こんにちは
若松原教室の阿部です

現在若松原教室では、冬期保護者面談真っ最中です。
保護者の方と、生徒の家での様子や成績、進路などについて共有しています
そんな中特に気になった話題を…。

中学1年生のAさんは、ここ最近の給食の時間が少し憂鬱になっているそうです。
学校の給食が、以前のように対面で食べる形になりました。
そこで、友達が食べながら話している様子に違和感を感じたそうです。
子どもたちは、この3年間、他人と一緒に話しながら食べる、ということを制限されてきました。
友達が食べながら話す様子や自分が食べているところを見られることに抵抗を持ったそうです。
幸いにも、毎日学校には通っているので、それほど大事になっていませんが、僕自身全く考えられなかったことでした。
僕たち大人も知人との会食を制限されてきました。
今年に入ってから、何回か会食しましたが、僕にはその意識は全くありませんでした。
繊細な子どもたちの感覚だから、と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、その一言で片づけられない何かが僕の中に生まれました。

コロナ禍での生活が、子どもたちに与えたことは、ことのほか大きなことだったのではないでしょうか?
それは、子どもたちだけではないと思いますが、これからの将来を担う子どもたちの「感覚」は大切にしたいと思いました。
些細なことを見過ごすことなく、子どもたちと接していく必要を感じました。
大人にとっては「なんだそんなこと」、と思わずに関心を持ちたいと思います。