キミが学ぶ動機は?
こんにちは、若松原教室の山城です。
ここ1,2週間は、保護者の皆様と面談をさせて頂く毎日です。
特に、新中学3年生・新小学6年生や学校生活に大きな変化を迎える新中学1年生とは、進路について本格的なお話をしています。
その面談の中で、毎日、様々な発見があります。
新中学3年生になるRくんには、進学に伴う心境の変化もあったようで、先日から
「今まで授業の時にしか塾には来なかったけど、受験生になったら、自習しに行くから!」
「この高校の入学試験って、どんな問題が出るの?教えて欲しい」
と、自主的に塾へ自習をしに来てくれるようになりました。
こうした生徒の心が成長する瞬間に立ち会えることは、本当にうれしく思える機会です。
Rくんのように、塾に通い始めることで、成績だけでなく、勉強へのやる気・向き合い方に変化があらわれる生徒は、たくさんいます。
学校の定期テストで良い点数を取れることも勿論そうですが、「こうなりたいから、こうしたいから、勉強する」という本人の内から出てきた勉強意識は、「やりなさい」と言われて、渋々取り組む勉強とは、学力の定着も継続力も段違いです。
そういった意識を育むことを私自身、大事にしていきたいと考えながら、日々生徒と向き合っています。
今年度もまもなく終わります。
新学年へ進むための心の準備をしっかり行い、次学年に備えましょう。
高校卒業後の進路は?
こんにちは
若松原教室の阿部です
ただいまの時期は、保護者面談を実施しています。
今年度の授業の報告と新学期に向けた学習内容の提案などを保護者の方に説明する面談です。
今回の面談で保護者の方に強くお願いしていることが「高校卒業後の進路を考える」です。
小学生には、少し早いので将来の夢や興味のあることなどを聞いています。
その他の学年の生徒には、「高校卒業後の進路」を具体的に考えてもらうようお願いしています。
今年は、コロナ禍の影響で、子どもたちはいろいろな制約を受けました。
制約だけではなく、やりたいことが自由にやれなくなってしまいました。
本来部活動に打ち込むべき時間を持て余してしまい、余計なことを考えてしまい、行動に移してしまう子どもが多くなったということも耳にしました。
前回の冬の面談でそんな兆しがあったので、中学2年生のお母様方には、コロナ禍を良い機会と捉えて、家族で「高校卒業後の進路」を考えてください、とお願いしました。
それを実行してくれたお母様がいて、子どもに学校を見せたら意識が変わった、と今回の面談で報告いただきました。
当然こういう状況ですから、学校の外からしか見ることはできませんが、それでも、大きな影響を与えるみたいです。
今年度は、文化祭や一日体験入学、職業体験(宮チャレ)がすべて中止となってしまったので、肌で感じることができませんでした。
今年の受験生の中にも、入試当日が初めて行く学校、という生徒が数名いました。
ですので、外からでも良いので、興味にある学校は今から見てください。
そうすれば、自分がこの学校に通って、3年間どんな生活をするのか、卒業後はどうしているのだろう、なんてことを考えるはずです。
高校卒業後の進路をしっかり見据えて、高校を選びましょう!!
自分のやりたいこと、興味のあることが叶えられる、そんな高校を選び、そのための努力を今から少しずつ積み重ねていきましょう!!
新中学準備講座受付中です。
http://sinkohseminar.com/zyunbi/
お問合せ、お待ちしています。
学年末テスト、目指せ50点アップ
こんにちは
若松原教室の阿部です
若松原教室では、中学生の期末テスト対策特別授業の期間に入りました。
今月は、中学生も高校生も学年末テストが実施されます。
今年一年は新型コロナウイルスに翻弄されてしまいました…。
それでもテストはやってくる!!
中学1年生と高校1年生は、新しい環境にもだいぶ慣れたと思いますので、その1年間の集大成として前回の合計点より50点アップを目指しましょう!!
中学2年生と高校2年生は、いよいよ受験学年を迎えるので、この2年生の有終の美が飾れるようしっかりと対策を打ちましょう。
学校から配られているプリント類やワークは、最低2回は繰り返すこと。
国語は、漢字の書取練習はもちろんですが、古文単語の意味を覚えること文法事項の練習にも打ち込むこと!!
英語は、単語と熟語、会話表現の書取練習をして、教科書の内容理解の際には指示語(it、that、themなど)にも注意を払って和訳しておきましょう。
数学は、復習内容が出される学校は、テスト範囲だけではなく苦手な単元の復習もしておきましょう。
理科は、教科書の太字の意味まで覚えることと、実験や観察の目的や結果までワーク等で練習しておくと。計算問題も練習は必要です。
社会は、教科書の太字の暗記、教科書のイラストや表、グラフにも目を通して、ワーク等で記述の練習もしておきましょう。
分かっていると思いますが、ワークやプリント類の答えの丸暗記に意味はありません。
そして保護者面談も始まっていますので、今学年の学習報告と新学年に向けた学習アドバイスをさせていただきます。
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興味のある方はお問合せください。
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「新中1生」の英語はめっちゃ難しくなる!!
こんにちは
進光ゼミナール若松原教室の阿部です
先日のブログで指導要領の改訂について触れました。
今日は、もう少し具体的にお話しします。
今回の指導要領の改訂で、特に大きく影響を受けるのは小学6年生(新中学1年生)ではないでしょうか。
では、どんなふうに変わるのか?
