こんにちは、陽東教室の市川です。

先日ある中学校の生徒から学校のテスト問題を見せてもらいました。非常に面白い問題でしたので
以下、抜粋です。

 

問 これまでの公民の授業を振り返って、「公民を学ぶ意義」について自由に論じなさい。

 

お話しした生徒からは、どう答えてよいのか分からなかった。という反応でしたが、いろいろな答え方がある面白い問題だと思いました。受験を目前にした生徒には『勉強する意義や意味』は答えにくいものかもしれません。私自身も『勉強する意義』を考えながら学生時代を過ごしてきたわけではありません。おそらく、多くの人がそうだと思います。過去を振り返って『意義のようなもの』をなんとなく感じることができる程度です。

それでも、勉強を教える立場の人間としては『学ぶ意義』を少しでも感じてもらえると嬉しい。10年後、彼らが大人になったときに今を振り返って『意義のようなもの』をなんとなくでも感じることが出来たなら、子供の教育に携わるものとして『生徒指導』が出来たと認めてもよいのではないかと思います。

テレビに映る国会中継や経済、国際紛争もすべて、みんなの生活につながっているんだ。社会の一員なんだ。と実感を持って授業に取り組めたらと思いながら本日の『入試特訓』を実施しています。