2504, 2022

教える側こそ、学んでいます

4月 25th, 2022|

こんにちは、西川田教室の久保井です。

先日、塾講師のための研修に参加しました。
”教える側こそ、日々、学びを重ねなければならん‼”と、痛感してきました。
研修学んだ中で、一番こころに刺さったことは、”私達の武器はことば。そのことばで、こども達が感情をコントロールすることのお手伝いができる”でした。

塾に来る生徒たちは、疲れています。
学校、部活、習い事が終わったあとに、来る生徒がほとんどです。
正直、勉強の大切さは分かったていても「何だかなあ~」という時もあります。
その時私たちは、ことばをかけます。
生徒「先生、今日は勉強の気分じゃない~」
先生「勉強の気分じゃないくらいの出来事があったんだね」
生徒「あ~っ、疲れた」
先生「疲れたね~」

このように、授業中は、生徒を承認することを恒常的に行っています。
認められることは、誰だって嬉しいことです。
やる気が低下していても、その嬉しさで、勉強する適切な行動に移ってきます。
私たちのことばかけは、こども達が感情をコントロールすることをお手伝いをしています。

来月も、研修があります。
学んだことを生徒達に還元しながら、お互いに成長しあってゆくことが私の目標です。

 

 

 

 

704, 2022

春期講習終わりました

4月 7th, 2022|

 

今日は、西川田教室の久保井です。
春期講習も終了、明日より通常授業を行います。

西川田教室の新中3生の一人について、お話します。
彼女は、とてもとても春期講習のコマ数を取って、通常の数学・英語だけでなく5教科にわたって講習を受けました。
もちろん、受験生になるのですから、準備としては、セオリー通りです。

 
「自分から春期講習たくさん受けたいって、思ったの?」と質問すると、

「お母さんに、やれっと言われたから・・・」( ´∀` )( ´∀` )とのお返事。

 

保護者の中には、高校受験の準備は、部活引退してからで十分間に合うと、お考えの方々いらっしゃいます。
生徒さん、一人一人の学力、部活、志望校、その他の事情が違いますから、それでも間に合うお子さんもいるでしょう。

知って頂きたいことは、それは、お父さん、お母さんの高校受験の経験だということです。
文部科学省の方針転換で、学ぶ量は確実に増えています。
スマートフォンは、お父さん、お母さんの中学時代にはありませんでした。今の中学生の時間は悲しいかな
かなりの割合でそれに盗られています。

「やれっ」といったお母さんは、学ぶ量が増え、勉強に使える時間が減ったことを、ご理解くださいました。
彼女は、この春、本当に頑張りました。来年の春に、更に笑えるように、西川田教室全体で指導します。

 

2203, 2022

春休みには年間計画をたてましょう

3月 22nd, 2022|

    今日は、西川田教室の久保井です。

もう、それぞれの生徒さんは、進級、進学先が決まっていることでしょう。
本当におめでとうございます。

おめでとうと言えば、お正月。お正月といえば、一年の計は元旦にあり、と申します。
そこで、一年の計は春休みにあり、学習年間計画を立てましょう。

具体的には、「漢字検定」を今年度のいつ受けにるかを決めましょう、ということです。
漢字検定は、6月19日(日)、10月23日(日)、2023年2月12日(日)予定されています。
コロナ禍において、変更等あるかもしれませんが、この3回予定されています。
3回しかないのです。

「漢検」の為にする勉強はよいことばかりです。

その1,3月5日に行われた、栃木県立高校、国語で出題された問題です。

「無人」と熟語の構成がおなじものはどれか。

ア 登場  イ 連続  ウ 不要  エ 往復

いかがですか、答えはウです。
このように、まるで「漢検」から問題を借りてきたように出題されました。

その2,「漢検」に挑戦することで、文章の理解力が身に付き、いろいろな勉強の基礎学力として役立ちます。

さあ、3回しかない漢検をいつ受けますか。計画を立てて、検定受験に挑戦しましょう。

「漢検」、「英検」、「数検」ともに、進光ゼミナールの教室で受けられます。ご相談ください。

 

503, 2022

子どもに愛情を示すには、まずは大人が変わろう!

3月 5th, 2022|

みなさんこんにちは!進光ゼミナールの岩崎です。
ひさしぶりにブログを書くので、うまく伝えられるか自信がありませんが、一生懸命頑張ります。

さて、今日は、子どもへの愛情の示し方について興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

「子どもは、親から愛情をもらいたくて仕方がありません。
いや、子どもだけではありません。人間は、他人から愛情をもらいたい生き物です。
他人からの承認(プラスの承認もマイナスの承認も)が、
ベストタイミングであればあるほど、セルフ・エスティームが高くなっていくものです。

よく言われているように、親が無条件に子どもに愛情を示し、
子どもを勇気づけていけば、子どもは、安心して成長していくのです。
しかし、親が子どもに過剰な期待を寄せてしまうことから、今の子どもの状態が
認めがたくなり、子どもの悪い点を直そうと愛情よりも注意や忠告をしすぎて、
子どもをスポイルしてしまう場合が多いのです。

愛情の表れとして子どもを指導しようとすればするほど、子どもは愛情欲求を大きくし、
愛情の確認を親の望む行動以外の行動で行ってしまうので、さらに関係が悪化してしまうのです。

日本では、愛情表現を頻繁にする文化的風土が希薄なので、
なかなか愛情を直接的に表現することができないものです。
特に、子どもが中学生以上になった親子関係や夫婦関係では、
特にそういう風潮があるのではないでしょうか。

