こんにちは
若松原教室の阿部です

私立大学の入試もそろそろ終わり、県立高校一般入試まで、2週間を切りました。
大学入学共通テストや私立高校、県立高校の入試問題を見ると、問題文が長くなり情報量が多くなっています。
つまり入試には、情報処理能力が必要不可欠になっているのです。
情報処理能力を身につけるのは、僕は『読書』だと思っています。
僕は、小学生のころかなり本を読んでいた記憶があります。
それは、中学生まで続いたような気がします。
高校では、全く読まなくなりましたが…。
そのおかげでしょうか、表現力、特に文章を書く力は、今でも長けていると思っています。
読書し始めの頃は、嫌々でしたが、今となっては、そういう環境においてくれた家族に感謝です。

読書には様々な効果がありますが、特に、小学生からの読書による3つのメリットを紹介します。
◆集中力が養われる
小学生が本を読むと集中力が付き、大人になっても忍耐力が養われることが最大のメリットです。
本を読むことは文字を追い続けるため、漫画やテレビと比較するとかなりの集中力が求められます。
小学生はまだ落ち着きなく、一つのことをするのに集中力が続かないケースは多いです。
実際に、読書をしない小学生は集中力が欠けて、勉強が得意ではないという統計もあります。
一方で、読書をする小学生は集中力があり、学力が高い傾向にあることが分かっています。
小学生から多くの単語や漢字に触れることで、読解力が身に付き、語彙力も蓄積されるのもメリットです。
賢い小学生が読書をしているのではなく、読書をして賢くなるのです。

◆人の気持ちが理解できるようになる
読書は文字を読み進めながら、情景を想像したり、登場人物の心情を理解していきます。
写真や絵がない本を読むことは、自分の想像力を最大限に働かせるので、脳が活性化します。
また、読書が習慣化すると、感情移入が得意になります。
読書を通じて語彙力が高まり、人の話を聞けるようになり、人の気持ちを理解できるようになります。
実際に、子どもの頃に読書をした人は、大人になってからもコミュニケーション能力や社会性の高さが報告されています。
子どもが興味を持つ本をたくさん読ませる機会を与えてあげましょう。

◆言語能力が身につく
小学生から読書習慣がある子どもは、正しい言葉遣いができるようになり言語能力が身につきます。
また、読書をすると正確に物事を理解することができるので、大人になっても正しい判断ができるようになります。
実際に、本を読まずに想像力が低い小学生は相手の気持ちを理解できず、トラブルの原因になるケースも見られます。

いかがでしたでしょうか?
「本を読みなさい」と言われても、一人で読書をするのはつまらないものです。
ですから、家族で一緒に読書をする時間をつくったり、同じ本を読んで感想を共有する楽しみ方をお勧めします。
読書をさせられている、という気持ちにはさせないでください。
学校が春休みになり新学期を迎える間に、『読書』をしてください。
特に、進学先の決まった高校3年生には、個人的にですが『純文学』と呼ばれるジャンルをお勧めします。
感情豊かに人の気持ちを理解することができる未来にしましょう!!

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