鶴田北教室室長の新井です。
本日は、先日より行っている日帰り合宿“満点サバイバル”の2日目になります。

<満点サバイバルでは、75分×5科目(1科目100問)の計375分(500問)取り組みます。その後テストを受け、満点を取るまで帰れないといった、心が温かくなる受験イベントの1つです。>
先日の満点サバイバルでは、なぜこの時期にこの問題を解くのか。10日後の下野模試にどう生かせるのかなど、受験・テストについて大切なことを伝えていきました。
今日は、先日の満点サバイバルの1シーンについてご紹介いたします。
ある問題の解説中のことです。一人の女子生徒から「やばっ…」との声が聞こえてきました。
後から聞いた話ですが、その子は、夏期講習で「ここは大切だから、覚えようね」と言われたところを間違ってしまったので、つい口に出してしまったそうです。

その子を仮にYさんにしますが、その子に事情を聴いたときに、私が伝えた内容は以下の通りです。
Yさん:……ってことが、あったのを思い出して、つい言葉にしちゃったんです。

私  :なるほどね。それで焦っちゃったのかな?

Yさん:焦ったっていうか、悔しいっていうか。

私  :なるほどね。 そういうことってあるよね。
私もよく学生時代、そんな思いたくさんしたなぁ。

Yさん:先生もですか?

私  :もちろんだよ。1回どころか、2回、3回って間違えたもんさ。

Yさん:そんな時どうしていましたか?

私  :私は、2回までは自分のことを許したかな。

Yさん:えっ?

私  :だって、私だって、勉強が得意かって言われたら、そんなことなかったもん。
1回間違ったことと同じミスを、次の日にしたことだってあったさ。

Yさん:……。

私  :そんな時は、「次は絶対間違えない!!」って、強く思って、しつこいくらい
振り返りをしたよ。

Yさん:振り返りですか?

私  ;そう。何回も正しい答えを見て、覚えては頭の中で反復してを繰り返してさ。
脳って不思議だよね。悔しいって気持ちに伝わるのか、強く意識して振り返ると
次は正解することが多いんだ。

Yさん:そうなんですね!

私  :そう! だから、Yさんも今の悔しいって思い、大切にしな。
きっと力になるからさ!

Yさん:はい!!

これは嘘のような本当の実体験です。強く意識し、振り返ることは必ず明日の1点をつくってくれます。
この大切さをしっかりと伝えて、精神面でもサポートしていこうと思います。

次回の更新日:8月25日
タイトル:私がアニメから学んだこと