模範解答はどこ? by 岸井
こんにちは☀️西川田教室の岸井です✨
ここのところ、昼間は日が照って暑く、夕方になると雷を伴った大雨になる日が続いていますね。昼間の暑さでバテてしまったり、雨に濡れて風邪を引いてしまったりしないよう、十分お気をつけください🍀
さて、今月も半分が終わり、やっと始まった学校生活に学童・生徒のみなさんは慣れてきたかと思いますが、まだまだコロナ感染症の影響は飲食店などを中心に色濃く出ているかと思います。
学校が休校だった期間、進光ゼミナールは全教室で感染拡大対策を徹底しつつ、教室を空けていました(検温・手指の消毒・間隔を空けての座席配置などの感染拡大対策は今も続けております)。
授業のために多くの生徒さんが教室へ足を運び、また、在宅でオンライン授業を受講した生徒さんもいました。
このコロナ感染症の拡大により、様々な選択を迫られ、悩み考えて決断された方が多いと思います。SNS上では、日用品の買い物もオンラインにすべきと言う人もいれば、飲食店も感染拡大対策をしているのだから、行って食べてもいいと言う人もいます。意見は人それぞれです。このコロナ感染症拡大防止の風潮がいつまで続くのかも分からない、そして、「模範解答」もどこにもない、この状況に疲弊してしまう人が多いです。
学校教育も「自分で考える力」を養うことに焦点が向きつつあります。どこでも、なんでも、他から模範解答を示された方が動きやすいものです。しかし、それがないこの時期、自分で考える力が試されているなと思います。普段の生活の中で、どうするのが今の自分にとって、そして、未来の自分・周りの人にとって、どういう影響が出るのか考える習慣を付けていきたいものです。
あたりまえってたいへんだ by岸井
こんにちは☀️西川田教室の岸井です🍀
今週からやっと、学校の授業が再開しましたね✨やっと毎日お友だちに会える日常が還ってきました。
とはいっても教室に来る生徒さんたちを見ていると、3ヶ月に及ぶ休校期間で、体も頭も体力がなくなってきてしまっている生徒さんが多いようです。分散授業があったからと言って、登校しても3時間くらい授業を受けて帰っていたため、通常通りに戻った今、「4時間目以降頭が働かない。」「ものすごく疲れる。」といった声をよく聞きます。
ある中学生の生徒さんは、「休校期間中の生活を基準にしちゃうと、今の生活が寝不足すぎて辛い。普段ってこんなに寝てなかったんだって気づいた。」と話してくれました。平凡な日常だと気づかない「いつもどおり生活することの大変さ」と日々向き合っているようです。
急に活動しだしたのですから、体もついていくのがやっとかと思います。小学生から高校生のみなさんには「できる限り早く寝ること」「無駄にスマホやタブレットを見ないこと」など、よく言われることをいつも以上に意識して、体を大事に生活してほしいと願います。
なんか違和感 by 岸井
こんにちは、西川田教室の岸井です✨
緊急事態宣言も解除され、全国的に“日常”にもどりつつあるようです。人の活動が盛んになるのは活気があっていいのですが、ここでまた新型コロナウイルス感染症が広まってしまったら本末転倒となります。外出などは場所等まだまだ考慮しながらがよさそうです。
この“コロナ休日”の間に、私の母はYouTubeでの映画レンタルにハマりました。借りる登録をしてから28時間以内なら見られる機能があるそうで、様々なジャンルの映画を楽しんでいます。
その中のひとつに、ドリームワークスの「ヘルプ~心が繋ぐストーリー~」があり、先週末いっしょに鑑賞しました。未だ黒人差別が激しかったアメリカ南部での、お手伝いさんたちのお話なのですが、その映画の中で考えさせられる台詞があったのでこちらでシェアします。
小説家になりたい主人公が、不採用になった出版社に電話を掛けるシーンなのですが、
【言いましたよね?「誰も疑問に思っていないけど、気になって仕方ないこと」を書けって。】
という言葉が出てきます。
「誰も疑問に思っていないけど、気になって仕方ないこと。」
言葉を変えると「“当たり前”と言われていることだけど個人的に、おかしいな、と思うこと」です。
たとえば、いまネットニュースになっているネットでの誹謗中傷問題。
