来年の1月のセンター試験まであと61日となりました、受験生にとってはラストスパートをかけて日々頑張っているのですが、最近のニュースでは来年度から行われる大学入試共通テストについての問題点について多く取り上げられています。

英語の外部試験導入については見送られましたが、国語と数学において出題されるとする記述問題に関しても見直されるべきだという声が多くあがっています。

採点の基準について曖昧になってしまうこと、採点が民間であることなど、その課題は多いですが、その中でも最も困る問題になるのは自己採点ができないことではないでしょうか。

中学3年生が受験する下野模試も記述問題に関しては、自己採点が難しいです。私達が見て得点になると思っていたところでも得点にならなかったりすることもあります。

自己採点の結果によって2次試験を受験する大学を決めるという学生は多いですし、センター利用での私大の入試にも影響を及ぼします。その自己採点が正確にできないと受験する大学を見誤る可能性が出てきてしまいます。

来年度の受験生は英語の外部試験に対する準備だけでなく記述に対する準備も意識してきていますが、制度的な欠陥がある状況は避けてもらいたいです。