GRIT以前、このブログで「GRIT(グリット)」という言葉取り上げ、簡単にご紹介したのですが、「GRIT(グリット)」をもっと詳しく学ぼうと思い、左の本を買いました(「GRIT」アンジェラ・ダックワース著、ダイヤモンド)。

日頃から、生徒たちに「勉強しろ!」と言っている以上、私自身も勉強して学ばなければ説得力がなくなってしまいます。だから気持ちだけは、生徒たちに負けないくらい勉強しようと思ってますし、私が学んだことは、生徒たちにわかりやすく伝えていきたいと思っています!!!笑

まだ、ほんの少しだけしか読み進めていないのですが、さっそく生徒たちに紹介したい言葉を見つけたのでご紹介します!

著者が中学1年生に数学を指導し、成績評価を行ったときの一節です。

「 最初の学期の成績評価を行ったところ、驚いたことに、能力の高い生徒たちの成績は思ったほどよくなかった。もちろん、よい成績の生徒もいたが、クラスでもとくに能力の高い生徒に限って、なぜかぱっとせず、なかには成績の悪い生徒もいた。
それとは逆に、最初はなかなか問題が解けずに苦労していた生徒たちのなかには、予想以上によい成績を取った生徒が何人もいた。このようによく伸びた生徒たちは、決まって欠席もせず、忘れ物もしなかった。授業中にふざけたり、よそ見をしたりもせず、ノートをしっかり取って、よく質問をした。最初からすぐに問題を理解できなくても、あきらめずに何度も挑戦した。昼休みや午後の選択科目の時間に、「先生教えて下さい」と頼んでくることもあった。そうやってこつこつと努力をしたことが、成績に表れたのだ。」

学力とは、基本動作の上に成り立つのだろう。
そして、私たち塾人は、基本動作が当たり前にできるように指導することが、成績を上げための第一歩になるのではないだろうか。

まだまだ、この本のさわり程度しか読んでいないので、これからもっといろんなことを、この本から学びたいと思います。