「有名人なんだから、誹謗中傷されることもあって当たり前。」という考えの人が一定数います。なんとなく言いたいことも分かってしまいます。
しかし、その考えに「それは違う。」と一石を投じたダルビッシュ有選手のツイート。
「スルーしろ言う人おるけど、家ん中に毎日ゴミ投げられてみ?最初はなんも言わんと片付けるかもやけどそのうち投げ返したり怒ったりするやろ?有名人のSNSはゴミ箱ちゃうで?人に人間性問う前にまず君がしてることがなんなのかわかれ。」
ダルビッシュ有選手は以前からよく、ネットでの誹謗中傷について発信しているイメージでしたが、このツイートは例えもあって本当にわかりやすいな、と感じました。
また、テレワーク(リモート勤務・在宅勤務)でも出社したのと同じくらいの仕事量ができた職種なら、「そもそも出社しなくてもいいのでは?」というお話になってきます。
このようなことは他にもたくさんあるかと思います。
このコロナ期間はそんなことをいつもより気づかせてくれる時間だったなと思います。そして、この“気づく癖”を無くしていかないように、日常に戻ってもアンテナを張って生活していきたいなと思いました。
最強の自分になる~すがすがしく生きる~
こんにちは、西川田教室の岸井です。
まだまだ新型コロナウイルスの影響が町のいたるところで見られますが、宇都宮市内のほとんどの小中学校では分散登校が始まりましたね。出席番号順でAグループ、Bグループに分けられたり、学年で午前中と午後に分けられたりして、「登校日」でも1日3時間ほどの授業になっています。いま予定されている来月の授業再開に向けて学校も動き出しました。
とはいってもまだ「コロナ休み」と呼ばれる期間。なんだか間延びしてしまっている感じの日常かと思います。なにかとやる気が起こらない時期ですが、先日素敵な記事を見つけたのでこちらでシェアさせていただきます。藤原史織さん(元「ブルゾンちえみ」さん。今年3月末をもって所属事務所を辞め、いまは本名でフリーとして活動中)へインタビュした内容の記事ですが、私が魅力的だと思った部分を抜粋します。
史織さんには子供のころから、「すがすがしい」という言葉を大切にされているそうです。いつも自分自身に向かって「いま、私はすがすがしく生きている?」と問いかけているとのこと。
ここで「すがすがしい」というのがここでどういう定義か。【自信に満ち溢れ、世界中のみんなのことが大好き!みたいな最強の心境のとき】【どんなに批判されても、私は無敵だと思える。】これが史織さんのいう「すがすがしい」であり理想であるそうです。
「ブルゾンちえみ」は、上から目線でバシッと自分の考えを表現するキャラクター。しかしそれを演じる藤原史織さんは正反対。周りの空気を読みながら、マイルドに本音を伝えようとするタイプ。そんな自分が「ブルゾンちえみ」として「みんな~、本能で生きてる~?」と聞く。お客さんから「生きてる~!」とレスポンスをするとき、その時は気持ちよく感じるものの、舞台を降りたときに我に返って、自分が本能で生きていないことに、自分の言葉に説得力がないことを感じ、辛かったとのことです。
そういう背景がある中、本名で活動していくことを決められた藤原史織さん。「すがすがしく」「本能で」生きる、そうして「妥協した大人」になるのではない、「本能で生きるのってこんなに楽しいよ!」と子どもたち、周りの人に伝えられるように活動したい、とのことでした。
この「すがすがしい」という感覚を、それほど日々感じて生活していないなと私は感じました。日々のやらなければならないこと、やることに追われ、自分自身のことに目を向ける時間は1週間のうちにどれだけあるだろうか。そんなことを思いました。
教室で生徒さんたちと話をしていると、「みんながやっていること・やらなきゃいけないことをやって、やっとみんなと同じレベル。」「それすらやらないとダメな人間だ。」という気持ちが垣間見えることがあります。SNSの発達・普及も相まって、自己肯定感・自己重要感がとても低く、承認欲求がとても高い時代になっています。
「学習塾=成績を上げる場所」とだけ考えてしまうと、「これだけ勉強しなきゃダメだよ。」といった声かけをしてしまうかもしれません。しかし、生徒さんたちの自己肯定感を上げられれば、勉強だけでなく他の活動にも意欲的に取り組むことができるのです。生徒さんたちとお話をしたり、声をかけたりする際には、みなさんが「すがすがしく」活動できるよう心掛けて言葉をかけようと改めて思いました。
