あっという間に8月に。。。
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
早いもので、8月に入り3日が過ぎました。
今年もすでに2/3が過ぎ、残すところ4カ月となりました。
時間がたつのは早いものです。
夏期講習も早いもので、13日が経過しました。
先日のブログでは、夏期講習の前半戦の話をしましたが、今日は、夏期講習の後半戦のお話をしたいと思います。
夏期講習後半戦は、
小学生は9月以降、難しくなる学習単元に備え、予習に取り組みます。
学校の授業は一定のスピードで進んで行きますが、個別指導では、1人1人が理解できるまで指導をさせていただきます。学校の予習に取り組むことにより、学習内容を理解したうえで、学校の授業を復習として聞くことができるので、理解力、定着率が向上します。難しい学習内容だからこそ、この時期にしっかりと予習に取り組み、学習の貯金を作ることが重要なのです。
中学生は、期末テストの対策、さらに中学2年生、3年生は下野模擬テストのための勉強を両立しなくてはならないため大変忙しくなります。
特に、期末テストの範囲は、夏休み前に学習した内容が中心です。前回のブログで取り上げた、エピングハウスの忘却曲線で考えると、40日の前に学習した内容は、壊滅的に記憶から忘れ去られてしまっています。そのため、普段の定期テストよりも準備期間を長くとり、十分な準備をすることが大切です。
学校の宿題を後回しにしてしまうと、重要な夏休み後半戦に、そのツケが回ってしまうため、まずはお盆休み前までに、学校の宿題を終わらせておくことがカギになりますが。。。毎年、多くの生徒が、後回しにした宿題に追われている姿をよく目にします。今年は、そんな悲劇が繰り返されないと良いのですが。。。
夏期講習が始まりました!
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
進光ゼミナールでは7月22日(土)から夏期講習が始まりました。
夏期講習は前半戦(お盆休み前まで)は、これまでに学習してきた内容を総復習します。
普段は、学校の授業進度に併せて授業を行っていますが、こうした学校が休みの期間は、これまでに学習した内容を復習するよい機会です。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エピングハウスの忘却曲線というのをご存じでしょうか。人は、新しい情報を学習した後、1週間後に復習すると、忘却率は約80%にもなります。つまり、1週間後には、ほとんどのことを忘れてしまいます。しかし、繰り返し学習することで、定着率は上がり、何もしない人と比べると、60%もの開きが生じます。学校のカリキュラムには、復習の時間が設けられていません。夏期講習でこれまでに学習した内容を総復習し、さらに、以前よりも理解を深めることができるように取り組んでいきます。
基礎学力の向上と、規則正しい学習習慣で、学校が休みの間に基礎力を向上させましょう。
そして、、、お盆休みには、しっかりと宿題を出させていただきます。
小学生には、これまでの重要単元の復習するための宿題、
中学1年生には、1学期期末テスト範囲の内容が学習できる内容の宿題、
中学2年生、3年生には、8月末に行われる下野模擬テスト対策の宿題を出します。
こういったお盆休みなどの長期のお休みの期間には、計画的に学習をすすめられるように、たくさん宿題を出しています。
教室での学習だけでなく、家庭学習の質のも、この夏休みに向上させましょう。
夏期講習目前!
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
進光ゼミナールでは、7月22日(土)から、夏期講習が始まります!
全学年、これまでに学習した内容を総復習し、9月以降、さらに難しくなる学習内容に備え、基礎力の向上を徹底的に図ります。
受験生は、志望校合格に向け、
中2生、中1生は9月上旬にある定期テストに向け、
小学生、高校生、それぞれの目標に向けて、約40日の夏休みを、過去最高に充実した夏休みとなるように、1人1人の学習内容を確認し、テキストの準備をしています。
生徒たちにうっとしいと思われるくらい、スタッフ全員、熱血指導で暑い夏を、さらに熱く熱く演出したいと思います!