ですから、愛情を子どもに示せと言われても、
そんなことは恥ずかしくて出来ないということにもなりかねません。
しかし、愛情は、直接的ではなくても、間接的でも示すことは可能です。

たとえば、親が、子どもの心を尊重する態度や子どもに決定を任せて、
サポートしていく態度を取るという行為は、子どもに愛情を示しているということです。
直接的な言葉で愛情を表現しなくても、態度で、愛情は伝わるものです。

子どもに対する感謝の気持ち、子どもを案じる気持ち、子どもと喜びを共有すること、
そういう様々なことが、子どもに愛情を伝えてくれるものです。
「愛している」という言葉だけが、愛を伝えることではありません。
ですから、気楽に、子どもに愛情を示してほしいのです。

親が愛情を子どもに示せば示すほど、子どもは安心して成長していくものです。
そうすれば、子どもの自己重要感(セルフ・エステーム)が高まって、
やる気のある子どもに育っていくことになります。」

そうです!子どもを変えるためには、まず我々大人から変わっていきましょう!

1202, 2022

元気や不安は伝わりうつるもの

2月 12th, 2022|

西川田教室の新井です。2月7日(月),8日(火)に、県立高校の特色選抜(推薦入試)がありました。特色選抜を終え、教室に来る生徒たちに、私は「手ごたえはあったの?」,「内容はどうだった?」と聞きました。返してくれる言葉は生徒それぞれでしたが、その中でも多くの生徒が口にした言葉は、やはり「緊張した」でした。中には
「作文が配られる前に、『目を閉じなさい』ってアナウンスがあって、(そのような流れを知らなくて)おどろいた」など、初めての推薦型の入試への驚きや戸惑いの感想を話す生徒もいました。

何事も初めてのことはどれだけ準備していても不安になるし、緊張もすると思います。前もって、どのようなことが起こりうるのか、様々な可能性を知っていれば、生徒たちも不測の事態がおきても、動揺も少なかったのではないかとも考えました。

今回の出来事を通して、予め「このようなことがある可能性がある」と入試本番の流れについて伝えることも私の役目だったなと反省しました。この反省をしっかりと生かして、一般入試を控える生徒たちに接していきたいと思います。
その時に決して不安を煽るような言い方はせずに、「このようなこともあるからびっくりしないでね。〇〇くんなら大丈夫」と明るい方向へ持っていくような伝え方をしたいと思います。

明るく話せば、生徒たちの気持ちも明るい方向へ変わると考えているからです。

普段の授業でも同じことが言えます。私が大変そうにしていると、生徒たちにもその雰囲気は伝わり言葉をかけにくくなりますし、
逆に私が楽しそうに授業をすると、生徒たちの笑顔が増えていき、質問も多くなります。
そのため、私は常に明るく、時には冗談も交えながら「生徒たちを笑顔にすること」を意識して授業に取り組んでいます。

そしてこのスタイルが教室全体の雰囲気となり、「楽しく学べる塾だな」と思ってもらうことが私の大きな望みの1つです。

2801, 2022

1つ、気付いたことがあります。

1月 28th, 2022|

西川田教室の新井です。今回は私が西川田教室で心掛けていること、そしてそのときに1つの気付きがあったことをご紹介させてください。

私は授業を担当していないコマであっても、教室内を巡回して生徒のフォローを行っております。私は巡回指導をする際、ペンが止まっていたり、また学校の疲れからかウトウトしていたりする生徒たちに話しかけるのはもちろんですが、ペンを走らせている生徒にも「どう?解けそう?」などと声掛けをしています。
大体1コマの授業で小・中学生全員に最低1回,多くて3回は声を掛けようと意識しています。
(生徒の中には、「また来た!暇なの?」と言われてしまうこともありますが……。)

そして先週巡回指導をしている際、以下のようなことがありました。

1コマ目数学,2コマ目英語の授業を取り組む中学生がいました。1コマ目の数学では、計算問題を中心に取り組んでおり、その最中に「どう?順調?」と私から声を掛けました。その生徒は「はい、大丈夫です!」と返してくれて、その後も積極的に問題に取り組んでいました。
しかし2コマ目の英語になると、ペンが止まってしまうシーンを何度も目にしました。その度に、「どうしたの?分からないところがあるの?」と聞くと、「はい。ここが……。」と困って様子だったので、その問題の解説と英語の学習する上での助言を行いました。
数学のときよりも、積極性がやや薄れてしまっているように思えました。帰り際、その生徒に数学と英語のどちらが好きかを聞いてみたところ、「数学」と答えてくれました。

私は数学のような積極性を、英語でも見せてくれればと考えていましたが、それを生徒本人にのみ託すのでは不十分だとも思いました。
なぜなら、数学を一生懸命に学習した背景には「数学が英語よりも好き」という気持ちがあるからです。人間ですから、苦手なことよりも得意なこと,好きなことの方が積極的になるのは当たり前です。

では、数学が好きだから得意なのでしょうか。それとも、数学が出来るから好きなのでしょうか。まるで、「卵が先か、鶏が先か」という理論の様ですが、私たち塾人は、この両面からアプローチすることが必要だと考えました。
その科目の“おもしろさ”を伝えると同時に、少しでも解ける問題をふやす、またはテストの結果を良くする。そのことで、1つでも多くの科目で「好きこそ、ものの上手なれ」を体現してほしいと思います。

そのため私はこれからも生徒の目線に立って、教科指導を行っていこうと思います。そして、少しでも「楽しい」という気持ちを引き出していきたいと考えています。それが、生徒のモチベーションを上げる大切な理由の1つになると気付いたから。