教育記事「変わる大学入試2020」(朝日新聞)‐後編
前回のブログにつづき、英語の民間試験の朝日新聞の記事についてご紹介します。
「TOEIC」
ビジネスで使う英語力を測る目的の試験。商談など仕事を意識した題材が多い。「書く」の問題では、金融機関の新入社員の立場で、人事部からのメールに返信を求められた。ビジネスメールの様式など、社会人としての「常識」も求められる試験であった。
「GTEC」
高校生向けの試験となるGTECの題材は、大学の講義や学生同士の会話、教授からのメール、サークル勧誘などが中心。
社会人が求められる英語スキルを求められるTOEIC、学生生活を題材とするGTEC、この異なる題材を扱う2つの試験だが、「話す」と「書く」の試験を、パソコンを使って回答するという点は共通だった。「話す」は英語の問題がヘッドフォンがら流れ、口元のマイクに向かって答えるというもので、採点者の様子はわからない。
2つの試験は申込方法や試験前の本人確認の手段、試験会場の雰囲気なども違っていた。ただ、元々異なる目的で実施されており、こうした違いは当たり前とも言える。
日常生活では、条件が異なる中、最も適切な選択肢を選ぶ力が必要な時がある。大学入試でも「自分に最も合っている試験を選ぶ」力が問われているのかもしれない。
記者の結果は「CEFR」に落とし込むと、どちらも「A2」。
「読む」と「聞く」で点数を稼ぎ、「話す」と「書く」が厳しい評価であったことも同じだった。予想されるほど試験の違いは結果には影響しないようだ。
教育記事「変わる大学入試2020」(朝日新聞)‐前編
2018年10月21日の朝日新聞に2020年度から始まる「大学入学共通テスト」での英語の民間試験についての記事が載っていたので、要点をご紹介したいと思います。
2020年度から始まる「大学入学共通テスト」では英語の「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測るため、民間試験が活用される。大学入試センターは計8種の試験の申請を認めているが、8種の試験の目的はビジネスや留学などバラバラだが、点数を1つの基準「欧州言語共通参照枠(CEFR)」で評価し、上から「C2、C1(熟練レベル)」、「B2、B1(自立レベル)」、「A2、A1(基礎段階)」で判断される。実際にどんな試験なのか、2人の記者が一部を受験さした体験談をご紹介します。
【TOEFL】
米国の大学などに留学する学生の英語力をみるTOEFLの場合、英語はハイレベルで学術的な内容。「聞く」の試験では、大学の講義や討論の場面が題材で、何の話をしているのか分からないままに答えを迫られた。さらにてこずったのは、パソコンに向かってしゃべる「話す」。ある問題は大学教員が話した内容に対する意見を求められているという点は理解できたが、話の中身がわからず、答えようがなかった。
(結果)「B1」:「聞く」「話す」が「読む」「書く」より評価された。
【ケンブリッジ英検】
ケンブリッジ英検の特徴は「イギリス英語」。学校で習った「アメリカ英語」とはリズム感や発音が違う。テストで話すスピードも速い。「聞く」の問題ではイラストを見て天気の話だと分かり、「これなら大丈夫!」!と思ったのもつかの間。全く聞き取れなかった。「話す」は、複数の受験者が一緒に受ける形式で、他の受験生とのやり取りも求められる。記者が受験したときは、イラストを見ながら休日の過ごし方を議論する出題で、TOEFLの学術的な内容より易しかった。
(結果)「B1」:「話す」「書く」で得点が高かった。
【英検2級】
上記の2つに比べ、英検の「聞く」は、慣れたリズムの英語。試験開始前の説明が日本語という点がうれしく、それだけで安心感と余裕が生まれた。「話す」の試験は一対一形式で説明を求められるものだった。
(結果)「B1」:「話す」は不合格。「読む」「聞く」で点数を稼いだ。
これだけ得点や評価にバラつきがあると、本当に「同じレベル」にあるのか釈然としない。民間試験を実施する複数の団体によると「受験者によって相性がある」、「同じ人間が複数の試験を受けて、CEFRがばらばらになる例もある」という。受験生はそんなことも気にしながら試験を選ばなくてはならない。
後半に続く
西川田教室の10月イベントのお知らせ
10月6日(土) 入試必勝パーフェクト講座
10月7日(日) 下野模試+学習ガイダンス(中3生対象)
10月13日(土) 入試必勝パーフェクト講座
10月15~17日 秋期休塾日
10月20日(土) 中1生 学力テスト+数検
10月27日(土) 入試必勝パーフェクト講座+漢検
となります。11月には、中2生の学力テスト、小学生(対象:4~6年生)の学力テスト、
理科実験教室、中学生のテスト対策授業など学習イベントが盛りだくさん。
勉強の秋と言いますが、受験生は猛烈に勉強をして、志望校合格を目指しましょう!