1)語彙数の増加
これまでは、小学校で習った単語は「600~700語」、中学で習う単語は「1600~1800語」でした。
が、新学習指導要領では「2500語」と約1.5倍増えるのです。
そしてこの「2500語」は、いわゆる4技能「読む・聞く・書く・話す」の力が問われ、定期テストでは発信語彙と呼ばれる「書く・話す」が重視されます。
今までの単語の練習では不十分ということになります。
2)移行される文法事項
文法については、これまで高校で扱っていた内容の一部がおりてきます。
また従来は中1の後半で習っていた助動詞canが、新教科書では中1の最初の単元でbe動詞・一般動詞とともに扱われるケースが多くなっています。
現在完了の3用法は 継続→経験→完了 の順に扱うのが一般的でした。新教科書では現在完了進行形が加わったため、ほとんどの教科書が継続用法を3用法の最後に扱い、継続用法と関連させて現在完了進行形を扱っています。
その他以降内容
・中1 過去進行形(中2より移動)
・中2 現在完了進行形(高校より移動) It has been raining since this morning.
・中3 原形不定詞(高校より移動) Will you let me try? 試させてくれますか?
仮定法 (高校より移動) If I were you, I would ask~. I wish I knew my cat feelings.
3)アクティビティの比重増加
授業は英語で行うことを基本となり、対話的な活動重視やグループワーク、ペアワークが増加します。
アクティビティを増やすことには大いに賛成ですが、「増加する=英語の時間数が増える」ではないのです。
英語の時間数は変わりません。
何かを削って授業を進めるしかないのです。
では、何が削られるのか?
それは「文法事項の説明・確認・演習」の時間です。
つまり、入試に必要な「文法の定着」の時間が少なくなるのです。
ここが一番の不安要素ではないでしょうか。
進光ゼミナールでは、指導要領の改定があっても、高校入試(将来的には大学入試)に必要な文法演習をしっかりとやらせます。
英語学習の難化は避けられないので、英語を苦手科目にさせないよう学習時間の確保をさせます。
そして不安を解消するために「新中学準備講座」を用意しましたので、ご興味ある方はお問合せください。
お問合せお待ちしています。
「新学習指導要領」とは?
こんにちは
若松原教室の阿部です
本日は『学習指導要領』について少し。
そもそも、『学習指導要領』とは?
それは、文科省が定めるカリキュラムの基準です。この学習指導要領は社会のニーズや時代の変化に沿って、約10年毎に改訂されています。
近年、情報化やグローバル化の加速度的進展やAIの飛躍的な発達により、社会は大きく激しく変化しています。そのため、身の回りの物のほとんどがインターネットと結びつき、今までできなかったことが簡単にできてしまう時代になりつつあります。そのような時代にあっても、子どもたちには、前向きに変化を受け止め、よりよい豊かな未来の創り手になっていくことが期待されています。子どもたちにとって学校教育とは、社会に羽ばたくための土台作りの場です。社会の変化に対応し、生き抜くために必要な「資質・能力」を備えた子どもたちを育むため、今回、学習指導要領は改訂されました。
それでは、学習指導要領における「資質・能力」とは、一体どんなものでしょうか?
文科省によると、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力、人間性など」の3つの柱からなる資質・能力のことです。
う~ん、何のことやら…。
そうです、分かりずらいんです。
でも、たった一つだけ言えることがあります。
それは、社会変化に対応できる「資質・能力」を備えさせるために学習内容が難しくなるということです。
既に小学生は、2020年度より以下の内容が導入されています。
・外国語(英語)活動
・プログラミング教育
・道徳
そして中学生は、2021年度より以下の内容が変わります。
・英語:各学年で105時間から140時間に増えます。特に中1生は、覚えなければいけない単語の量が増えるなど、かなり難しくなります。
・プログラミング教育:学習内容が2倍程度になります。
高校生は、2022年度より以下の内容が導入されます。
・消費者教育
・主催者教育
今後の学習においてポイントとなるのは、「英語」の学習ではないでしょうか。
2024年度の共通テストには、民間の外部試験の導入も実施されることでしょう。
また、今回の共通テストが布石になっていますが、「思考力」「判断力」「表現力」が必要とされる傾向になるでしょう。
いずれにしても、まずは、学校の授業をしっかりと理解することを徹底しましょう。
そして中学生なら、定期テストで80点以上を継続してとれる学力を身に付けていきましょう。
まずは、今年度最後の期末テストに向けて頑張りましょう!!
第1回共通テスト終えて
こんにちは
若松原教室の阿部です
1/16(土)17(日)に共通テストが実施されました。
共通テストの実施に至るまで、紆余曲折あり、受験生は翻弄されてしまいました。
まず、全体的な総論ですが、センター試験と比較してみると、知識や解法の暗記のみで解答できる問題は減少しました。事前に予想されていた通り、思考力、判断力を発揮して解くことが求められました。身に付けた基本的な知識や解法、公式の使い方などを十分に理解したうえで、それをさまざまな場面で実践的に活用できるかを問う出題傾向がセンター試験よりも強くなっていました。さらに、試験時間内に本文も含む多くの資料の情報を読み取り、必要な情報を整理し解答しなくてはなりませんでした。そのため、時間的にも余裕なかった受験生が多かったのではないでしょうか。
日頃から、知識の暗記だけに頼っていた学習方法だと、かなり厳しいテストになったと言えるでしょう。
この後は、自己採点をして、2次試験や私立大学への出願をします。
どんな結果になっても、まだ入試は続きます。
気持ちを切り替えて次にのぞんでいきましょう。