西川田教室の新井です。私が西川田教室に配属となり、1か月半が経過しました。
この期間で生徒の学習状況を把握することができるようになったからこそ、私は生徒一人ひとりに合った助言を行っております。
それは英単語の覚え方や国語の文章読解、数学の応用問題の答え方などの教科についてだけでなく、ノートの取り方についても話し合うことがあります。

ノートについて生徒と話し合うとき、私は必ず1つの質問をします。
それは「学校や塾のノートを復習で見ることがあるか?」というものです。
それに対し「見たことがない」との答えがほとんどでした。

これは非常にもったいないことです!!

もちろん、学習内容を定着するために演習量を重ねる。それに使うのも、ノートの一つの役目だと思います。
ですが学校の授業は、先生が教科書の内容を分かりやすくまとめて板書してくださります。
塾の授業は教室のみんなではなく、自分が分からない内容をまとめることができます。
そのノートは、きっと自分が成長できるためのきっかけとなってくれるはずです。

そのため、私は生徒に
・復習ではノートを振り返る時間もつくること
・振り返れるノートづくりを意識すること
を助言しています。

具体的には英単語ではノートの下5行を空け、調べないと分からなかった、また間違って覚えてしまっていた単語を書きまとめたり
数学の計算では、間違えてしまった問題の隣に正しい答えを書き、自分がどの計算過程で間違ってしまったのか見て分かるように書きまとめたりするように伝えています。

振り返れるノートとは、自分の定着していない箇所が一目で分かるものほど良いと思います。7月22日㈭より始まる、夏期講習では総復習を行いますので
ぜひとも、夏期講習の1回1回の授業が自分の糧となれるよう、振り返れるノートをつくっていきましょう。