文章力
年が明けて、大学入学共通テストや特色選抜試験が近づいてきました。受験生の作文指導をしていると❝何を書けばよいかわからない”
という生徒からの質問・嘆きがとにかく多いです。
文章を書くにあたって悩むその❝何❞にあたる部分について、意外にも根本のことからわかってなかったりします。
例えば作文の課題が
「好きなアーティストとその理由を書いてください。」
だったとします。
さて、あなただったらどうやって文章を作りますか?
少し想像してみてください。
当然、最初に好きな歌手を挙げますよね。
この後の「その理由」が意外と難しいです。
普段何気なく話している話ですが、好きな歌手について、好きな理由まで考えることって結構少ないと思います。
言ってしまえば「好きだから」で終わってしまうものです。
その話をいかに膨らませていいのかがポイントです。
例えば、ロックバンドが好きだったとしましょう。
そこに理由を入れるとすれば
①ライブでの楽しみ方の幅が広い
②ストレス発散ができる
③ジャンルが多様
などと膨らませていくことが出来ます。
では、これらがどんな枠組みにあるのかを考えましょう
【比較】
色々な音楽がある中でロックが好きという他との比較から成り立っています。
それそのものを説明するのではなく、
たくさんの中での一つとして捉えることで
書けることがグンと広がります。
【経験】
音楽について話をする時には、
歌詞や楽器の演奏であったり「音楽」に直接関わることでしか
説明が出来ないわけではありません。
背景であったり、今までの経験を絡めて説明するのも一つの手です。
【話題の転換】
そもそもロックやその音楽について思いつかなかった場合は
無理矢理にでも自分の得意分野の話を引っ張り出すことも良いです。
テーマから外れすぎないことを意識すれば立派な理由に出来ます。
こんな感じで話の持って行き方を
枠組みとして捉えると一気に頭の中が整理されませんか?
塾ではこうやって上手に文章を広げるテクニックを学ぶことが出来ます。
でも、それを教えるためには自分自身にそのテクニックがあって
それを言語化出来る必要があるので私も日々、考えております。
進光ゼミナール泉が丘教室
TEL :028-680-6337 ☏
住所:〒321-0954 栃木県宇都宮市元今泉5-4-8 ダイコクビル2F
新年のご挨拶
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
2024年も、泉が丘教室を温かく見守り、そして支えてくださったすべての方々に深く感謝いたします。
【2024年の振り返り】
2024年は、新たな挑戦と成長の機会に恵まれた1年でした。今年は、生徒たちが楽しみながら学びに取り組めるよう、四季や伝統文化に触れる授業や学びと実生活を結びつけた授業など、多彩な工夫を凝らしてきました。
これらの取り組みを通じて、生徒一人ひとりの成長に寄り添う中で、私たち自身も多くの気づきを得ることができた年になったと感じます。
【2025年の抱負】
新しい年、2025年も「生徒一人ひとりの可能性を伸ばす塾」として、進化を続けてまいります。
025年も、生徒たちが自分の目標を達成できるよう、全力でサポートしてまいります。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
定期テスト対策実施
現在、中学生は定期テスト対策進行中です!
定期テストのある中学生は追い込みに入っています。
単元ごとに教科書やワークを進めているだけでは、本番のテストへの対応力はつきません。
・時間制限がある
・単元・内容がばらばら
・いくつかの要素の複合問題
実際のテストではこのような要素が加わるので、ワークをただ何周もしているだけでは高得点は狙えないです。
進光ゼミナールでは小テスト形式で問題が解けるかのチェックを理社暗記会で実施したり、定期テスト対策プリントを解いたりしています。
確かな得点力を身につけてから本番にのぞみましょう!
冬期生募集中!!
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さらに進光ゼミナール20周年を記念した学習応援も実施中です!
詳しくはお気軽に教室までお問い合わせください!
TEL 028-680-6337 ☏
定期テスト対策
「頑張る」
みなさんこんにちは。
ここ数日で高校3年生が受験を終えた生徒や、控えている生徒がいるのですが、送り出す際に「頑張って」と声をかけるのが私はそんなに好んでいません。
人が何かを成功させるために最も大切なことは、「努力」だと思います。
今でも努力を大切にする意識は持ち続けていますし、子どもたちにも努力ができる人間に育ってほしいと思っています。
しかし、何もかも「努力」という言葉で、目標に対する結果や成果の過程を一括りにすると、辛さが生じます。
気分やモチベーションに左右されやすいうえに、得意、不得意にも関係して、子どもたちは結果に対し、頑張ったか頑張りが足りなかったか、という感想や自己評価になりがちです。
また、努力する過程は大事ですが、後追いの努力は劣勢になりやすく、計画や戦略のない行き当たりばったりの努力は、悪く言えば、無駄な努力になりかねません。
学習成果においても、広告やネット記事で目を引く「逆転〇〇」のような劇的ストーリーより、早いうちから優位に物事を進めていく取り組みをした方が、成果も出やすく、可能性も広がるでしょう。
仮に途中で失敗しても、対処がしやすく、結果的に成功に繋がるケースもあります。
その「努力」に代わるのが「準備」です。
明日に備えて準備する。学校に行く準備をする。授業の準備をする。新学期に備えて準備する。定期試験に備えて準備する。受験に向けて準備する。人と楽しい時間を過ごすための準備をする。未来のために準備する。いつか叶えたい自分の夢のために準備する。
準備の意識が高い子ほど、成績がよく、心も安定しています。
そして、成果を発揮する確率も高く、物事を上手に進める能力が習慣化させているような風格すら感じられます。
「準備」という言葉は、汎用性が高く、「努力」よりハードルを低く受け止めてくれます。
尚且つ具体的で成果も上がりやすく、結果的に準備の意識が努力に繋がります。
そしてなによりも、子どもたちに分かりやすく、伝わりやすい前向きな言葉です。
伝え方ひとつ、考え方ひとつで、子どもたちの意識や行動が変わる、魔法の言葉だと思っています。
皆さんも「努力」や「頑張る」を、「準備」という言葉に置き換えてみてください。
過去問
皆さんこんにちは
本日も中学3年生の入試特訓が実施されています。入試特訓ではカリキュラムの中に下野模試の過去問があるのですが、『同じ問題が出るわけでもないのに、過去問をやって意味がありますか?』などと聞かれることがよくありました。また思っている人もいるのではないでしょうか。最近はそう聞かれることがほとんどありませんし、むしろ過去問をおこなう重要性を理解している方が多いような気がします。
過去問を解くことで1番大切なのは出題傾向を掴むことです。しかしただやって満足するのではなく過去問の解説をしっかりと理解することも大切です。
解説を通じて、なぜその解答が正解なのか、どのような方針で解答が求められているのかを学ぶことで、似たような問題が出題された際に応用力を活かし、解くことができるようになります。
特に、数学や理科といった理系科目では、解法のパターンや考え方を身につけることが得点力向上に直結します。さらに過去問を解くことでモチベーションを持続することにもつながります。
実際の問題を解くことで、目標との距離を実感できます。さらに現時点で解ける問題があることが自信につながり、勉強への意欲が高まると思います。
今はSNSの発達で何でも調べることが容易になりました。保護者の方はもちろん、生徒たちも勉強方法などについて調べたことがある方は多いと思います。それで、過去問をおこなう重要性についても目にする機会が多くなったのではと私は思います。
この後も、私立入試の過去問や県立入試の過去問が中学3年生のカリキュラムに含まれていますので、その都度、過去問の取り組み方や重要性、過去問に取り組み始める時期などをしっかりとアナウンスしていきます。
進光ゼミナール泉が丘教室
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