こんにちは
若松原教室の阿部です

高大接続改革により2021年度より大学入試の選抜方法が大きく変わることはすでにご存じかと思います。
今回はそのことではなく、今年度入試についてのお話です。

1)宇都宮大学と群馬大学における「共同教育学部」の設置
背景には、少子化、教員需要の減少、予算の削減がある一方、グローバル化、ICTの進歩などの新しい社会に対応できる 教員の養成が求められることがあげられます。入試はそれ ぞれの大学で4系13分野の同じ枠組みで募集し、定員は群大が前年度30人減の190 人、宇大は変わらず170人。2019年度のセンターのボーダー得点率は、群大で67~74%、宇大が63~66%(河合塾2019年度資料より)でしたが、これ以上に上がることが予想されます。狭き門になることは間違いないでしょう。

2)大学志願者数は減少

3)私立大定員管理適正化

4)最後のセンター入試
翌年に新入試を控えているので、「現役合格」を意識することから難関大学を敬遠する動きが見られます。これにより、中堅私立大や地方大の志願者増加傾向が予想されます。一つ「下」への志願校変更が「安全」とは言えなくなります。将来を見据えた進路選択をして、最後まで前向きに「あきらめない」取組みが必要です。

そこで、現役高校3年生への心構え『5カ条』を!!
・「現役生は最後まで伸びる」から最後まであきらめない
・「時間」を意識した学習対策
・新しい参考書や問題集には手を付けず、これまでの問題集と模試の見直し
・生活のリズムを守り、規則正しい生活を送る
・最後まで自分を信じる

最後のセンター入試まで あと92日