鶴田北教室室長の新井です。今週末より、進光ゼミナールはGW休暇に入ります。
4月29日(土)から5月7日(日)までお休みとなります。
新しい学年、新しい学校での目まぐるしい生活が、一旦落ち着く機会にもなれば
入った部活動の練習に追われる人もいるかと思います。

今回はそんなGW中に、どんな勉強をすればよいかということにお答えする時間にできればと思っています。

 

結論から申し上げますと
GW中は、4月の学習内容の復習をしてもらいたいと考えています。

 

進光ゼミナールの春休みのテーマは、予習でした。
新年度のスタートダッシュを決めて、学習内容の深い理解や学習意欲の維持を狙いとしていました。

その成果もあったのか、生徒たちの声を聞くと
「数学、本当に理解できてうれしい!」などの声を聞くことができました。

 

しかし人間は忘れていく生き物なので、このまま先へ先へと進んでしまうと
せっかく覚えたことを忘れていってしまう可能性があります。

「人間は忘れていく生き物」ということを根拠づけるものとして、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

 

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出典(エビングハウスの忘却曲線 – Bing images

 

「エビングハウスの忘却曲線」とは、学習内容を時間と共にどれだけ忘れるのかを数値化したものです。
記憶したことを振り返らないと、20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れ、1週間後には77%忘れ、1か月後には79%忘れるというものです。

 

そのため5月末の英語検定に備えて、1日で100個の英単語を覚えたとしても
振り返らなければ、79個忘れてしまうのです。

 

そのためこの1か月で学んだことをそのままにしてしまうと
6月に控える中間テストの範囲の一部を忘れてしまう可能性が高いのです。

 

だからこそ、GWでは4月の振り返りを徹底するように生徒たちに言葉かけをしています。

中間テストでよりよい成績をとってもらうためにも。
今の学習がより楽しくなるためにも。