鶴田北教室室長の新井です。この春期講習期間は朝9時30分から授業が始まり、最後の授業の終わりは21時25分です。
学校が休みとなる長期期間は部活動のスケジュールやご家庭のご都合が、学校がある日と比べてイレギュラーになりやすいです。
そのため、生徒たちの通いやすい時期に合わせられるようなスケジュールとなっていますので
講習会期間中は、多くの生徒たちと学習したり、お話できたりします。
それが講習会時の私の楽しみの1つです。
そんな講習会中にご入塾いただけた保護者様から
「この子、塾に友だちがいてほしいって言うんです。勉強に友だちって必要ですか?」
とのご質問を受けた際に、私が話した内容をお伝えさせてください。
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私:そうですね。私は場合によっては必要だと思います。
保護者様:どうしてですか?
私:勉強において、友だちが必要なのは、主に2点あります。1点目は、友だちが「心の支え」になるからです。
保護者様:それは先生が代わりにはなれないのですか?
私:もちろん私どもも声掛け等を行い、そうなれるように努めています。しかし、同じ言葉であっても上司ではなく同僚に言われる方が納得することってありませんか? 子ども目線でいうなら、先生ではなくクラスメイトです。
保護者様:確かに。
私:それに勉強は一人で行っていると、心が折れかけた時に辛い思いをしてしまいます。友だちはその辛さに共感出来て、励ましあえて、時には喜び合える存在なんです。
保護者様:なるほど…。
私:2点目は友だちが「競争相手」になれる点です。ある心理学の実験で、一人で学習するよりも、友だちと一緒に勉強する方が脳が刺激され、闘争ホルモンの「アドレナリン」がより多く分泌されたそうです。「この人に負けたくない」って意識が、勉強に向かわせるということです。
保護者様:でも、進光ゼミナールは個別指導ですよね?
私:はい。ですが、鶴田北教室では休み時間などに「ワークをどこまで進められたか」、「通知表の評定がいくつだったか」などを話し合っている生徒たちがいます。そのような話し合いができた後の授業は今まで以上に頑張っていますよ。
保護者様:一緒にだらけてしまうことはありませんか?
私:もちろん時として、あります。その時は私が声掛けをして、勉強への意識を再確認していますよ。
保護者様:なるほど! じゃあ、もし子どもがだらけたら、先生からきつ~く叱ってもらえるんですね。
私:お任せください! もし生徒たちがだらけていたら、私は(ーーあえて伏せます。あえてね。ーー)してますから!
保護者様:分かりました! よろしくお願いいたします。
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このようなメリットがあり、デメリットは私たちがフォローできるので
塾の学習において、友だちは必要な存在ではないかと思っています。