こんにちは、鶴田北教室の菊池です。

 

十月になりました。本格的な秋のシーズン到来ですね。

スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋などと言われているように、

様々なことに取り組みやすい時期です。

また、味覚の秋であることも忘れてはいけませんね。

生徒達には、美味しいものをたくさん食べて、

元気に学校生活を過ごしてほしいと思っています。

 

さて、本日は、「涙が出るくらい嬉しかったこと」について書きたいと思います。

小学生のA君は、掛け算の九九が苦手でした。

一から五の段までは正確にできる一方、六の段以降になると、

間違えたり、手が止まったりしてしまいます。

そこで、鶴田北教室では、A君に毎回、九九の計算問題を用意し、

夏期講習中も、毎回練習してもらいました。

時には、授業中、講師の先生と一緒に音読もしました。

 

そして、先月の中旬、A君に九九の計算プリントを渡し、

計算してもらったところ、見事全問正解していました。

採点をしていて、涙が出そうになりました。

「この答案、お母さんに見せてあげてね」とA君に伝えました。

 

さらに、A君の親指を見ると、絆創膏が貼られていました。

「どうしたの?」と聞くと、

家で九九を音読しながら、お母さんのお手伝いをしていた時、

不注意で切ってしまったと話してくれました。

それを聞いて、「そこまでやらせてしまい、申し訳ない」という思いと同時に、

A君は時間を惜しんで練習していたことを知り、

またまた涙が出そうになりました。

 

A君からすると、この数か月は同じ問題を反復させられ、本当に辛かったと思います。

それでも、休まず授業に出席し、宿題も忘れずに提出してくれました。

「努力は裏切らないこと」をA君の姿から実感させられました。

 

鶴田北教室では、苦手克服に取り組む生徒が多くいます。

「頑張るキミの味方でありたい!」をモットーに、

生徒たちの最高のパートナーとなれるよう、日々頑張っていきます!