こんにちは。

進光ゼミナール竹林教室 室長の山城です。

 

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先日、お休みの日に 桜を見に行く機会を作ったり、無理矢理 外に出る時間を捻出するようにしています。

ここ最近は、

①日頃の授業

②教室全体の指導体制や制度の見直し・改善

③新年度を迎え、去年度の塾 学習の内容と成績推移 傾向を分析し、より点数実績 や 生徒の方々の学習意欲に効果が出やすい 取り組み内容の吟味・新規導入

に追われ、意識していないと、季節感を感じる余裕がないまま、音速で四季が過ぎてしまうことが多くなってしまっていることに、危機感を憶えまして…(笑)

「生徒の方々の1年間」と「私たち大人の1年間」では、体感スピードが明らかに大人の方が早いです。

先日、竹林教室に通塾してくれている小学塾生・Aさんが、室長ブースまで来て「先生~、私、新学期になって、この委員会に入ったんだよね」、「クラスの男子の間では、こんな遊びが流行ってるみたい」等、学校でのお話をたくさんしてくれて、とても嬉しく感じる機会がありました。

「新学期ならではのお話だな」と感じながらも、その季節感を同じ目線で体感できる感覚が 室長にないのは、まずいなと気付かされました。

その日から、何かを取り戻すかのように、季節のイベントを修行のようにこなしまくる日々です(笑)

ただ、そうしたことに気付かせてくれる生徒の方々の存在は 本当に貴重で、大人ながら学ばせてもらう機会を多く下さっているのと同時に、学校でのお話を私にもしてくれることは、心からありがたいです。

 

私は、既に通塾してくれている生徒の方々の学習フォローを 何より第1にしています。これ以上に大切な仕事は、私にはありません。

外部の方々もご覧頂けるブログ等は第2優先にはなりますが、それでも「あらゆる仕事の中で、2番目には大切にしなくてはいけないもの」と心得ており、②の一環として、先程ご紹介した、室長ブースまでお話に来てくれた生徒様に対しても、私から「去年度までホント忙しくて、本当に心の奥底から思ってる教室のエピソードをブログに書く時間が、作れないんだよね~」と話すと…

…言われちゃったんですよね…。

 

「だって山城先生のブログって、中学生のことしか書いてないじゃん(笑)」。

 

ただ、小学生ながら、本当にごもっともなご意見で…(汗)

就職実績を見据え、大学全入時代と言われる昨今、全国的な通塾データを見ても、私から保護者の方々へ面談で お伝えすることも多いのですが、小学生ももちろんのこと、高校生の通塾率の上昇と通塾価値の必要性を、私個人も強く感じていたところだったんです。

なので「そうだよね…(汗) じゃあ!今年度からブログも頑張るし、次は『小学生にまつわる内容』を山城先生も絶対書くから!」と勢いで約束してしまいまして…(笑)

小学生にまつわる話を今日はしなきゃいけなくなりました…。

 

●『好き嫌い』で 子どもを叱るのは、時間と労力の無駄

 

大人が、子どもの『好き嫌い』を気にしてしまうのは、

・『好き嫌いがある人』= わがままな人が 多い。

・『好き嫌いがある子』= 困難から 逃げるようになる。

という観念があるから、だと言われています。

ただ、この2つの考え方、実は 科学的根拠が無いということ、ご存知ですか?

はっきり言いますが、これは迷信です。

味覚に個人差があることは、当たり前こと。子どもの人格とは、一切関係のないことなんですよね。

『好き嫌い』で叱るのは、大人からしても時間と労力の無駄です。

むしろ叱る側も、叱られる側も 嫌な気持ちになってしまいます。

一番怖いのは、そうしたことが長年蓄積されることで、子どもの性格形成にネガティブな影響を与えてしまうことがあることです。

私自身、子どもの頃は、食卓の雰囲気作りの覇権を父が握っており、「どうやって父の機嫌を損ねず、食事の時間を乗り切るか」ばかり考えていました(笑)

その結果、大人になってからも、会社の会議では、周りの目ばかりを気にしてしまい、『自分の主張を通す力』が全くないことに気付き、その能力を取り戻すまでに、相当な数のワークショップやスキル実践の場にお金と時間を注ぐハメになりました。

お子さまを「言いたいけど、言えない」の性格に仕立て上げてしまうような物言いを、私たち大人は、日頃してしまっていないでしょうか?

成長期の子どもにバランスよく栄養をとってもらえるようにすることは、とても大事なことですよね。

親御さんもそれを第一に考えてくれていて、わが子を思うが故に、必要な栄養価だけは摂ってほしいという想いも、とてもよくわかります。

「ニガテな食材にも、対応できるようになって欲しい」というのは、大人から子どもへの願望の押し付けにもならないので、気を付けなければいけないな、と私自身、ハッとさせられることがあります。

 

『好き嫌い』が問われるシチュエーションで、大人が意識して取り組むべきことは、食卓を楽しくすることです。

わざわざ 嫌いなものを無理に食べさせなくても、同じ栄養価を含む 別の食材を選んで、摂取してもらうことができれば、それに何の問題があるのでしょうか?

何よりも大切なことは、

・食卓を楽しくすること

・もし苦手な食材があるなら「それを食べない代わりに、そこで摂取できない栄養を一緒に調べたり、それをどんな代用品でなら摂取できるか、一緒に考えてみようよ!」等、子どもが主体的に知識を得られる機会を作ってあげたり、こうした賢い手法を大人になってから発想できるようになる考え方を、一緒に楽しみながら学ぶこと

です。

 

次回のブログでは『 ③新年度を迎え、去年度の塾 学習の内容と成績推移 傾向を分析し、より点数実績 や 生徒の方々の学習意欲に効果が出やすい 取り組み内容の吟味・新規導入 』について「具体的に、どんな改善をしているのか?」をぜひお伝えしたいと考えておりますので、そちらの話題について書かせて頂きますね。

 

 

GW期間は、進光ゼミナール全教室 休塾となっております。

 

●GW休塾:4/27~5/5

塾生の方々も、年度初めにお配りした年間 休塾スケジュールをご確認下さい。

年間 休塾スケジュールに事前に組み込まれております、毎週 通塾 曜日・時間帯 の分の “通常授業 お振替” は御座いません。