説得のコツ
こんにちは
若松原教室の阿部です
先月から保護者面談が始まりました。
教室の授業の取組やお子様の様子を伝え、家での様子を共有する面談です。
面談で必ず話題になるのが「スマホ」「ゲーム」です。
今は、小学校も宿題を出さずに「自学」としている学校もあるみたいですね。
「自学」ですから、中には”漢字3文字”書いて提出して、それで良しとなっているとか…。
家でどうしたら机に向かってくれるのか?
そんなコツを一つお伝えできれば。
まずは、お子さまの価値観を確認してください。
どういうことかというと、何が好きで、好きな理由は何かを知ることです。
例えば、野球が好きだとして、どうして好きなのかを聞くのです。
攻めと守りがはっきりしているから好きなら、お子さまの価値観は、明確なルールのモノを好きになのかもしれません。
逆に、ごちゃごちゃしていることは嫌いなのかもしれないのです。
また、嫌いな理由も聞いてください。これが2つめのコツのことです。
一例として以下の会話例を見てください。
お母さん:A君、来週からそろばん習わない?
A君:え~?嫌だよ!
お母さん:そろばん、ためになると思うんだけどな。
A君:え~・・・。嫌だよ!
お母さん:なんでそんなに嫌なの?
A君:そろばんって、結局は勉強でしょ!嫌だよ。
お母さん:楽しくないってこと?
A君:まあ。面倒だもの。
お母さん:そうよね。面倒なことは嫌だよね。勉強っぽくって、面倒だから嫌なんだね。
A君:そう。
お母さん:今まででさあ、面倒だと思ったけどやったら案外面白かったものってある?
A君:え~・・・。何かあるかな・・・・。
お母さん:A君、ほら、あれなんてどうだったの?ピアノ教室。
A君:あれね。そうだな。最初は、面倒くさいと思ったけど、今でも続いているね。
お母さん:やって後悔したの?どう?
A君:後悔してないよ。最近は、ちょっと難しいけど、それでも楽しいよ。
お母さん:そろばんだって、ピアノと同じじゃない?
最初は面倒くさいかもしれないけど、やってみれば案外、面白いかもしれないよ。
勉強っぽいけど、手先が器用になるから、ピアノにもいい影響が出るかもね。
A君:どうかな?わかんない。
お母さんは、そろばんを習わせようとして、A君を説得しているのですが、無理やりという感じではありません。
これが大切なのです。
相手を認めながら、相手の感じている障害を徐々に取り除いていこうとすることです。
説得したからと言って、直ぐに結論を出そうとしなくて良いのです。
徐々に良い方向へ向かわせるようにしましょう。
説得のコツとは、
1. 相手の価値観を知る
2. 相手のやりたくない感情を確認する
3. やりたくないことをやったら、どんな気持ちになるかを確認する
4. やりたくないことをやるとすれば、どういう条件なら出来るのかを確認する
5. 相手が好きなことをしているとどういう感情や状態になるのかを確認する
いかがでしたか?
明日から実践してみてください。
中学とは違う…
こんにちは
若松原教室の阿部です
今週から高校生の中間テストが始まりました。
高校3年生は、評定を決める重要なテストです。
その評定が決まるテストも、中間テストと期末テストの2回だけとなりました。
油断しないよう、取組んでください。
さて、高校1年生になったN君が、来週から最初の中間テストにのぞみます。
本日、テスト前の最後の授業なので、昨年の問題を解かせました。
まず第一声が「問題の量が多い!」「解答欄が大きい!」でした。
高校の数学は、途中式まで書かせる問題が多いのです。
そして中学校と違い、絶対解けないような問題も数問混ぜてきます。
また、教科書からというよりは、ワーク(問題集)から出題されることが多いですね。
大学入学共通テストや私大の過去問から出題する学校もあります。
N君は、少しなめてました…。
中学の時に数学は、結構できていたので、今日の今日まで油断していたのです。
というより、暗記科目が苦手なので、社会や英語の勉強をやっていたのです。
数学は、学校の授業をそれなりに理解していたので、大丈夫だとタカをくくっていたのでしょう…。
昨年の問題を見て、これはやばいと思って、授業が終わっても自習しています。
「自習はもうしないと思ってたのに…」とぶつぶつ言いながらやっています。
事前に過去問を見せておいて良かったと思います。
大げさかもしれませんが、最初の中間テストで、今後の3年間が決まります。
「高校受験が終わって、ほっと一息」は、もう終わりです。
N君は、「社会の先生になりたい」という目標に向けて、ここから頑張るはずです。
他の高校1年生も、同じように、今頑張っています。
結果を楽しみに待ちましょう。
さあ、気分一新!ここから頑張ろう‼
こんにちは
若松原教室の阿部です
GW皆さんいかがお過ごしでしたか?
