鶴田北教室室長の新井です。
7日(金)は高校の入学式、本日は中学校の始業式、明日は中学校の入学式と
新たな門出を祝うと同時に期待と不安が重なる時期となりましたね。
本日塾に来た生徒たちに「クラスどうだった?」と話すとともに
今年度の目標について話し合っています。今回はその話をさせてください。
ある中学生の男の子と今後の目標の話をしていた時のことです。
その生徒は将来、学校の先生になりたいと考えていましたが
「これを教えたい!」と強く思える教科を選べずにいました。
その生徒との会話の一部です。
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私:そっか。どの教科の先生になればいいか分からないのか。
生徒:はい。得意なのは数学なんですけど、好きなのは理科なんです。でも、理科は数学よりも点数が低いんです。
私:なるほどね。
生徒:教えることが仕事なのに、1番得意じゃない教科選んで先生になるのは難しいのかなって。
私:難しいだけでしょ?
生徒:えっ?
私:それって難しいだけなんだろ? じゃあ、諦める必要ないよ。理科の先生になろう。
生徒:でも、いいんですか? 得意な教科じゃなくて。
私:もちろん。今の高1の生徒たちが中3で受験生だった時、よく話していたんだけど「高校は1番のところに行くんじゃなくて、行った先を1番にできるところを探せ」って伝えてたんだよね。
それは職業にしてもそう。
1番得意なのを職業にするんじゃなくて、1番好きなのを職業にした方が絶対楽しいよ!
生徒:なるほど…分かりました! じゃあ俺、理科の先生目指します!!
私:よし! がんばろう!!
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夢を追う。
口では簡単に言えますが、実際は難しく苦戦を強いられる瞬間があると思います。
迷った時は、1番好きな方へ。とことん笑える方へ。
生徒たちが走れるように導きながら、背中を押していきたいと思います。
今年度も昨年以上に楽しい1年になりそうです。