見守る姿勢
こんにちは✨西川田教室の岸井です🍀
GWから急に暑くなり、「夏日」となる日も増えていますね。太陽光を浴びたり、運動したりすることがなくなっているこの期間、免疫力が低下しつつあるかと思います。「夏バテ」に気をつけてください☀️
さて、GWの晴れた日に私は、家の庭で洗車をしていました。お隣のおうちでは、小学生と保育園生の姉弟とそのおじいちゃんが、お庭で花を植えたり、花壇の手入れをしたりしていました。
すると、おじいちゃんが土を掘っている間に何らかの幼虫を見つけたようでした。それに気づいた弟くんが「おじいちゃん!ちゃんと土の中に戻してあげて!大人のカブトムシにならなくなっちゃう!」と大きな声で伝えていました。
このやり取りを聞いていて私は、「見守る姿勢」について考えました。幼虫というのは、カブトムシやクワガタなど成虫よりも見つけにくいものかと思います。そんな貴重なものを、掘り出したり、誰かに見せたりしない。幼虫がそこにいることは分かっておきながら、幼虫のことを思って、そっと見守る。そんな気持ちを持っているその男の子の言葉に感動しました。
進光ゼミナールは、「見守る授業」を心がけています。「見守る」のは「見放す」とは異なります。見守ることは、相手がどんな状況にいるかどんな環境か知りながら、相手が持っている能力を自分で引き出せるようサポートすることだと思います。
「“こども”の勉強を見ている」「“こども”の様子を見ている」と思ってしまうと、ついつい口出しをしたくなってしまうことがあるかと思います。こちらから見るとまだ幼く思える“こども”ですが、私たちが思っている以上に能力があることが多々あります。「そっと見守る」ことを改めて意識していきたいなと思いました。
こちらのお話は、ご姉弟のお母さまに許可をいただいて載せております。素敵なエピソードをありがとうございました✨
進ゼミ西川田教室News5月号
前代未聞となるSTAY HOME GWが終了し、新型コロナウイルスの感染拡大がどのようにコントロールされているのか、いまだ確定的な状況が見えてこない今、県立学校の臨時休業が5月末まで延長されることが決まりました。
5月5日の栃木県知事の記者会見によると、学校の教育活動については、「5月11日(月)以降、各学校の指導体制が整い次第、段階的に学習活動を実施する。個別面談日、分散登校日を段階的に設定し、学校再開に向けた準備を進めていきたい」という発言がなされたが、今後の状況を判断しつつ対応するということなので、現時点で、はっきりしていることは、①5月末まで臨時休業、②5月7,8日は分散登校、③個別面談日、分散登校日は各学校の現状を考慮しながら、段階的に設定していく。ということくらいなのではないでしょうか。
この先行きが不透明な中、生徒、保護者の皆様におかれましても、「今後、どうなるのだろう?」と不安になっていることと思い、今後の展開についての可能性を考えてみました。
1)臨時休業中の授業について
・学校再開後、毎日の授業時間を増やして授業を行う(毎日、1時限増など)
・土曜授業の実施
・夏季休業の短縮
*夏期休業の短縮については、現在、足利市は、8/1~8月中、高根沢町は、8/1~8/16に短縮予定となっているため。宇都宮市も7月中は授業が行われるのではないかと考えられます。
*いずれの場合でも、休業期間中に課題として出されている予習部分は、かなり授業速度を速めて行われるのではないかと考えられる。
2)テストについて
・中間テストは延期(または中止)となり、7月に定期テストを実施する。
3)部活動について
・すでに東京都は6月末まで部活動の大会等を中止し、インターハイの中止も決定しているため、当面、栃木県の部活動も自粛する可能性が高い。
以上、3つの点について今後の可能性を考えてみました。今後がどうなるのか予断を許さない状況ですが、進光ゼミナールでは、子どもたちの「学びの場をなくさない」よう、感染防止に細心の注意を払いながら、教育活動を行っていきたいと思います。宜しくお願い致します。
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