みなさんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
5/20(土)に、理科実験教室「さわってうごく、水中エレベーター」を開催します。

ネタバレになってしまいますが、、、
浮沈子というアイテムが、重力と浮力のバランスによって浮き沈みをするという実験です。当たり前のことですが、浮力が大きければ浮き、重力が大きければ沈みます。重力は一定ですが、浮力はペットボトルを押すと小さくなります。この押すと浮力が小さく仕組みを『パスカルの原理』といいます。
パスカルの原理を簡単にいうと、『水や空気などの流体を容器に入れ、密閉して押さえると、容器全体に同じ圧力がかかる』です。ペットボトルのどこを押さえても同じ水圧になるので、浮沈子の体積が小さくなります。浮沈子に空気が入っているなら、空気の体積が小さくなります。体積が小さくなる → 浮力が小さくなる、という『アルキメデスの原理』により浮沈子は沈みます。以上が浮沈子の理論です。重力と浮力のつりあい、パスカルの原理、アルキメデスの原理、以上3点を順に押さえることがポイントです。

こうして文字にしてみると、とても難しい実験のように思いますが、この実験を行うための作業はとても簡単で、小学校低学年の児童でも、私たち教室スタッフのサポートがあれば簡単に作れます。難しい理屈はさておき、物を作る楽しさ、「なんでこうなるの?」といった驚きを体験してもらい、理科や学ぶこと自体に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しです。

子どもにとって、楽しい驚きこそ、一番重要な体験じゃないでしょうか。