1712, 2020

ことば

12月 17th, 2020|

こんにちは⛅西川田教室の岸井です✨

気がつけば12月も半ば、朝晩は特にすっかり寒くなりましたね。昨日の午後は短い間でしたが、風花が降っていました!寒いわけです❄️みなさまお体の方ご自愛ください🍀

先日、講師先生方の研修会があり、会場まで教室から少し離れたところだったので、西川田教室の講師先生と一緒の車で向かいました。

その先生が「親戚の子どもがよく話をするようになって、なんでも『なんで?』と聞いてくるんですよ。」という話をしてくださいました。

その疑問をひとつひとつ答えているそうなのですが、ふとこんなことを思ったそうです。

「物の名前」「ことば」って、こうやって長く説明するのがめんどくさいから、それを短縮化するために“おとな”が作り出したものなんじゃないか。

わたしはこの考え方をこれまでにしたことがなかったので、とっても驚き、たしかに、と納得しました。

もちろん新しいことばを覚えることは成長ですし、

単に「ラーメン屋さんで豚骨ラーメンを食べよう」といえばいいものを、「“中華麺専門店”で“豚の骨から出汁をとったスープの麺”を食べよう」と言う方がいいとか、そういうことではありません。

ですが、ひとつひとつのことばをまだ知らないこどもたちに、新しいことを教えるとき、これから先も覚えていく“新しいことば”を吸収できる手助けとなるよう、丁寧に伝えなければならないな。また、そのことばの持つ意味、ことばの表すものについて一緒に考えていきたいな、と改めて思った出来事でした。

普段の生活の中からこんな発見をされる素敵な先生と一緒に生徒さんたちの学習をサポートできてしあわせだなと改めて実感しました✨

1612, 2020

クリスマスプレゼントをより素敵に

12月 16th, 2020|

あと少し経つと、子どもたちが、1年で1番楽しみにしているであろうクリスマスがやってきます。私も子どもの頃、毎年クリスマスを本当に楽しみにしていました。

昨日、教育関連の記事を読んでいたら、「社会性を育てることが親からのプレゼント!」という記事と出会ったので、皆様にご紹介したいと思います。(以下、原文のまま引用)

『子どもは親からプレゼントをもらうことが当たり前だと思っているこの時期だからこそ、親にとっても子どもにとっても学びの多い機会があるかもしれません。

例えば、親が「なんでも欲しいものを買ってあげる」と言って、お店に出かけるとします。「これがいい」と選んだ子どもに対して、「それよりこっちの方がいいでしょう。」とか「それはまだ、あなたには無理だから・・・」、「そんな高いもの・・・」と親が言うとします。

子どもはなんでも買ってもらえると思って選んだにもかかわらず、親からの待った!これでは、子どももちょっと不愉快になったりするものです。そこで、親の言葉に耐え切れなくなった子どもは、「もう、なんでもいいよ。」ということになるかもしれません。「折角お母さんが買ってあげると言っているのにその言い方は何?それじゃ買ってあげないからね!」なんてなるかもしれません。

子どもに喜んでもらいたいという気持ちの親と、期待に胸を膨らませた子どもだったはずなのに、あと味の悪い結果になってしまうケースがあります。

こんなことにならないように、今からしっかり子どもと話をしてみるとよいと思います。

「クリスマスにお母さんとお父さんからプレゼントを買ってあげようと思うのだけれど、何がほしい?」

「ただし、なんでもというわけにはいかないの。お金は、○○円以内のもので、あなたが大切にしてくれるものにしてほしいわ。」

すぐに決められなかったり、気の変わりやすい子だったら「ほしいものをクリスマスの前の日までに3個くらい考えておいて。そして、前の日にお母さんといっしょに1つ決めましょう。」そして、出かける前にもう一度プレゼントの最終確認をして、「もし、お店で目移りすようだったら、一回お店から出て(家に帰って)、もう一度考えましょう。」と約束しておきましょう。

買い物は、社会性を育てるチャンスです。手に入れようと思っているものが本当にほしいものなのか、家族に認めてもらえるものなのか、予算は適当かを十分検討した上で、出かけましょう。十分吟味した上でのクリスマスプレゼントは、子にとっても親にとっても納得できるものです。素敵なものになるはずです。』

私たち、親の何気ない行動、一言が子どもたちに与える影響はとても大きいです。常に、聖人君主のように振るまうことはできませんが、このような、ほんの少しの気づきと、子どもたちへの心遣いが、子どもたちの今後の生き方に大きな影響を与えるのかもしれません。クリスマスが、子どもたちにとって、また、保護者の皆様にとってお素敵な思い出になるように祈りつつ、今日のブログを書きました。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

912, 2020

話しても通じていないかもしれない!

12月 9th, 2020|

数年前、進光ゼミナールで保護者会を開催したことがあるのですが、その時、お越しいただいた、ゲスト講師が「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」と題して、お話をしてくれたことを、ふと、思い出す機会がありましたので。少しだけお話をさせていただきます。

今回は、その講演の中で、「話せばわかる」ということについて書きたいと思います。

子育てはコミュニケーションです。それも、子どものセルフ・エスティームを上げることを目指すコミュニケーションです。ですから、この話は、最初にコミュニケーションについての説明がありました。

コミュニケーションは万能ではなく、発信者の意図は、簡単には受信者に100%伝わることはほとんどないことを理解してもらうところから話はスタートしました。

そのために、コミュニケーションにおいては、発信者よりも受信者の方が、力が強いことを実感してもらうために、最初に保護者の皆さんに絵を描いてもらいました。講師が言うことを参加者の皆さんに絵にしてもらって、どの絵も同じ絵にはならないことを実感してもらいます。

