こんにちは
若松原教室の阿部です

先日行われた県立高校入試の傾向の分析ですが、既にご存知かと思いますが改めて。

5教科全体的にみると、出題傾向に大きな変化もなく、難易度も例年並みだったと思います。
ただし、ここ最近「記述力」が問われているので、記述問題への対策が分かれ目になったのではないでしょうか。
記述力は、すぐに結果が出るものではありません。
日頃から「考える」「書く」「正確に読み取る」といった意識を持って勉強しているかが重要です。

国語
例年より物語文も説明文も読みやすかったのではないでしょうか。また、大問1は全問正解できるのでは。作文が、会話とグラフから自分の体験談も踏まえて自分の考えを書く、というものだったので、苦手な生徒にとっては書きづらかったのではないでしょうか。来年受験を迎える2年生は、この春休みに何でもいいので本を1冊読んで「感想文」を書いてみてください。

社会
難易度は例年並みかと。地図やグラフ、年表の読取が必要になるので、まずは一問一答でしっかりと知識を定着させたうえで、表現できるようにしなければいけません。今までの定期テストや実力テストのやり直しを春休み中に行っておきましょう!!

数学
大問3に「式の証明」が出題されましたが、難易度は例年通りですね。文章題や証明問題を「書いて」練習していれば正答に繋がる問題が多かったのでは。1,2年生共に、方程式と連立方程式の文章題、比例・反比例と1次関数の基本は、必ず復習しておかなければいけません。そして、計算練習も教科書レベルの問題を毎日10問解く習慣付けをしておきましょう。

理科
出題範囲も難易度も例年並みです。やはり、すべての分野において、「実験」「観察」を問う問題が出題されます。
結果だけではなく、実験器具の使い方や対照実験の目的なども『正確』に理解しておかなければいけません。学校の授業とノート作りが大切になります。

英語
リスニングが聞きづらかった、という意見を多く聞きましたが、難易度や傾向は例年並みです。英作文の出題パターンに変化をつけてきましたが、文法さえ間違えなければ、今までの取り組みで書けるはずです。2年生は、この春休みに「助動詞」「不定詞」「比較」の復習は必ずやっておくことです。そして、面倒くさがらずに「書いて」単語一つ一つを覚えていくことです。

2020年の県立高校入試まであと362日!!
今から『やれること』『やらなければいけないこと』をコツコツ取り組んでいきましょう!!