2022年4月、約140年ぶりに成年の定義が見直され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

9割以上の小中学生が、成年年齢の引き下げについて知っていて、18歳で成人になることについては、「楽しみ」よりも、すべての責任を自分が負うことや、自分で正しい選択ができるかどうかを「不安」に思っている子供たちのほうが多いようです。

どんなことが不安だと思うか聞いたところ、「まだ高校生なのに成人というのは少し不安」「責任がすべて自分になること、何かあった時に自分で対処しなければならないことが未熟で大人の支えも必要な年齢だから不安」「まだ経験が少ないので、正しい選択をできるかどうかが心配」等、「成人」という扱いになることで、自分の行動に責任を負う必要があることに不安を感じているようです。

また大人になるとはどういうことだと思うかという問いに対しては、「自分の行動に責任を持つ」「社会に出て自立をし、責任が伴うこと」「自分のことは自分で行う」「結婚することや、仕事をすること」等があげられました。

大人になるとはどういうことかを、この話題をきっかけにご家庭で話し合ってみるのもよいかもしれませんね。