ひたすら反復
こんにちは、西川田教室の岸井です。今日もブログを見に来てくださり、ありがとうございます✨
気づけばもう6月。ここ数日の間は真夏のような暑さを感じることなく、比較的涼しくなってきましたね。
さて、わたしは最近ある海外の歌を歌えるようになりたいと思い、「よ~し、気長にたくさん聞いて覚えよう~」と思いたくさん聞きました。が、日本語の曲と違い、たくさん聞いたからといってうまく歌えるようになりません。そこで歌詞を書き出してみて、時間に余裕があるときそれを見て、歌えそうなところは歌いながら目で追う、ということを繰り返しています。このミッションのゴールは、友人とカラオケへ行ったときに歌うことです。もちろん好きな曲なので歌えるようになりたい、と思ったのですが、ここまでしっかりやろうとすると、その曲も好きでなくなってきそうになり、いま逃げようとしている自分と闘っているところです(笑)
勉強も似ているな、と思います。英語での単語、文法、数学での公式、証明。中高生が苦手とする単元は、ひたすら反復練習で覚えていくしかないものが多いと感じます。もちろん向き不向きあるので、すぐ覚えられる人もいるでしょう。しかし正直なお話、そうでない人が大半です。わたしもなかなか覚えられず、とにかくひたすらノートに単語や英文を書き続けたり、証明問題がどうしても分からないときは解答を見て、それを何度も書き写したりしていたなぁと思います。今回の歌の練習から、目標達成のためには地味なことの繰り返しが必要だなと改めて感じました。
中学生のみなさんは今まさにテスト期間。この過ごしやすさを逃さず、しっかり勉強していきましょう!なかなか覚えられないものは、何度も同じ単語を書いて、同じ問題を解いて、反復練習!!根気強くがんばろう!進光ゼミナールはみなさんの味方です!
p.s. 好きな歌の練習でもしんどくなってくるのに、もともと勉強嫌いだったり、今も好きじゃなかったりする中高生の生徒さんたちが、毎週塾に顔を出してくれるのは、本当にすごいことだなと痛感しました。いつも塾に来てくれるみんな、感動をありがとう!みなさんは私たちの誇りです!
第2の家
こんにちは、西川田教室の岸井です。
真夏のような暑さが続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。来週からは梅雨入りするため涼しくなるとか。体調を崩されないようお気をつけてお過ごしください。
今週は川崎市内で言葉がでないほど残酷な殺傷事件が起きてしまいましたね。この事件の容疑者は、20人ほどの児童を襲い、その後自らも命を絶ったとか。これに対しネット上では「関係ない人を巻き込むな」「死にたいならひとりで勝手に、、」といったコメントが相次いでいます。
この事件に関するネットニュースを見ていると、ある精神科医の先生 片田珠美先生がコメントされているものがありました。このような「無差別に襲って自らも自殺」するような行動は「拡大自殺」と呼ばれるものだそうです。
このようなことを防ぐ方法として片田先生は
「欲求不満をできるだけ少なくするために、社会での孤立を防いだりするしかないでしょう」
とおっしゃっています。
きのう小学生の頃から教室に来てくれており、いまは大学受験を控え、ほぼ毎日塾に来てくれる高校生の生徒さんがこんなことを話してくれました。
「ここは第2の家なんです。家に帰って鍵がなかったりして入れないときは、『家入れませんでしたー(笑)』ってここに来るんです。」と。
わたしはこの「第2の家」という表現は美しいなと、そして、塾をそんな風に思ってくれるのは嬉しいなと思いました。
進光ゼミナールは面倒見No.1の塾として、多くの保護者のみなさまに信頼していただき続けています。それは、ただ勉強を教えるだけの場所、というのではなく、ときには生徒と勉強に関係ないことを話してみたり、生徒の相談を聞いたり、人と人としての関係もしっかり作らせていただいているからです。
ネットやメディアが充実し、ひとりでも遊べたり、なんでも調べられたりする時代だからこそ、人との繋がりが重んじられなければならないなと、この事件の記事を読み、考えさせられました。
今週から進光ゼミナールは、保護者面談期間となっております。勉強のこと、その他のこと、どんなことでも構いません。なにか不安等ありましたら是非この機会に気兼ねなくお尋ねください✨精いっぱいお答えさせていただきます。
塾と保護者さま一丸となって、生徒さんの成長を後押ししていきましょう!
