくさん実感し、「できる」という成功体験と、その成功体験を承認することで自己重要感を高めるような取り組みを、教室スタッフ一丸となって取り組んでいきたいと思います。

そのためには、まずは生徒一人ひとり、また保護者の皆さま、お一人お一人の期待する価値を把握することが第一歩となります。
10月は、生徒面談、そして保護者面談にを通して、皆さまの価値を正確に把握することに尽力したいと思います。

510, 2023

オンライン保護者会を開催します。

10月 5th, 2023|

皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

進光ゼミナールでは、10月21日(土)、22日(日)にオンライン保護者会を実施いたいします。
今回の保護者会は、小学生、中学1、2年生、中学3年生、高校生に分け、zoomを利用してオンラインで保護者会を実施いたします。

小学生対象のオンライン保護者会では、
1)学習指導要領について
2)小学生の勉強の大切さ
3)子どものやる気を引き出す親のアプローチ

中学1、2年生対象のオンライン保護者会では、
1)高校入試について
2)定期テストの重要性
3)子どものやる気を引き出す親のアプローチ

中学3年生対象のオンライン保護者会では、
1)高校入試制度と志望校の選び方
2)進光ゼミナールの教育方針と高校合格までの流れ
3)高校3年間を充実したものにするために

高校生対象のオンライン保護者会では
1)学習指導要領について
2)評定の重要性
3)大学入試の現状について

と各学年の保護者の皆様が気になっている話題について、お話をさせていただく予定です。
私は、小学生、中学生の保護者会で『子どものやる気を引き出す親のアプローチ』というタイトルで、簡単なワークを使いながら、思春期を迎えるお子さまと、より良くコミュニケーションをとる方法、子どもたちの自己重要感(セルフエスティーム)を高めるためのヒントをお伝えしたいと考えています。

学習指導を通して、子どもたちのやる気に火をつけ、「やればできる!」を目指す進光ゼミナールの教育方針が少しでも伝わるように、オンライン保護者会の準備をしています。

2709, 2023

『国語とは!』

9月 27th, 2023|

皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

前々回のブログでご紹介した、教育コンサルタント中土井鉄信先生の、興味深い国語の授業のやり取りを見つけましたので、ご紹介したいと思います。
中土井鉄信先生が、とある私立高校の理事をしていた時に、夏の講習で国語の授業を担当した時に、なぜ国語を勉強するのかを生徒たちに話した内容の一部になります。

中土井 :このクラスで国語が好きな人?(手を上げる格好をして質問)

えっ!誰もいないの?

じゃあ、国語が嫌いな人?(手を上げる格好をして質問)

えっ!そんなにみんな嫌いなの!困ったな。

難しいから嫌いっていう人?(手を上げる格好をして質問)

ほとんどそうなんだ。難しいと思っているんだ。

国語は、難しいよな。先生も学生時代は、苦労した。

でも、国語ってそもそも難しいもんなんだよ。

そうしないと、役に立たないんだ。他人の気持ちって、なかなかわからないだろう。

国語は、他人の気持ちを分かるようにするための訓練なんだ。だから、易しいと現実的な役に立たないんだよ。だから、難しくしてるんだ。でもね。他人の気持ちもその人とじっくり話をしたらわかってくるだろう。国語も同じなんだよ。じっくり読んでいくと、一杯ヒントがあって、段々わかってくるんだ。君たちは、まだそのヒントの見つけ方が分かっていないだけなんだ。

だから、この講習で、そのヒントの見つけ方を教えるから。そうすれば、他人の気持ちもわかるようになるよ。国語を勉強するって、他人の気持ちを理解するための練習なんだ。

さあ、練習しよう。

こんな感じで伝えながら、授業をスタートさせたそうです。

「他人の気持ちを理解する」とても、重要で、最も難しいことかもしれません。しかし、相手が、自分の気持ちを理解しようと努力してくれている。その意識、態度が伝わるだけでも大きく相手との心の距離は縮まるのではないでしょうか。そういう大人になれるよう、これからは国語を教える際の意識を変えたと切に思いました。

2009, 2023

『夏休みの宿題、生成AIに作らせるのは「不正」』

9月 20th, 2023|

皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

先日、夏休みの宿題が終わらなかった中学生たちが、「作文とかChatGPT(チャットGPT)でよくね?」という会話をしていたのですが、生成AI(人工知能)という新しい技術の発展により、新しい懸念点も出ています。

文科省の指針案(朝日新聞 6月22日)

「ChatGPT(チャットGPT)」のような、文章・画像を自動的に作り出す「生成AI(人工知能)」の使い方をめぐり、文部科学省がまとめた国公私立の小中高向けガイドライン(指針)案の内容が判明した。日々の学習での使い方の注意点や、読書感想文など夏休みの課題をめぐる指導のあり方などについて具体例を列挙している。

指針案は「生成AIを使いこなす力を育てる姿勢が重要」としつつ、著作権侵害や批判的思考、創造性への影響といった懸念やリスクもあると指摘。基本的な考え方として「限定的な利用から始めることが適切」として、一部の学校では試験的な活用を進め、成果や課題を検証するとした。

ただ、学校外で子どもが使うことも想定されるため、情報の真偽を確かめる習慣づけといった、情報を活用する能力を育む教育はすべての学校で一層充実させることも必要と指摘した。

