鶴田北教室室長の新井です。今現在、保護者面談期間中です。塾での様子やご家庭での様子、そしてこれからの話をたくさん交わさせていただいております。
ある保護者様から、
「うちの子、先生(新井)から怒られないって言っていたんですけど……悪さしてませんか?」
とのお言葉を受けました。
「してませんよ、ご安心ください。 それに、悪さをしたとしても叱りはしますが、怒りはしませんよ。」と返すと
「先生(新井)は、どうして、生徒を怒らないんですか?」
とのご質問がありましたので、そこでお答えしたことをここでお話させてください。
(ブログで3回連続カッコつけています。これで生徒からモテモテになれますよね! ……無理か。)
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私:そりゃあ…怒鳴りつけて10点上がるなら、いくらでも怒鳴りますよ。でも、そうじゃない可能性って99.9%なんですよね。
保護者様:そんなにですか? どうしてですか?
私:言葉には、「身も心も癒す力」が宿っているからです。
保護者様:……
私:スウェーデンのある家具量販店が、とある実験をしました。同じ観葉植物を2鉢用意し、【日射量、水、肥料などはすべて同じ条件】にしました。ただ1つの違いを除いて。
保護者様:違い? なんですか?
私:一方には優しい言葉を、もう一方にはののしる言葉を聞かせ続けたそうです。
保護者様:へぇ~! それで、優しい言葉の方が良く育ったんですか?
私:流石ですね、そうなんです! それをひと月続けると、優しい言葉を聞かせ続けた観葉植物は、青々と成長して元気だったそうです。
保護者様:面白いですね!
私:そうですよね。そしてお母様のご予想の通り、ののしる言葉を聞かせ続けた観葉植物は、しおれて枯れ始めていたそうです。それを知った時、思いました。【言葉には力がある】と。
保護者様:いわゆる【言霊】ですね。
私:はい! 言葉は不思議な力を持っていて、人やものごとに影響を与えると思います。植物でも、ののしる言葉を聞き続けると、しおれてしまうんです。 当然人間も、ののしる言葉を聞き続けると、身も心も消耗しますよね。
保護者様:はい。
私:それに辛いのは、ののしる言葉は、ののしった側も消耗するんですよ。
保護者様:確かに! 「もう~」ってなり、こちらもよく疲れます。
私:ですよね。これは、優しい言葉も同様です。人に対して、優しい言葉をかければ、植物もそうであるように、ますます元気に成長していけます。
保護者様:なるほど。そして優しい言葉は、かけた側も元気になれると。
私:おっしゃる通りです。だから、私たち進光ゼミナールは、承認活動を大切にしているんです。
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この会話にもありますが、言葉には相手を癒す力があります。
鶴田北教室の生徒たちが明るく通塾しているのも、私が生徒たちと話すことが大好きなのも、言葉の力なのかもしれません。