こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

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進光ゼミナール江曽島教室では、先生側から生徒の皆さんへ必ず声を掛けさせて頂く個別指導を第一に心掛け、授業をしています。

そうした中で、保護者の皆さんから頂けるお声として最近増えているのが「今まで勉強自体を嫌がっていたのが、塾生同士で誘い合わせて、塾へ自習へ向かうことがすごく増えたんです」というものです。

また自習に来てくれる塾生同士で、自習時間に問題を教え合っている姿を目にする機会が多いな、と教室を眺めていて私自身、感じます。

もちろん私に分からない問題を聞きに来てくれる塾生 や それぞれ自分が聞きやすい先生を休み時間に捕まえ、質問してくれる塾生もいますが、塾生同士で教え合っている場面に出会っても私は「生徒同士で喋っていないで、先生に聞きなさい」とは伝えず、彼らの姿を見守るようにしています。

授業中は必ず静かにしてもらうようにして、休み時間などを活用してお互いを高め合ってくれているのですが、塾生の皆さんもまだ子どもなので、一方的に教えてもらうばかりだと聞き疲れてしまいます。

塾生側が教える側の話を聞くことに疲れてしまい、聞く態勢が整っていない状態で、いくら無理矢理 知識を詰め込もうとしても、その知識は頭に入っていかないどころか、むしろそれに対し「この大人は、自分の言いたいことだけを押し付けようとして来る」と、抵抗しようとしてしまうこともあります。

毎日、学校で6時間以上、大人に教え込まれた上で、自分の頭の中で整理する時間もさほど与えられず、塾でも詰め込まれるだけになってしまうと、塾生の皆さんもパンクしてしまいます。

それを塾生自身が、問題を分かっていない他の塾生に教える動作も取り込むことによって、教える側の頭の中でもその単元の知識や原理が再整理され、応用問題のヒントとなる発想へ辿り着くなど、先生 → 生徒 という形の学力定着の手法だけでは、より深い理解に繋がることもあります。

それも教え合いをするだけでは終わらせず、ある日、教える側にまわってくれていたKさんは、必ず自習後、室長ブースへ「先生ー!さっき、Tさんにこの単元、教えてあげたんだよ!」と声を掛けに来てくれるので「えーすごいじゃん!Kさんはそれを教えてあげて、その単元について、何か新しい気付きはあった?」と私は伝えました。

そうすると「そうそう!実は、今日Tさんに教えた式を応用したら、こないだ私が解けなかった文章題の解法に使えてね!それで…」と返してくれるので、教える側にまわることでKさんが得たものを学力や気付きとして、Kさん自身にも定着するよう、心掛けて私は教室運営をおこなっています。

それが必要と考えられる塾生には、教える側 / 教わる側の両方を経験する機会を私として遮ることはなしないことで、塾生同士が刺激をし合う教室に、進光ゼミナール江曽島教室はなって来ているな、と感じます。

 

 

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