鶴田北教室室長の新井です。当教室に通っている中学生たちは、およそ3週間後、進学進級し初めての“中間テスト”に挑戦します。
中間テストでは、“目標”に向けて、しっかりと努力を積み重ねられるように、そしてその努力が実るように、精一杯指導していこうと思います。
今回は、生徒たちと一緒に中間テストの目標を立てている、その内容について、お話させていただきます。

 

私が目標の設定を生徒たちとする際は、大まかに以下の手順で行っています。

1.目標点数をいくつにするのかを決める

2.テスト範囲内で不安な単元はどこかを考える

3.テスト範囲内で自信がある単元はどこかを考える
まずは、目標の大枠を設定するために『目標点数をいくつにするのか』を聞きます。
これはあくまで、「これぐらい取れたら嬉しい」という“目標”であって、「必ず達成しなければいけない」“ノルマ”ではないことは生徒たちに伝えています。
生徒たちが、“ノルマ”の認識を持ってしまうと、仮に1点でも目標に届かなかった場合に、それが「ダメ」な点数だと感じてしまうからです。そのため、ここは気楽な気持ちで答えてもらっています。

次に、その目標を達成するためには、『テスト範囲内で不安な単元はどこか』を聞きます。
最後の手順の『テスト範囲内で自信がある単元はどこか』についても、まずは生徒たちの考えを話してもらうようにしています。

もちろん最初に目標点数を聞けば、一緒に勉強しているので、私から助言させていただくこともできますが
生徒たち自身に「自分の強みと弱み」を自覚していただいた方が、目標への意識がより強くなることが予想されるため、生徒たちの考え、言葉を聞いています。

そして最後に、「不安な単元は塾で、自信のある単元は自宅で学習し、その両輪で乗り越えていこう」と生徒たちに声を掛けて、送り出しています。
以上が目標設定を行っている面談の流れになります。そしてここで聞いた内容を講師の先生方にも共有させていただき、不安な単元を自信に変えられるよう、チーム鶴田北教室として全力でサポートしていこうと思います。

次回の更新日:5月24日
タイトル:やる気維持法その8:定期テストに向けた勉強法