みなさんこんにちは!

 

GWが終わり、中学生、高校生はテストが間近に控えています。

GWは小中学生には課題を用意しましたが、今年度は提出率が例年より高い気がします。春期講習から気持ちが新学年に見ている生徒が多いと感じていたので、このように生徒の姿勢に現れるのは嬉しいです。

また、高校生はGW明けてすぐにテストの学校もあったので、状況に応じて課題を伝えました。

テストが近づいているということで教室の掲示にはモチベーションが上がるようなメッセージを掲載しているのですが、最近私が興味を持った言葉を紹介いたします。

「逃げたら1つ 進めば2つ」という言葉なのですが、「逃げる」という言葉にはどちらかというとネガティブなイメージも持たれる人が多いのではないでしょうか。それは、生物の行動において命を守るための「逃げる」が、現代では「自分の責任や面倒な事を避ける」といった意味で使われることが多くなり、逃げる人はダサい、情けない、弱い人というイメージがあるからかもしれません。

しかし、そういったネガティブなイメージがある「逃げる」ですが、この言葉には、逃げることで得られるものが1つあるというポジティブな言葉として使われています。「逃げる」ということをマイナスの意味で捉えず、逃げたら1つ、進めば2つ得ることができると、どちらもポジティブな意味として捉えています。

逃げても得られるものがあるからこそ、一つの選択肢として選択することができるという意味が込められているように考えられます。逃げると、「自分は逃げてしまったダメな人間」と自分の周囲の人たちから評価されたり、自己肯定感をなくしてしまったりすると思います。しかし、この言葉には逃げることを肯定する意味が含まれているので、子供たちだけでなく、我々と同世代の人が感じている生きづらさがある現代社会へのアンチテーゼのようなものを感じます。

 

子供たちだけでなく、私たち大人でさえも、普段の生活の中でたくさん逃げていることが多いと思います。いつもの習慣を今日は・・・と言ってやらなかったり、やらなければいけないことを後回しにするなど。人生の中で一度も逃げずに様々なことに立ち向かっていった人は強い意志を持っていてとても尊敬できることだと思います。ただ一方で、自分の感情をコントロールできなくなってしまい、健全な精神状態を保てないといったことが起こる可能性も考えられます。現代の人が心のバランスを保つための逃げる選択が、適度に必要なことではないかと考えます。

もちろんその人にとって逃げるという概念が異なるとも思うので、たくさんの選択肢を持てるよう知識をつけてほしいと思いますし、私もつけていかなければならないと考えます。