春期講習最終日!
みなさんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
本日は、進光ゼミナールの春期講習最終日です。
待ち焦がれていた春休みも、最終盤になり、来週からは、いよいよ新学年が始まります。
春期講習では、新学年の予習に取り組み、新しい学年での学習に不安を抱かないように、よりよいスタートダッシュができるように、準備をしてきました。
新しい学校、新しい学年、新しいクラスメートと、4月は新しいことづくめですが、勉強だけは「復習」になるように取り組んできました。
この春期講習のアドバンテージを活かして、新年度にゆとりを持って飛び込んでください。
しかし、新学期が始まる前に、明日(4/6)は、進光ゼミナールの小学校5年生~中学3年生を対象とした、一斉学力テストの実施日です。この学力テストは、主に、旧学年の総復習となっているので、新学年が始まる前に、旧学年の定着度を確認しましょう!
【悲報】今の中学生、お父さん、お母さんが学んだ中学の頃より、格段に学校の授業が難しくなっている!
こんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
今回は、現在の中学生の学習内容(特に英語について)お話をしたいと思います。
中学1年生は、英語学習3年目!
小学校の英語教科化にともない、中学校では「小学校で英語を2年間学習したこと」を前提とした学習カリキュラムに変更されました。これにより、中1のいわゆる「入門期」とされる学習が大幅に圧縮されました。つまり、これまでアルファベットの読み書きや、簡単な自己紹介程度だった中1の最初の定期テストから、英語を読み書きできることを前提とした問題や、文法知識を問う内容が出題されるようになりました。小学校時代に英語基礎力を身につけた生徒と、そうではない生徒では、
4月時点で既に差がついているということなのです。この差を埋めることをしないままにいると、力の差がどんどん広がっていくことになります。
上のグラフは、A中学校における中学1年生の「英語」の学年末テストの得点分布図です。驚くべきことに、最も人数が多かったのは、「20~29点」の得点層でした。また、A中学校で発表された英語の平均点は49.0点で、平均点を超えたのが全体の約47%に対し、残りの約53%は平均点以下です。
「できる生徒」と「できない生徒」の二極化が進んでいることが一目瞭然です
また、先日(2023年1月13日)、yahooの記事にも同様に、定期テストの点数が、平均点を中心に山型になるのではなく、上位層と下位層が多く中間層が少ない「ふたこぶ分布」になってきていることが書かれていました。子供たちは『聞く・話す』中心の小学校英語から、『読む・書く』中心の中学校英語への移行に対応できず苦手科目になってしまう傾向があります。
小学校5・6年生で英語が教科化され、小学校で600~700語の単語を学習している前提で授業が進み、中学3年間で2500語以上の単語の習得が求められます。これは、保護者の世代が学習した単語数の約2倍に相当します。このような中で、定期テストが実施されると、中学英語に対応できた生徒とできなかった生徒では、英語の成績に大きな差が表れるのは自然のことです。いち早く中学校英語の『読む・書く』を取り入れ、文法事項の習得に取り組むことで英語の力を上げていくことができます。では、実際のテスト問題を見てみましょう。
テスト問題例(中1中間テスト6月実施)※問題は、一部編集しています。
【問】日本語の意味に合うように( )内を並び替え、英文を完成させなさい。
あなたは上手にギターを弾くことができますか。
( the / you / well / can / guitar / play / ? )
これは、中1最初の中間テストです。中1のテストといえば、アルファベット大文字・小文字の書き分けが出題されていましたが、現在は文法問題 が多く出題されるようになりました。これまでのテストとは様変わりしていることがお分かりかと思います。
英語だけじゃない!各学年で扱う単元が変更、高校の範囲も登場!
新指導要領では、各学年での学習単元の配置変更があり、これまで上の学年で学習していたことが、下の学年へ降りてきています。また、内容が難しくなっただけでなく、各教科で学習する事柄が増えました。特に、日々の知識の積み重ねが大切な英語・数学は、一度つまずくと取り戻すのは大変です。日々の学習で疑問を残さないよう、しっかりとした準備が必要です。
春期講習はじめました!
