こんにちは、西川田教室の岸井です。

日中暖かい日が続いたり、と思ったら昨日は、雪が降るほど冷えこんだりと、寒暖差が激しい時期となりました。この春に新しい環境になった人も多いかと思いますが、みなさんがお体に気をつけてお過ごしいただけたらと思います。

わたしは昨日、教室から家へ帰る間に友人Aと通話していたのですが、急に何か歌うからリクエストして、と言われ、何曲か伝え、歌ってもらいました。歌ってもらった曲の中で特にお気に入りの曲に西野カナの「Best Friend」があります。

先日ご結婚を発表された、かなやんこと西野カナさん。彼女の書く曲というとラブソングを連想しがちですが、「私たち」や「Dear Bride」など友人に書いた曲も多く、恋人とだけでなく、友人たちと過ごす時間も大切にしていることも楽曲などから分かります。友人Aの歌う「Best Friend」を聞きながら、ふと自分の周りの友人について考えました。

急に歌いだすほどの不思議ちゃん、友人A。バイト先で知り合い、会って1,2年は業務連絡以外はしないほど、まったく仲が良くなかったのですが、ふたりでお仕事をさせてもらうことが多くなり、話しかけざるを得ない、、というところから関わりだした人です。バイトや学業に追われ、人間関係も悩んでいて、自分の気持ちに素直になれなくなっていた私が、無理して笑っていたり、自分の意見を言えないでいたときに、いちいち指摘し、素直でいられるよう手助けしてくれました。しょうがなく付き合いだしたのに、今では大事な存在です。

高校時代に毎日一緒に自習室へ通っていた友人にBがいます。Bについても、同じクラスになったことはないし、高校時代は長い付き合いになるなんて全く思わずにいながら、上っ面だけの「うちらゎ、ずっ友だよぉ!」なんて言っていたら、「ほんとにずっ友になっちゃったね(笑)」なんてときどき二人で笑い合います。そんなBも今でも数ヶ月に一回、朝まで電話で語らい、励まし合う必要不可欠な存在です。

また幼馴染みのCは、会うたびに私の服装で「今日は何かいいことあったな」「だいぶ落ち込んでるな」「ちょっと何か悩んでるな」とわたしの状態がわかるといいます。そうして声をかけてくれるCは本当に大切な存在です。

幼い頃のCとわたしのことを母に尋ねると、叩かれたり引っかかれたりということが多くて、その先が心配だったと言っていました。AやBについても、最初は全く仲良くなる気がなかった人たちでしたが、後になってみると、彼らがいなかったら、どうなっていたんだろう、と思うシーンが多くあります。

「持つべきものは友」という言葉がありますが、本当にその通りだと思うと同時に、いつ・どこでの出会いも大切にしなきゃいけないな、と思わされました。

新学年になり、クラス替え等で、これまで仲良くしていた友だちと離れてしまった、ちょっと苦手な先生が担当になった、という生徒さんもいると思いますが、与えられた環境で、周りの人たちと協力し合い、一年で今のネガティブな気持ちがポジティブなものになるよう願っています。

 

どんなときも 祈ってるよ

世界で一番に幸せになってほしい

Best Friend / 西野カナ