学校向けに、具体的な注意点も示した。例えば、夏休みの読書感想文や各種コンクールに応募する作品について、生成AIに作らせたものを本人の成果物として提出することは不正行為だと、十分指導することが必要とした。また、定期テストや小テストといった学習評価に関わる場面で使わせることなどを不適切な例として挙げた。

一方、適切な使い方として、グループ討論の途中段階で考えをまとめた後に、AIを使って見落としていた視点に気付いて議論を深めるといった例を挙げた。

文科省は、生成AIが急速に普及し、教育現場で活用を模索する動きが出始める一方、

様々なリスクも指摘されていることから、「各学校が活用の適否を判断する際の参考資料」として指針案を作成。「一律に禁止・義務づけを行う性質のものではない」とする。近く公表する方針で、今後も随時更新するという。(久永隆一)

教育の現場に生成AI(人口知能)は必要でしょうか。成長の過程では、例え子どもたちが答えを間違えてしまっても、自分で考え、自分の手で調べ、自分の意見を持つことが重要なのではないでしょうか。子どもたちが生成AI(人口知能)を使う場面を適切に判断し、使用することができるでしょうか。便利な道具の使い方を教えるよりも、自ら考え、試行錯誤するということを、教えることの方が重要ではないでしょうか。便利な道具の使い方は、もっと大人になってから教えればよい。せめて義務教育期間は、生成AI(人口知能)を使わずに、自ら考える力の育成に全力を注ぎたいものです。

1509, 2023

★『新しい意味を生徒に伝える!』

9月 15th, 2023|

皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

8月21日から、鶴田北教室のヘルプに行っており、ついつい西川田教室のブログをサボってしまいました。久しぶりのブログでは、勉強する意味について興味深い記事を見つけたので、皆さんにご紹介したいと思います。

『皆さんは、こんな質問を生徒から受けたことがありませんか。「なんで勉強するの?」、「なんで数学なんか勉強しなきゃいけないの?」、「どうしてこんな訳の分かんない文章を読む必要があるの?」等々。

この手の質問が出る度に、勉強をする意味を伝えたものです。決して、「将来、役に立つから」なんてことは言いませんでした。学校の勉強が将来役に立つことは何にもないのですから。そして、学校の勉強は、将来役に立つことを想定してはいないのですから。

それでは、どんなことを言ったのか。その手の質問をしてくる生徒に応じて色々な話をしたわけですが、表現や事例は違っていても勉強の意味に対しては、基本は同じです。

それは、今やっている勉強は、社会に出た時の練習なんだということです。子どもを大人にする一つの訓練が学校の勉強なのです。例えば、大人になって勉強しないと、社会に置いていかれて大変なことになるのですから、子どものうちに勉強するということの練習をしておくことが必要なのです。

また、人間は社会的な動物ですから、他者を理解することや自分を理解することが必要になります。勉強は、初めて出会った事柄を理解する練習になるのです。分かりにくいことを理解しようとすることが、つまり、他者理解の練習なのです。

他人が書いたものを理解する、これも、学校で初めて習うことになります。他人を理解するためには、学校の勉強は、格好の機会を創ってくれるのです。また、子どもは好きなことをすることが許されますが、大人は、その前に、自分の義務を果たすことが求められます。

自分のやるべきこと=自分の課題に向き合う力をつけることも勉強をやる意味なのです。』

(教育コンサルタント 中土井鉄信メルマガより一部抜粋)

私たちが、子どものころに教育的行為を通して身に付けたものは、私たちの基本的な意識として一生残ります。社会の中で生きていく子どもたちが、社会から愛され、社会の中で協働し、生きていくためにも、この「勉強する意味」を正しく伝えて行くことが重要だということを、改めて認識させられる記事でした。私たちは、学校の成績が良くなるためだけに、学習指導をしているのではないということを、私たち塾人は忘れてはならないのです。

3108, 2023

夏期講習最終日そして、明日から通常授業スタート!

8月 31st, 2023|

こんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

始まる前は、長いと思っていた夏期講習も今日で最終日です。
毎年思うことですが、過ぎてしまうとアッという間で、名残惜しい気がします。

しかし、そうはいっても明日から通常授業もスタートしますし、姿川中学校、若松原中学校、横川中学校などでは9/1に期末テストが実施されます。子どもたちにとっても夏休みの終わりは名残惜しいでしょうが、名残を惜しんでいる場合ではないようです。

夏期講習の終盤には、毎年、9月以降の学習の取り組み方を考えます。
まずは、高3生と面談を行い志望校、受験科目を確認・設定しよう!とか、中3生には、一人ひとりに10月の下野模擬テストまでの課題を決めて学習を進めよう、など、いろいろと9-12月までの行動計画を立てます。

その時に、大切にしていることは、生徒一人ひとりの現状と性格を考え計画を立てることです。生徒は一人ひとり、おかれている状況も性格も違います。一律の課題に取り組むのではなく、生徒一人ひとりの未来の姿を想像しながら、各個人が最大限に成長できるように計画を考えます。なかなか時間のかかる大変な作業ではありますが、子どもたちの成長の何かの役に立つことを信じて、しっかりと準備します!

何かの終わりは、何かの始まりです。
生徒たちだけではなく、私も夏期講習の最終日をしっかりと過ごし、明日からの通常授業をがんばろう!