「冷凍庫を使わずアイスを作る!」理科実験教室
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
去る7月8日(土)、理科実験教室「冷凍庫を使わずアイスを作る!」が行われました。
当日は、あいにくの空模様でしたが、約20名の小学生が西川田教室に集まり、実験を行いました。
今回は、氷と塩を使って、普通の氷より冷たくなるという「氷点降下」という現象を使った実験です。
氷は溶けて水になるとき、まわりの熱を奪います。塩は氷が溶けるのを速める性質があるので、氷に塩をかけると、どんどん溶けていきます。その時まわりの熱をたくさん奪うので温度は0℃よりも低くなります。さらに、塩は水に溶ける時に温度を低くするという性質もあります。氷が溶けて水になると、塩がこの水に溶け出すので、温度はさらに下がっていきます。この理由から氷と塩を組み合わせると、簡単に温度を低くすることができるのです。食塩水はマイナス20℃くらいまでは凍りません。冷凍庫の空気の中で冷やすより、液体の中の方が熱が伝わりやすいので、あっという間にアイスクリームを作ることができるのです。
この実験では、まずは子どもたちに大きめのジプロックに入れた普通の氷と、塩を入れた氷を触ってもらい、実際の温度の差を感じてもらいました。これだけでも、みんな大盛り上がりでした。
次は、小さいジップロックに牛乳、砂糖、バニラエッセンスなどを使ってアイスのもとを作りました。氷と塩の入った大きなジップロックの中に、アイスのもとを入れた小さなジップロックを入れ、まずは素手でシェイクしてもらいました。子どもたちはすぐに手が冷たくなってしまい、シェイクできなくなってしまったので、持参してもらったタオルにジップロックを包み、さらに2分間シェイクし続けました。みんな額に汗を浮かべながら手を動かし続け、3分後、、、
タオルを外して中身を確かめてみると、そこには、明らかに液体ではなくなったアイスのもとがありました。子どもたちは、こんな短時間でアイスができたことに大興奮でした。
各自、氷と塩の入ったジップロックの中からアイスのもとを取り出し、それぞれに試食しました。
舌触りは、市販のアイスほどの滑らかさはなく、どちらかというとシャリシャリとしたシャーベットっぽい感じではありましたが、それでも自分たちで作ったアイスの味は、市販のアイス以上に、思い出に残る味になったようです。
親らしく生きない!その2
皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
本日も、先週に引き続き、私が読んでいるメルマガから、より良い親子関係を築くためにヒントになるのではないかという記事をご紹介したいと思います。私も、親として、ついつい「親らしく振舞わなくては」と思いがちですが、その行動が、その考えが、実は、子どもの成長にとって障害になっているのかもしれません。
「子どものために何かしてやらなくては…」と親は思うことがあります。しかし、実際に行動する時には、子どもの感覚には注意が必要です。なぜなら、何かしてあげたいと強く思うほど、段々と「子どもに何かしていないと、親ではない!」という信念に代わり、親の存在価値を得るため、必要以上に、または、不必要にアプローチしてしまいがちなのです。
これは、子どもにとって迷惑だというだけでなく、親が問題だと感じる子どもの行動(親に対する反抗や親の言うことをきかない)を誘発してしまう恐れもあるのです。
「いつまでゲームしているの!早く勉強しなさい!」
「いつもでも寝ていないで早く起きなさい!」
「自分の部屋なんだから、片づけなさい!」
「忘れ物しないようにしなさい!」
「遅刻しないようにしなさい!」
などの指示命令や、子どもに足りないと感じる部分ばかりに目を向けアプローチしていると、子ども(特に思春期)は、
「なんで私のことに親は口出しをするんだ!自分のことは自分でやるし、自分のことは自分で責任を取るのに…」
と感じるようになります。
親:「遊んでばかりいないで、少しは勉強しなさい!!」
子:「わかってるよ!」
親:「何がわかってるのよ!全然、勉強しないから言ってるんじゃない!」
子:「だから、わかってるって言ってるじゃん!!!」
親:「何!?その言い方。あなたが、勉強しないから言っているんでしょ!お母さんは何か間違ったこと言ってる!?」
子:「だから、うるさいんだよ!!!」
親:「何、うるさいって!!親に向ってなんていう口のきき方なの!!!」
子:「本っ当、うるさいなー…(その場を立ち去る)」
これだけで済めばいいのですが、その後、部屋にこもったり、顔を合わせても口をきかない、無視をするようになると、オロオロしてしまう親は少なくありません。
これは、頻繁な親の指示命令が引き金になり、子どもには「自分は親にコントロールされている」という理不尽さを招き、反抗や無視を引き起こしているのです。 これは、自分の生活についてのコントロール権を廻って、権力争いを挑んだ子どもの行動なのです。「どちらが力があるのか、確かめようじゃないか!」そんな姿勢なのです。
こんな場合、子どもの態度を責めるのは禁物です。プロセスを振り返っていただければわかるように、親のアプローチに喧嘩を売る意思があろうがなかろうが、子どもにしてみれば、きっかけは親にあると感じているからです。親が子どもの態度にいらだちを感じ、なめられちゃいけないと感情的になっていると理解できたのなら、一旦、言い争いの土俵から降りることをお勧めします。
親が子どもに勝っても負けても、子どもの学びはリスキーです。「この世は力関係で成り立っている」と学び、力を得ることを目的に行動するようになってしまう可能性があるからです。
「負けるが勝ち」ということわざがあります。今、引き下がったとしても、後々、子どもが自律的に行動できるなら、勝ち負けではありませんが、親としては安心できるでしょう。
「親だから、何かしなくてはならない」から「今、そして将来の子どものために何がベターなのか」に、意識を向けてみましょう。
「子どものやる気を引き出す! 親のアプローチ(R)」vol.865(中土井鉄信著)より抜粋
親らしく生きない!
皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
今日は、私が読んでいるメルマガから、親子関係で陥りやすい事象と、その解決方法の1例をご紹介したいと思います。皆さんは、家事で仕事で疲れ、忙しい時に、子どもから話しかけられたら、どのように対応してるでしょうか。そんな時は、この記事を思い出してみてください。
親が問題と捉える子どもの行動のほとんどは、子どもが親からの注目を得ることで、家庭内での自分の存在を確認するためです。ですから、子どもの行動が問題だと感じたら、親の注目の仕方を変えると、まるで何もなかったかのように問題が解消することが多いのです。
昨今の両親は、昔に比べて忙しく余裕がないようです。その影響が子どもに及ぶと、様々な問題が生じてきます。子どもの世界も課題で溢れています。これらの課題を克服するためには、子どもが、親から関心を寄せられているという実感を持つことができると、自分は価値ある人間だと実感し、課題に取り組む勇気が湧きあがるのです。
子どもは、そのエネルギーを獲得する為に、親から注目を得ようとするのです。
さて、親は忙しい。子どもの細かい行動に目が行き届きません。そこで、子どもが親に関心を示されていないと感じれば、課題解決のためのエネルギーを獲得できません。そこで、なりふり構わず、注目を得ようとするのです。
親が忙しい時に、
子:「ねーねーお母さん聞いてよ!今日、学校でね…」
親:「今忙しいから、後でね!」
しばらくして、
子:「ねーねーお母さん。今日…」
親:「今、お母さん何しているかわかるでしょ!あなたの話は後で聞くって 言ったでしょ!」
子:「……。(後でって、いつ!?お母さんは自分の話を聞いてくれない)」
となるかもしれません。
それでも、親の関心を得ようとすると、
親:「(子どもの顔を睨みつけて)何度言ったらわかるの!?お母さんは今忙しいの!」
子:「(ヤッター!お母さんがちゃんと僕の方を向いてくれた!!)」
と、叱られているのにも拘わらず、注目を得られたことに満足し、「親が忙しい時(いつも忙しそうですが・・・)に声をかけよう!」と新しい行動を学ぶのです。このようにして、親が問題だと思う行動が始まり、継続してしまうのです。
まずは、普通の忙しい親を子どもの前では一旦棚上げすることです。子どもは1時間も親に話をしようとはしないはずです。精々10分位のことでしょう。子どものエネルギーを高めるか、それとも将来に渡ってエネルギーを消失させてしまうことを考えたら、決して長い時間ではないはずです。
子:「ねーねーお母さん聞いてよ!今日、学校でね…」
親:「ごめんね。今、どうしてもおかあさん手が離せないから、あと30分位したら、終わるから、後で聞かせてくれる」
子:「うん。わかった。」
30分経過したところで、
親:「さっきは、ごめんね。あなたの話を聞かせて?」
子:「あのね。今日、学校でね…」
親:「(子どもの顔をしっかり見て)ふん。ふん。そんなことがあったの…。それで、どうしたの?」
子:「それでね、…」
親:「そうだったんだ。それは、楽しかったわね!」
子どもにとっては、これだけでいいのです。
是非、少しの時間でいいので、子どもの話を聞く時は、普通の忙しい親を棚上げしてみて下さい。
現在、そして、将来の子どものために。
「子どものやる気を引き出す! 親のアプローチ(R)」vol.864(中土井鉄信著)より抜粋