こんにちは!
鶴田北教室の菊池です。
四月も中旬となりました。
日中の気温が一気に上がり、授業中や教室内の清掃時など、
汗をかくことが多くなりました。
ただ、宇都宮の夜は、内陸性気候ということもあり、
一気に気温が下がります。
昨年の同じ時期、授業で汗をかいた後、
帰宅時、体が冷えて風邪をひいてしまったので、
今年はそのようなことがないように気を付けたいと思います。
この春も、教室のそばで桜が咲いていました。
もうすぐ、葉桜になってしまいますが、
今年の春も、とてもきれいに咲いてくれました。
世の中、どれだけ暗いニュースが多くても、
桜を見ると自然と元気になります。
日本の文化の象徴である桜を、
これからも大切にしていきたいものですね。
さて、生徒達は引き続き、新学年の先取り学習を進めています。
中には、すでに新学年の教科書の最初の単元を終えた生徒もいて、
改めて、生徒達のポテンシャルの高さを実感させられます。
中学生には、5月末~6月中旬に中間テストが待ち構えています。
先取り学習で、学校の授業での印象度を高め、
最初の中間テストで自己ベストを出してほしいと思います。
普段の授業を通して、
私は、中学生の生徒達には共通して、
苦手なことがあると感じています。
その中の一つが、英語で文を書く、すなわち『英作文』です。
今年の県立高校の入試でも、
英語で文を書く問題が出題されました。
特に自由英作文は配点が高く、
生徒達にはぜひ満点を取れる英語力をつけ、
ライバル達に差をつけてほしいと思っています。
ただ、普段の授業で、
例えば、「あなたは何をしていますか?」などの日本語を英語にする問題になると、
手が止まり、講師のフォローを必要とする生徒が多いです。
私が考える、
英作文を書けるようになるために必要なことは、
以下の3点です。
①英単語
②国語力
③英文法(英文の構造を理解すること)
①について、耳を塞ぎたくなる生徒もいるかと思いますが、
日本語でも、一つ一つの単語がつながって『文』となります。
一つ一つの単語が正確に書けなければ、
相手に正しく、自分の思いを伝えられません。
鶴田北教室では、生徒達が言葉を正しく書けるようになるため、
毎週、単語練習と単語テストを課しています。
②について、例えば、
「相手に来週東京に行くと伝えるとき、どのように言えばよいか」
という問題が目の前に現れたとしましょう。
この問題文をそのまま読んでしまうと、
どのように英文を組み立てればよいか、方針が立ちません。
そこで、東京に行くのは「私」で、「来週」という未来の話なので、
「私は来週東京に行くつもりだ」という日本語に変換すれば、
英作文の方針が立ちます。
英作文向けの日本語を作る『国語力』が必要なのです。
そして、③について、
生徒達が取り組んでいる英語のテキストには、各単元のまとめページに、
「I am a doctor.」のような「基本文」が書かれています。
そもそも、「基本文」は何のためにあるのでしょうか?
それは、「基本文を使って、英会話や英作文してね」という、
テキストを作った人たちのメッセージなのです。
I am a doctor.(私は医者です)という基本文を覚えてしまえば、
「doctor」の部分を、
「student」や「teacher」などに置き換える文が簡単に書けます。
また、「a doctor」を「happy」や、
「from Utsunomiya」と置き換えることもできます。
さらに、「am」を「was」とした過去の文や、
「will be」とする未来の文への書き換えも、
スムーズに理解できると思います。
鶴田北教室では、講師が生徒と一緒に発音練習するなど、
五感を使って、基本文を身につけてもらうことを実践しています。
特に、中学1年生で学ぶ基本文は、
英語の根幹をなす大切なものばかりなので、
時間をかけてでも、確実に身につけてもらいたいと思っています。
もちろん、2年生や3年生の授業でも、
これまでに学んだ基本文の復習を随時行います。
私は、高校生の時、学校から配られた英語の基本構文問題集に、
「英作文は英借文だ」と書かれていたことを覚えています。
まさにその通りだと思います。
基本文をしっかりと覚えて、
覚えた単語を正しい場所に当てはめて、
自分で作れる文を増やしていく。
生徒達が、このプロセスで、英作文をスラスラ書けるように、
私達は全力でサポートします!