カンコー学生工学研究所の調査によると、制服の満足度は「かわいさ」に強い関連性があり、かわいい制服は女子中高生の自信につながるということがわかりました。

研究調査の結果、着たいと思う制服を選ぶ理由として、6割の女子中高生が「かわいい」をあげ、現在の制服の満足度とかわいさを調査したところ、制服の満足度は「かわいさ」に強い関連性があることがわかりました。また、女子中高生が考える「制服らしさ」とは、「きちんと感・学生らしさ・安定感」であると同時に、制服に期待することとして「かわいさ・青春っぽさ」の項目をあげています。

さらに、生徒の肯定的な自己評価感情がもっとも高まるのは、「現在の制服」「理想の制服」「お気に入りの私服」の中では「理想の制服」を着用した時であることも明らかとなりました。また、母親が制服に求めるものは「制服らしさ」である一方で、子供に着せたい制服としては「かわいい」がもっとも多く、子供の満足を優先したい母親の思いが示される結果にもなりました。

制服は、私服と違って自分で自由に決められないという制約がありますが、そこに「かわいさ」が加わると、自分のものとして積極的に受け入れ、可能性を伸ばしてくれるアイテムと感じ、結果として自信にもつながるようです。

制服は人生に一時期しか着ることのできないものであり、保護者は昔の自分を重ねたり、子どものうれしそうな顔を見たりすることで、自分だけではなく、周りのみんなも幸せな気持ちになるのではないでしょうか。