こんにちは
若松原教室の阿部です

インフルエンザが猛威を振るっています…。
いまコロナではなく、インフルエンザの感染に注意しましょう。

先日、中学2年生のH君の中間テストの成績表を見せいてもらいました。
5教科はそれほど変化はなかったのですが、英語が前回よりも44点上がったのです。
平均点は8点下がっていたので、ものすごく頑張った成果だと思います。
H君も嬉しそうに話してくれました。
その時僕は「何で頑張れたのかな?」と尋ねたところ、H君は「前回16点上がったときに、先生に、まだ頑張れると思うよ、と言われて頑張ってみた」と。
前回、ものすごく苦手な英語で16点上がったことは、H君にとってものすごくうれしかった出来事でした。
その時は、塾の対策授業や単語練習が功を奏しての結果だと思います。
そこで、強い口調ではなく、促す感じで「良かったね。でも、ここで満足しても良いけど、授業の様子を見てると、まだやれるんじゃない。もったいないからもうちょっと頑張ってみよう」と声がけした気がします。
「授業の様子を見てると」がポイントだったのかな、と思います。
ただ、理科と国語は、ノー勉でのぞんだらしいので、そこはちゃんと指導しましたが…。

僕たちの日ごろの何気ない「ことば」が、子どもの考え方や行動を変えると思います。
「できて当たり前」ではなく、「頑張ってるな」「やればできるよ」など、「今さら」ではなく、しっかり「ことば」で伝えてください。
「ことば」を大切に接してみてください。

ちなみに、中学受験をした中学生に「親からかけられてうれしかった」ことばのベスト10です。
1:大好きだよ
2:ありがとう
3:へぇ~? そうなんだ?(その話、もっと聞きたいな)
4:やったね!
5:すごいね!
6:頑張ったな! または 頑張ってるな!
7:ドンマイ!(次、行こう!)
8:オマエならやれる!
9:(結果は気にせず)楽しめ!
10:ナイストライ!(いい経験になったね!)
そんなに、凝った表現ではありません。
普段、普通に使っていることばです。
その普段普通に使っていることばを、意識して使うことが大切なのではないでしょうか?
やる気を引き出す「魔法のことば」は、普通の「ことば」に気持ちを込めて使うということですね!