センター試験まで、あと99日!
栃木県立高校入試まで、あと145日!
入試必勝パーフェクト講座と10月月下野模擬テスト
本日は、中3生の入試必勝パーフェクト講座が行われています。
明日の下野模擬テストでこれまでの努力の成果をいかんなく発揮できるよう、
午前9時15分から午後16時45分まで、5科目みっちりと勉強三昧です!(笑)
進光ゼミナールでは、
9月後半(中学校の前期期末テスト終了後)から、
中3生の予習と、入試対策に並行して取り組んでいます。
通常授業、宿題で基本問題に取り組み、
入試必勝パーフェクト講座で実践的な問題に取り組み、
インプットとアウトプットを繰り返し、レベルアップをはかっています!
さぁ明日は下野模擬テストだ!!!
どんな結果になるのか、今からワクワクしています!!!
教育記事「道徳の評価 続く手探り」(朝日新聞)
2018年9月25日(火)の朝日新聞の記事に「道徳の評価」についての記事が掲載されていたので、一部を要約し、ご紹介します。
「小学校で今年度から正式の教科となった道徳で、学習成果をどう評価するか、学校現場で手探りが続いている。ほかの教科のように数値で「成績」をつけるのではなく、記述式でコメントを書くのが原則だ。子どもの様子をじっくり見守る必要があり、1学期の通知表には評価欄を設けなかった地域や学校もある。
道徳の教科化にあたり、文部科学省は学習評価の方法に関する通知を出した。専門家会議での議論を踏まえ、他の子どもと比べるのではなく一人一人に即した評価を記述式でおこなうこと、「大くくり」なまとまりを踏まえて記すこと、項目や観点別の評価はしないことを明記した。
ただし、評価内容を本人や保護者にどう伝えるかについては特段の決まりはなく。多くの学校が通知表の道徳欄をどうするかで悩んだ。」
また、記事の中で、ある学校の校長の言葉が紹介されている。
「授業では、特定の価値観を教えてはいけない。時間をかけて子供を観察し、本人が考えを深めたかどうか記す必要があり、学期ごとに評価するのでは期間が短すぎる」という。また、記事の中では、「道徳の学習状況は一人一人で異なり、言動の積極性などだけでは判断できない面もある。静かに考えを深めているということも大いにありうるからだ。そうした状況を丁寧にみとって文章にまとめる作業は大変は手間がかかり、神経も使う」と評価の難しさを挙げている。
道徳の評価はとても難しく、他の生徒との相対評価や、得点化して絶対評価で評価することは出来ない。いかに、生徒本人に関心を持ち、見守り、コミュニケーションをとり、一人一人と接してい中で、生徒一人一人の成長をつぶさに感じ、それを日々記録し、言葉を選び、限られた文字数の中でご家庭に成長の様子が伝わるような言葉で記述するしかないのではないだろうか。これが本当に実現するなら、生徒・保護者にとって、これほどうれしいことはないだろう!
しかしながら、これを成しえるためには、今よりもさらに学校の先生(特に担任)の負担は、計り知れないくらい大きくなり、個人差が大きくなるのは間違いないだろう。この道徳の教科化をカタチだけで終わらせないためにも、まずは、学校教員の働き方改革が必要不可欠だ。
チャリティーマッチ
9月23日(日)、進ゼミバスケ部の大人チーム(塾の卒業生中心)が主催者となって、
バスケットボールの交流戦『芳賀工業団地カップ(仮)』を行いました!
全7チーム(全て栃木県内で活動するサークル、同好会です)
午前10時~午後4時30分まで、10分ハーフの予選リーグ終了後、
8分×4Qで順位決定戦(*5~7位は10分ハーフのリーグ戦で順位決定)を行い、バスケ三昧の一日でした!
当日は、参加チームのみなさまのご協力もあり、けが人もなく無事に一日を過ごすことができ、
「ゆるく、ガチに」試合を楽しむことができたと思います。
今回の交流戦の目的には、
1)バスケ仲間の親睦を深める
2)北海道地震の募金活動を行う
この2つを目標に掲げ、主催しました。事前に義援金募金を呼びかけ、当日参加された皆様から、総額12,445円の「北海道胆振東部地震」の義援金募金が集まりました。このお金は明日、金融機関から日本赤十字社を通して義援金を送りたいと思います。
進ゼミバスケ部の高校生1名、中学生1名も手伝いに来てくれ、本当にチーム一丸となって大会を運営、盛り上げることができたと思います。塾生、元塾生にとって良い社会勉強になってくれればうれしく思います。
いや~、この年になって審判2試合、選手として2試合参加は無謀すぎる!ヘロヘロになりすぎて、後半はチームの足を引っ張っただけでした!!!もう少し、食生活を改善して肉体改造したいと思います!ついでに、10月の健康診断のためにもダイエットします!笑