講師の言うことは、参加者全員が同じように聞いていたはずですが、それを絵にする皆さんは、講師の言うことを人それぞれの考えや経験で聞くのだということを実感してもらい、コミュニケーションもそれと同じなんだということを理解してもらいます。

これは、日常的に繰り返される「何度も同じことを言わせないでよ!」という怒りの感情が、実は不当なものなのだ!ということを言うための仕掛けなのですが、参加者のお母さんやお父さんは、この絵を描くことで、案外素直に反省してくれます。そうだったのか!と。

次に1円玉の実際の大きさを丸で書いてもらいました。大体の参加者は、実際の1円玉の大きさよりも小さく書いてしまうものですが、それは、実際の価値が小さいからなのです。日頃の先入観が、実際のものを素直に見せないことを実感してもらうために行うワークです。

自分の息子や娘は、「こういう子どもだから」と決め付けて、実際の息子や娘のありのままの姿を見落としてしまうことを警告するために行うものです。

コミュニケーションの説明の最後は、魚の絵を描いて文化的な思い込みについて実感してもらいました。大体魚の絵は、左を頭にして、尻尾は右に書くものですが、参加者の98%以上の人が、そう描くそうです。右向きの魚は殆ど居ないものです。

親のこの文化的な思い込みと子どもの文化的な思い込みには、大きなギャップがあるものですから、それを意識しないで、コミュ二ケーションを取ると、子どものまだ何も染まっていない自由な発想を否定してしまったり、上手く話が通じないことがあるものです。そのために、魚の絵を例にして、注意を促しました。

こんなコミュニケーションの話をして、次に子どものやる気を引き出すための、承認する視点のお話がありました。

コミュニケーションは、受信者の側(=子ども)に大きな権利があるのだということを自覚しながら、私たちは子育てをすることです。自分の言っていることを子どもがどう受け止めるのか、そのことを親として考えて、コミュニケーションを取ることが重要なことなのです。そうしなければ、話しても何も通じない結果になってしまうかもしれません。

512, 2020

はじめが肝心

12月 5th, 2020|

こんにちは☁️西川田教室の岸井です!

私は先週お休みがあったので、友人とディズニーランドへ行ってきました。コロナ禍でのパークは、スタンバイの列で間隔を空けたり、アトラクションに乗るときは、1列ずつ開けて案内されたりと、スペシャルバージョンでした。

間隔を空けて並んでいるので、列はとてつもなく長いのですが、待ち時間がどれも30分しないくらいで、好きなアトラクションをたくさん体験できました✨

ディズニーランドといえば、スプラッシュ・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン、スペース・マウンテンの、三大マウンテンですが、私はビッグサンダー・マウンテンの隣にある「シューティングギャラリー」という射的場が好きで、ランドへいくと必ず寄ります。

今回は一緒に行った友人が初めてだということで、「お手本をみせてほしい」と言われ、少し緊張しましたが打ち始めてみました。

大事な最初の一発。我ながらうまく的を当てられ、次も的中、10彈すべてを的に当てることができました。

その後友人が打っているのを隣で見ていると、隣の銃が空き、キャストの方が「もう一回打ちますか?」と声をかけてくださいました。「いいんですか!?」と(たぶん食い気味に)お返事をして、また始めました。

まず一発目。前回の成功による慢心からか不発、次も×。結局10発中5発的中という結果に終わりました。

心の状態、特に良くできた後の慢心は恐ろしいなと思いました。

2回目では1発目が不発だったことで「満点はとれない」という無駄にプライドの高い妥協が入り込み、燦々たる結果になってしまいました。

「始まりが肝心」

なにごとも始まった瞬間の緊張感をしっかり持ち、取り組みたいものです。

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p.s.満点バッジは、クリスマススペシャルのウッディでした。一緒に行った友人は、満点かつラッキーの的にも当てられたらしく、1回の射的でバッジを2つもらっていました。悔しいぃ(笑)メンタルケアが大事ですね。

 

212, 2020

テスト終了後の過ごし方

12月 2nd, 2020|

こんにちは☁️西川田教室の岸井です!

早くも12月になりました。宇都宮市内の中学校の多くでは、先月定期テストがありましたね。西川田教室に通ってくれている中学生たちもテストに向けて一生懸命勉強をしていました。

そしてちょうど今ごろ、全教科が返ってきたのではないかと思います。思うような点数がとれたでしょうか。

今年この時期のテストは、内容の難しさ、範囲の広さからも、点数が落ちやすいと言われていました。

今回のテスト範囲は、数学・英語は特に重要単元です。点数を見て一喜一憂して終わるのではなく、できなかった問題を解き直しして自分をレベルアップさせましょう!

教室で授業があるときに持ってきてもらえれば、授業の時間で先生に分からない問題を教えてもらうこともできます。

テストは終わってからが肝心。できることをすべてやって、年明けの次のテストに備えましょう!

112, 2020

はじめての授業!

12月 1st, 2020|

昨日、初めて授業を担当した生徒のお話。
その生徒は、どこか自信がなさそうで、つねに間違えることを恐れていた。
いつも慎重に考え、何度も計算をし直し、答えが求められても、
「どう?自信ある?」と聞くと、小さな声で「自信はありません」と答えた。

間違えたっていいんだぞ。
作家の伊坂幸太郎さんが言っていた
「人生については誰もがアマチュアなんだ。誰だって初参加なんだ。
はじめて試合に出た新人が失敗して落ち込むなよ。」

大切なのは失敗しないことじゃない。
失敗することは当たり前のことだ。
本当に大切なのは、失敗からいかに立ち直るかだ。

だから、生徒たちよ!
勇気をもってたくさん失敗し、たくさん成長してくれ!