鶴田北教室室長の新井です。新年度を迎え、生徒たちは少しずつ新学期の始まりを意識しているように思えます。
私も生徒たち同様、気を引き締め直して生徒たちの授業をしていこうと思っています。
今回は、そんな思いを抱きながら授業をした時の話をさせてください。

 

新中学3年生の授業を指導していました。私は生徒たちの丸付けをする際に
丸付けをしながら、コミュニケーションを取ります。
今ですと、春休みの過ごし方や部活動、新学期についてなどです。

 

そんな中、「高校生になったら……」の未来の話をしていました。

以下は、その生徒との会話です。

 

 

生徒:高校生になったら、何しよっかな。

私:おっ、未来のポジティブシンキングでモチベーション高める作戦だね?

生徒:いや、そこまでは考えてないけど…まず、塾はそのまま通うでしょ。

私:えっ? マジで!? 高校でも通ってくれるの?

生徒:……ん? 逆に私、辞めていいの?

私:いや、僕は嫌だけど…。でも何で続けることが当たり前みたいな……。

生徒:いや、ここ(鶴田北)の先輩たち、結構塾に残るじゃん。だから、私もそうなんだろうなって思ってさ。

 

 

その生徒は、高校でも継続する先輩たちの姿を見て
その生徒自身に、継続する意識が自然とついていました。

新高校1年生に継続する重要性については、たくさん語ってきました。
それもあってか、継続することになった生徒は半数以上いました。

 

しかし今回の新中学3年生には、高校の学習については、まだほとんど話していませんでした。

 

それなのに、もうすでに継続の意思を伝えてくれたのは
決して、私の力ではないと思います。

 

 
先輩たちが、姿で伝えてくれたのだと思っています。

 
言葉よりも雄弁で。
鶴田北教室のバトンは、次の学年へ繋がったようです。