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
本日、3/22(水)から、プレ春期講習が始まり、いよいよ新年度の授業がスタートしました!
長い長いと思っていた1年も、気づけばあっという間に過ぎ、もう、新年度に突入しようとしています。
ブログのタイトルを「春期講習はじめました!」と、夏の風物詩「冷やし中華はじめました」風にしてみたのですが、「冷やし中華」って、冷たいラーメンとも違うし、どこで発明されたのだろう?と思って調べてみました。
冷やし中華は名前に『中華』が付くので、中国生まれの料理だと思う人も多いと思いますが、実は日本生まれの料理で、発祥とされるお店も国内にあり、その元祖は、宮城県仙台市にある中国料理店『龍亭』が有力だとされているようです。龍亭の冷やし中華誕生は、昭和12年の夏にまでさかのぼるようです。当時はキャベツやニンジンなどの野菜をのせたシンプルなものでしたが、少しずつ改良され、さまざまな具材をのせた現在のスタイルへと変化していきました。この冷やし中華誕生は、中国料理は熱いイメージがあるため、夏が熱い東北では、夏期の売り上げが低下していたそうです。仙台七夕のお祭りと重なるその時期、観光客を呼び込み売り上げを伸ばす『打開策』として考案されたのが、冷やし中華でした。
*宮城県仙台市の『龍亭』と同じ時期に、神田・神保町の『揚子江菜館』でも冷やし中華が提供されてたようです。同時期に似たようなものが複数生まれることは珍しくなく、どちらを元祖とするかは判断が難しいところですが、いずれにしても、冷やし中華の発祥が日本であることに変わりはないようです。
このように、売り上げの打開策として考案された冷やし中華は、日本の夏の風物詩となり、今も多くの人々に愛されています。先人たちの食文化、食へ対する探求心に、問題解決のための発想力には、本当に感心するばかりです。先人たちに負けぬよう、新しい食文化を作り、世界で愛される日本であるために、さらに日本が、世界がより良く発展すために、未来を担う子どもたちの成長に関わる仕事に従事しているという責任感を、あらためてかみしめるとともに、冷やし中華の麺を噛みしめる3/22の昼下がりでした。
努力の過程
皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
今日は「自己肯定感」について、わかりやすく説明してくれているメルマガを見つけましたので、ご紹介したいと思います。私たち進光ゼミナールは、「学習指導を通して、失敗を恐れず、何事にも挑戦できる人を育てる」という理念を掲げ、日々の学習指導に取り組んでいます。そのために、この「自己肯定感」を高めることが、日々の授業で私たちが一番大切にしていることなのです。
「自信とは、自分の可能性を信じることです。自分には何かをやる能力があるとか、自分はどんな状況でも何とかなるとか、自分に対する信頼がある状態を自信のある状態というのです。
こういう自信を持つためには、どういう感情が必要なのでしょうか。それは、自己を肯定する感情です。自己肯定感が、自信に繋がるのです。それでは、この自己肯定感はどうすれば高まるのでしょうか。
それは、交流分析の言うプラスのストローク、特に無条件のプラスのストローク(承認)を子どもたちに投げかけることで、子どもたちの自己肯定感は高まります。
無条件のプラスのストロークとは、子どもが、何かをしたから褒めるというよりも、何もしなくても子どもがいるだけで、親として子どもを認めるというものです。この無条件のストロークで子どもたちのセルフ・エスティームが高まるので、自己肯定感が高まっていくのです。
つまり、お母さんやお父さんが、自分のことを重要だと思ってくれている。お母さんやお父さんに認められている私は、自分のことを肯定して良いんだ!という風になるからです。
たとえば、算数のテストで、100点を取ったから褒めるというのは、条件付のプラスのストロークです。それに対して無条件のプラスのストロークは、どんな得点でも親として子どもに対して優しく接するということです。
子どもの存在をいつでも関心を持って見つめていくと、子どもの自己肯定感は、高まっていくものです。自己肯定感が、高まってくれば、何に対しても自信を持って臨めるようになりますし、新しいことをして、たとえ失敗しても、失敗から何かを学ぶようになっていくのです。そうなれば、子どもは自分自身の強さを実感できるようになっていくものです。