すっかり「コロナ」は過去のことになりました。
休みボケがちょっとの間続くかもしれませんが、ここから気を引き締めて頑張りましょう。
高校生は、1学期の中間テストが実施されますね。
若松原教室でも、5/14(火)の栃木女子を皮切りに全ての高校で5/23(木)までの間に実施されます。
特に高校1年生は、高校最初のテストなだけに「不安」しかないと思います。
「不安」を考えるより、まず「やってみよう」です。
テスト勉強の仕方は、入学後も話してきました。
中学とは違うことも話しました。
やれるだけのことをやって、臨んでください。
高校3年生は、大学入試に必要な評定を決めるテストは、残すところあと2回しかない、と考えて、あえて自分を追い込みましょう。
追い込まれて見えてくる「何か」があるかもしれませんね。
中学生も、6月には中間テストが始まります。
この5月は、学習の土台を作る重要な時期です。
油断慢心せず、学習計画を立てて、この5月を過ごしましょう。
『気合い』を入れて頑張りましょう!!
『気合いだ、気合いだ、気合いだ~っ』
「新学年応援割」5/17(金)までです。
詳しくは教室にお問い合わせください。
http://sinkohseminar.com/main/
GWの休校期間中には…‼
こんにちは
若松原教室の阿部です
4/27(土)~5/5(日)はGWのため休校となります。
通常授業は、5/6(月)からになります。
祝日ですが、5/6から始まりますので、お問い合わせは5/6(月)以降にお願いします。
小中学生には、GWの宿題を出してあります。
小学生は、GW明けに実施する「春の到達確認テスト」のための宿題です。
満点目指して、『1位』を狙いましょう。
中学生は、1学期中間テストの対策問題になっています。
時が過ぎるのはあっという間です。
気がついたらテスト範囲が配られます。
その時に余裕がも持てるよう、GWの宿題に取組んで準備をしておきましょう。
勉強だけではなく、部活に遊び、充実したGWにしてください!!
そういえば、GW(と言う呼び名)を知らない中3生がいましたね…。
新学期は未来への第一歩
こんにちは
若松原教室の阿部です
学校が始まり1週間が経ち、およそ環境には慣れてきたのではないでしょうか?
戸惑いや不安、一方で「?」がつくようようなこともあるのではないでしょうか。
学校というものは、社会に出て集団生活を送るための準備段階だと考えます。
勉強や部活だけが学校生活ではないのです。
実は知らず知らずのうちに、社会に出ても対応できるための基本的なコミュニケーション能力や教養を身につけているのです。
大学4年生になるとこの時期に就職活動が始まっていて、早い人で6月には就職先が決まります。
経団連のアンケートによると、企業が選考する際に特に重視した点は「コミュニケ―ション能力」が87.0%で13年連続の1位でした。
次いで「主体性」が63.8%で7年連続の2位。
3・4位では「協調性」(49.1%)が「チャレンジ精神」(46.0%)を上回りました。
企業が求めるこの「コミュニケーション能力」「主体性」は、小中高の12年間でもよく耳にする言葉です。
クラスや部活動で何かを決めるときに自分の言いたいことを言葉に出して正確に伝えることができるか。
→普段の親子の会話で身につけられますので、SNSだけではなく顔を突き合わせた会話をしてください
テスト勉強の計画を自分で考えてたてて、実践することができるか。
→結果だけではなく、結果を出すための経過を見てあげてください
何気ない毎日の行動が、社会に出た時の「糧」となるのです。
新学期、新たな第一歩は、今年1年の一歩だけではなく、この先々の第一歩だということを理解して、充実した学校生活を送ってください。
「理不尽さ」を学校で学ぶことも、将来役に立つかもしれませんね((笑))
「新学年応援割」実施中!!
詳しくは教室までお問い合わせください
http://sinkohseminar.com/main/
新学期は『自分らしく』‼
こんにちは
若松原教室の阿部です
今日から新学期ですね!!
心機一転、いろんなことに挑戦して、「”脱”自分」を目指してみましょう。
自分の長所や自慢できる点、誇れるところも一度見つめ直してみましょう。
自分の好きなところも嫌いなところも「全肯定」してみたら、新しい自分を発見できるかもしれませんね!
受験生の今年1年は、いろんなプレッシャーが襲い掛かってきます。
押しつぶされそうになるかもしれません。
そんな時に、そんなプレッシャーをはねのけてくれるのは『自分らしさ』だと思います。
だからこの新学期の始まりに、『自分らしさ』を見つめ直す時間を作ってください。
勉強するとき、部活の時、遊んでいる時、など「数学はやっぱり苦手だ」「今日の試合は勝てて良かった」「今度もまた遊ぼう」なんて意識せずに振り返るときがあると思います。
その時に、もうちょっと振り返ってみてください。
「何で苦手なんだろう?」「なんで勝てたのかな?」なんていうふうに「なんで?」を付け加えてみましょう。
その理由に『自分らしさ』がふと意識できるのではないでしょうか?
今年1年はどんな1年にするかは『自分』次第です。
『自分らしさ』を見つけてください。