中学生200名と高校生800名を対象に、インターネットにより「中高生が思い描く将来についての意識調査」を実施し、その結果が公表されました。

1年後、3年後、10年後の自身の将来について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているかを聞いたところ、中学生についてみると、「不安」と「どちらかといえば不安」の合計は、「1年後の自分」36.5%、「3年後の自分」40.5%、「10年後の自分」45.0%となり、中学生の4割半が10年後の自分の姿を思い浮かべた際に、明るい見通しをもてず不安を感じていることが明らかとなりました。

高校生についてみると、「不安」と「どちらかといえば不安」の合計は、「1年後の自分」39.4%、「3年後の自分」44.4%、「10年後の自分」48.6%となり、高校生の4割半が3年後という近い将来に明るい見通しをもてず不安を感じ、約半数は10年後の自身の未来に不安を感じることがわかりました。

また、10年後の日本については、中学生では71%、高校生では68%、世界についても中高生の69%が不安と回答。自分だけでなく、国や世界に対しても悲観的なイメージを抱いていることがうかがえる結果となった。

私が中学生や高校生だったころを思い起こすと、明るい未来しか想像できませんでした。

日本がバブル前夜であった時代で、世の中の景気も良かったのでそう感じていたのでしょう。

子供たちに将来不安を感じさせてしまっている、大人たちは責任を感じるべきかもしれません。