私たちは、子どもの良い面と悪い面を同時に認めることです。そして、良い面に関心を示して、良い面を伸ばしていこうとすることです。そうすれば、子どもは自分自身の可能性を信じられるようになります。そうなれば、子どものやる気は断然高まってくるはずです。」
中土井鉄信『子どもの自己肯定感を高める!』(MBAメルマガより)
私たちは、子どもたちの関心に目を向けながら、子どもたちの努力している姿(プロセス)に注目しています。導き出した答えが正しいか、正しくないかではなく、答えを出そうと四苦八苦しながら努力している姿に注目し、その努力している子どもたちを承認することを心がけています。勉強なんて楽しくないし、勉強したくない日もあると思いますが、それでも塾に来て、勉強する生徒たちを最大に承認できる講師であるように、スタッフ一同、取り組んでます。
3月8日
みなさんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
レミオロメンの「3月9日」という有名な曲がありますが、今日は3月8日です。
2023年の3月8日は、栃木県立高校の入試です。
このブログが更新される頃には、中3生たちが志望校合格を目指し、全力で戦っていることでしょう。
レミオロメンの「3月9日」という曲の中には、
「瞳を閉じれば、あなたが
まぶたの裏にいることで
どれだけ強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい」
という歌詞があるのはご存じでしょうか。
受験勉強を通じて、
私たちは、生徒たちを勇気づける、心強い存在になれたでしょうか。
今は、私たちにできうることは、
試験に臨む一人ひとりの顔を思い浮かべながら、
みんなの努力を信じ、祈るだけです。
叱るだけでなく、正しいことを教える!
こんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
鹿沼東教室が本日、本開校します!
先週は2度ほどヘルプに行ってきましたが、新しい教室は、まだまだ生徒が少なく、広々としていますが、教室内は、活気にあふれ、生徒、講師の明るく、楽しい雰囲気に満ちていました。
今日のブログは、鹿沼東教室の明るく楽しい雰囲気とは、正反対の事柄について取り上げたいと思います。それは「叱る」ことです。
先日、私が購読しているメールマガジンに、次のような記事がありました。
常日頃から「怒る」と「叱る」を意識して使い分けてきましたが、「叱る」のその先について書かれていたので、皆さまとご共有できたらと思い、ご紹介を致します。
「子どもが悪いことをしたとき、私たちは、叱ります。
しかし、叱るだけでは、子どもは、悪いことの反対の良いことを学ぶことはありません。
悪いことをした!と自覚はするかもしれませんが、どうすれば、または、何をすれば、良いことになるのかを明確に示されないのです。
ですから、叱ることと正しいことを示すことをセットにして、子どもと向き合うことです。
また、何でそれが正しいことなのかの意味をしっかり教えることです。
また、子どもが悪いことをして、それを叱る場合、子どもがどうしてその悪いことをしたのか、色々な可能性を創造しながら叱ることです。
例えば、子どもが勉強しないでゲームばかりしている場合、「勉強しなさい!」と一喝するだけではなく、もしかするとA君は、勉強しても、わからないことばかりで、辛い思いをするから、勉強に向かわないのかも知れない、と思いながら、子どもと話をすることです。
つまり、問題行動を叱るということは、その問題行動の原因を解決するために、「勉強の意味」や「わからないことが出てきたらどんな対応をしたら良いのか」ということを教えることとセットでなければならないということなのです。
子どもは、大切な他人(=親や先生)の関心に沿って行動します。
親や先生が、日頃の子どもの多様な行動の中から、発見した望ましい行動に注目して、承認をしっかりしていくことです。
そうすれば、常日頃から望ましい行動を学ぶことができるのです。
子どもの行動を叱るときは、正しい行動とその意味をしっかり子どもに伝え、そして、日々子どもの望ましい行動を親が承認することことです。」
叱ることに留まらないで、正しいことを教える!
私たちの「叱る」のその先に、子どもたちの明るい未来をつくることを想像すること、それが大切なのだと思います。