鶴田北教室室長の新井です。新年度最初の1か月が、もう過ぎようとしています。この1か月も今まで同様、生徒たちとたくさんのコミュニケーションを取って、たくさん笑い合いました。そんな中、私が感慨深いなと感じたものの1つとして新高校1年生の制服があります。今回はその話をさせてください。
中学校を卒業し高校も継続して塾を活用する生徒たちが、鶴田北教室には半数いました。彼らは塾の授業に高校の制服を着て来ました。その姿を見ると
「あっ、この子はもう高校生なのか」と思い、また一つ大人への階段を上ったことを強く実感させられました。
私が「何で高校生ぶってるのさ!」と冗談を言うと、「いやいや、もう高校生ですから!」と得意げに答える生徒。
その制服姿と表情は、どこか中学生とは別格の存在のように感じましたが
そのような思いは授業を進めていくと、すぐになくなりました。
なぜなら、今までと変わらない様子で
「先生、ここ分からな~い!」
と、質問を受けたからです。
私は
「なんだよ、これじゃあ中学生までと変わんないじゃん!」
と答えると
「それはそうだよ! 私は私だもん! 高校生になってもそこは変わらないよ」
と返事を受けて、「確かにな」と思わされました。
高校生としてみるのではなく、一人の生徒として見ていく必要がある。
何気ない生徒との会話で、それを教えられました。
そして、これからも彼らの支えになりたいと、そう強く思いました。