居残りプリント
こんにちは、西川田教室の岸井です。
寒くなってみたり、はたまた暑くなってみたり、気候の我がままが激しい時期ですね。お体には十分にお気をつけていただきたいと思います。
ところで、進光ゼミナール西川田教室では中学生を対象に「授業終了時の確認テスト」、通称
「居残りプリント」
をやっております。
範囲・内容は、数学がそれぞれの学年で既に学んだ範囲内の問題と、英語がその前の週に出された宿題範囲にある英単語です。毎回授業に来た日の帰る前にそのプリントをやってもらい、こちらで丸つけをし、間違えた問題は自分でやり方を調べたり、先生に質問したりして、全問正解するまで帰れません!というもの。
そのミッションを、一刻も早くクリアしようと、おうちで一生懸命勉強してきてくれる生徒さんや、休み時間も単語を覚えるのに使う生徒さんもいます。そのように目標達成のために自分でやることを選択し努力する姿勢をみて、とても励まされます。
生徒のみなさんにとって、とても嫌で大変なミッションですが、授業中の勉強の進み具合や、宿題の解答をみていると、以前よりずっとできるようになった生徒が多く、嬉しく思います。
来月は検定や定期テストのラッシュ。ここでの成果が発揮できるよう、室長、講師陣が一弾となってサポートさせていただきます!
これからも一緒にがんばっていきましょう!
試行錯誤
こんにちは✨西川田教室の岸井です。
夏のように暑い日が続いたかと思えば、ぐずついた天気も多くなり、自然界は梅雨モードへ移行し始めているようです。みなさまも、連休明けの気だるさがだんだん抜け、また「やるぞ!」という気持ちで頑張っていらっしゃる頃でしょうか。
先日Instagramを見ていたときに、進光ゼミナールの考え方にとても近い言葉を見つけました。yumefudeさんという方がpostされたものですが
人の後をついて行った道は忘れやすい
自分で探した道は忘れない
というものです。
わたしも方向音痴な方なのですが、ナビを使って一度だけ行った場所への道を覚えていたことがあまりありません。逆にナビを使わずに、または途中まで使って、最終的に自力でたどり着いた道は必ず覚えるものです。
進光ゼミナールでは敢えて、最初にすべて教えてしまうことを避けています。もちろん分からないものを放っておくと言うことではありません。分からないところがあればもう一歩進んだヒントを出させていただき、それでも分からないときには1から10まで教えさせていただきます。もちろん常々質問には応じます。
学校でのテストや入試の時に私たちが生徒さんの隣についていてあげることはできません。本番はひとりで受け、ひとりで考えるのです。
そのとき本番の会場で覚えているのはきっと、最初は分からなかったけど、自分で考え抜いて出した解き方です。自分で考え、答えを見つけ、それを表現する力をつけ、テストや入試の時に精いっぱい努力を華咲かせてほしいと願います。
中学生はこれからテストシーズン。一緒に、これまでの内容をしっかり復習し、自己ベストを狙いましょう!目標を達成したみなさんの笑顔を見るのを楽しみにしています!
family name
こんにちは。西川田教室の岸井です。
長いようで短かったゴールデンウィークも終わり、また通常通りの生活に戻りましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。連休の間に元号も変わり、5月1日00:00には、Twitterで俳優さんやYouTuberなど様々なジャンルの芸能人の方たちが「令和!」といったツイートをされ、新年のカウントダウン並みの盛り上がりを見せました。
令和初日にデビューしたアイドルグループがあります。女性6人組グループZOCです。「少年院上がりのアイドル」などとメディアで取り上げている、戦懍かなのさんが所属されているグループで、彼女以外にも、引きこもりだった時期があるメンバーや、DVに逢い家を出て公園生活をしていたメンバーもいます。
そのような彼女たちのデビューシングル名が「family name」、日本語にすると「名字」です。様々な環境で育った彼女たちが歌う歌詞には、「どんな環境、家庭環境で育っても、やりたいことを諦めるもんか!」という強い気持ちが込められています。
先日TikTokで、らい先生という方が「緑茶・ウーロン茶・紅茶は、同じ茶葉からできている。」という豆知識をシェアしていました。同じように育った茶葉でも摘まれてからの加工の仕方によって様々な香りや味に変わるのです。
これは人の生き方にも言えると思います。「うちの家系は頭悪いから」「うちはこういう家族だから」といった話を聞いたことがあります。たしかにそのようなことが少なからず自分の生き方に反映するのは事実です。ですが、そのような環境のせいにして、勉強、その他やりたいことを諦めてしまうのはもったいないです。
勉強は、正しいやり方さえ身につければ、やっただけ結果もついてくるものです。本人の努力次第で、結果が大きく変わり得ます。
5月病なんていいますが、やる気の入りにくいこの時期、数分でも長く机に向かうよう意識しましょう!
