栃木県にお住いの方は「じゅけん」というと、
一般的に「高校受験」を連想される方が多いのではないでしょうか?

今日は、高校受験よりも前の「じゅけん」のお話。
そう、中学「受検」のお話です。

君とこの塾で出会ったのは、君が小学4年生になった春。
算数の文章題や図形、国語では、漢字や読解問題が苦手で塾に入ってきたけれど、
授業を重ねるごとに、1つ1つしっかりと身につけ、苦手なものを克服していきましたね。

いつも笑顔で、朗らかな君が、「じゅけん」をすると決めたとき、
言葉には出さなかったけれど、心の中でかなり驚きました。

「じゅけん」が決まってから、僕たちは君に、とても多くの課題を与え、多くのことを要求してきました。
春先は、まだまだ「じゅけん」生としての自覚が足らず、宿題を忘れてくることもあったけれど、
夏休み以降は、一日のうちの多くの時間を「じゅけん」勉強に費やし、メキメキと力を伸ばしてきました。

苦手だった算数の文章題も、作文も、漢字も、見違えるほどレベルアップし、僕たちを驚かせてくれました。

冬休みの間は、毎日、朝から塾に来て、最低でも6時間、最高で10時間勉強しました。
君のがんばる姿に、周りの大人も、他の受験生たちも、驚き、称賛していました。

そんな君が「じゅけん」を終えて、通常授業でしか教室に来なくなると、
教室には何か物足りないさみしさがあります。

そんな君へ、僕から一言。

小さな「じゅけん」生へ
この1年間、君は誰にも負けないくらい勉強し、真剣に自分の人生を切り拓こうと努力をした。
この努力は、君を大きく成長させたし、君を応援している、周囲の人たちを感動させた。
これは誰でにでもできるような簡単なことじゃない。

胸を張れ!君は努力の天才だ!