ルールを守る人であれ
こんにちは、鶴田北教室の菊池です。
先月はアジア大会、バレーボールの五輪予選、ラグビーのワールドカップなど、
スポーツの国際大会が目白押しでしたね。
私は高校の時、ラグビー部に所属していたこともあり、
特にフランスで開催されているワールドカップに注目していました。
日本は惜しくも決勝トーナメント進出とはなりませんでしたが、
4試合すべて、力を出し切り、私たちに感動を与えてくれました。
私はラグビーの精神を愛しています。
よくサッカーなどで、ゴールを決めた選手が派手なパフォーマンスをするのを見かけます。
しかし、ラグビーでは、トライをとった選手は派手に喜んではいけません。
トライまでのプロセスは多くの犠牲のもとで成り立っているからです。
ボールの奪い合いで出血する選手や、
スクラムで耳がつぶれる選手もいます。
そういったチームメートの姿を思うと、派手に喜べませんね。
そして、選手はレフェリーの判定に絶対従わなければなりません。
ラグビーは激しく体をぶつけ合い、
ボールを奪い合う野蛮なスポーツと思われがちですが、
実際は厳格なルールのもとで試合が裁かれています。
「規律の下で、最後まで全力を出す」というのがラグビーの精神です。
先日、「決められたことに最後まで取り組んだ」生徒がいました。
中学生のA君は、部活の朝練の影響もあり、とても眠そうにしていました。
なかなか、問題演習も進みません。
そこで、担当講師の先生が「今日はここまで頑張ろうよ」と言って、
A君はその言葉にうなずきました。
彼は眠気を抑えながらも、しっかりと約束した範囲を頑張って終わらせました。
責任を全うしたA君は素晴らしいと心の底から思いました。
私は決して、生徒たちにラグビーを押し付けるつもりはありません。
ただ、生徒達には、学校内外や鶴田北教室での時間を通じて、
時間を厳守する、
決めた目標に対して最後まで取り組む、
宿題は必ず提出する、
授業中は周囲に迷惑をかけない、
といったルールを守る習慣を身につけてほしいと思います。
周りの人間を思いやることができる、約束をしっかりと守れる、
自身の責任を最後まで全うできる人間は、
多くの人から必要とされ、社会で必ず活躍できます。
そして、幸せな人生を歩むことができます。
生徒達が幸せな人生を歩むためにも、
まずは、私達が生徒の見本となります。
そして、生徒達がルールの中で、楽しく勉強できる環境を作っていきます!