進光ゼミナールは、いつでも自習室を開放しています。「おうちじゃ集中して勉強できないなぁ」という小学生、中学生、高校生の皆さん!ぜひ気軽に教室へ来てください!もし分からないところがあれば、審問してもらっても大丈夫です。
一緒に小さな努力を積み重ねていきましょう!
family name 同じ呪いで
だからって光を諦めないよ
family name/ ZOC
令和元年最初のブログ
みなさんこんにちは、そして、こんばんは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
みなさん、GWは楽しめましたか?
今年のGWは天皇陛下の退位、そして新天皇陛下の即位に伴い、元号が令和となり、時代が変わるとてもとても大きな意味のあるGWだったと思います。
連日、新聞やテレビでの報道を見るにつれ、私は、天皇陛下について何も知らない、ひいては、日本の国についてほとんど何も知らないのだと思い、このGWの間に、百田尚樹氏の「日本国記」という本を読みました。そこには、日本の起源、初代神武天皇の話から、平成までの日本の歩みが、わかりやすく簡潔に書かれていました。
特に、私が心打たれたのが、昭和天皇のお話でした。昭和天皇は、大日本帝国憲法のもとでは、天皇は「国の元首にして統治権を総攬(そうらん)」する存在(第4条)であって、神聖不可侵な存在(第3条」とされていましたが、昭和天皇は「君臨すれども親裁せず」と自らにルールを課し、政治的な決定にはご自身の考えは述べなかったそうです。
その昭和天皇がご自身のルールを破り、政治的な意見を述べられたのは2度、二・二六事件を治めるようご指示されたとき、そして、ポツダム宣言の受諾を決められたとき、この2度だけだそうです。本当に国の命運がかかった時にだけ、天皇は国民と日本国のために意見を発したのではないでしょうか。
そして終戦後、GHQのダグラス・マッカーサーとの会見に臨まれた昭和天皇のお姿をご紹介したい。その時の会見の公式な記録は残っていないので、文献を参照しながらご紹介する。
マッカーサーは回顧録に次のように記しています。
「天皇の話はこうだった。『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』 ――大きな感動が私をゆさぶった。死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」(『マッカーサー回顧録』1963年)
また、この時、同行していた通訳がまとめた天皇の発言のメモを、翌日、藤田侍従長が目を通しています。藤田は回想録にこう記しています。
「…陛下は、次の意味のことをマッカーサー元帥に伝えられている。 『敗戦に至った戦争の、いろいろな責任が追求されているが、責任はすべて私にある。文武百官は、私の任命する所だから、彼らには責任がない。私の一身はどうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい』
『かつて、戦い破れた国の元首で、このような言葉を述べられたことは、世界の歴史にも前例のないことと思う。私は陛下に感謝申したい。占領軍の進駐が事なく終わったのも、日本軍の復員が順調に進行しているのも、これすべて陛下のお力添えである。 これからの占領政策の遂行にも、陛下のお力を乞わなければならぬことは多い。どうか、よろしくお願い致したい』」とマッカーサーは言った(藤田尚徳『侍従長の回想』昭和36年)。
私たちは、知らないところで天皇陛下に守られている。そのことを知ると、歴代の天皇、今の上皇様、今上天皇への感謝の気持ちがとめどなくあふれてくる。いつだって助けていただいているわけではないかもしれないが、私たちは決して一人で生きているのではない。このような歴史ある国に生まれたことをうれしく思ったGWでした。