こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城で御座います。
進光ゼミナールは、英検・数検・漢検などの各種検定をご受検頂くことが可能である準会場となっています。
英検については、あと数日でお申込〆切が迫っており、今回も塾内外の方々から続々とお申込を頂いております。
あえて詳しくは書きませんが、「英検は、3級から」という言葉も独り歩きしがちな昨今、私は教室運営をしながら、今年の年始に英検へ合格された、とある生徒と触れ合う中で「英検が与えてくれるものは、資格だけじゃないんだな」と感じる機会があったので、その時のエピソードを皆様にもお伝えできればと思います。
江曽島教室には、新年度から、同じ進光ゼミナールの別教室より転校して来られた、Kくんという生徒様がいらっしゃいます。
彼は、数学が非常に得意な反面、英語学習のポテンシャルは十分お持ちでありながら、ご本人自身、どうしても英語に苦手意識がおありでした。
それを見抜いた転校前の教室の室長が「チャレンジの機会だから」と英検5級の受検をすすめさせて頂き、見事、合格に漕ぎつけたという背景がありました。
そのKくんが、江曽島教室にご通塾頂き始めて約2週間が経ち、徐々に江曽島教室の他の塾生様 や 新しい教室の雰囲気にも慣れて来てくれた頃かな~と見守っていた頃、ひょんなことからKくんと他の塾生様たちと私との間で、英検の話題になりました。
英検をまだ取得なさっていらっしゃらない塾生様が「俺は、英検とらなくてもいいや~」と仰っていたところ 、私はふとKくんが苦手な英検を取得していたことを思い出し、「Kくんは、もう中学生になる前の段階で、英検を取ってたもんね!」とお話しすると「うん!もう取った!」と嬉しそうな顔をしていたのが、私は今でも忘れられません。
英語の話となれば、決まって嫌そうな顔をしていたKくんが、ご自身の頑張った証を自信として、それを噛み締めて頂ける機会になっていたのかな、と感じる場面でした。
このことについては、保護者様も「すすめられなかったら、自分から『英検を受ける!』とは決して言わなかったと思うので、自分自身もかなり達成感があったようです」とのお言葉があり、よりそれを強く実感しました。
英検を代表とする様々な検定は、資格として調査書や履歴書に書くことができる、という長所以外に『頑張った証として、取得後も誇りに思い続けられる自信』を手にすることが出来んだなと感じました。