鶴田北教室の新井です。先日のブログにて、ある学習法についてご説明させていただきました。その内容を一部抜粋します。
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1日数学の計算問題を10問や、英単語を10個確認していくとしましょう。
毎日新しいことだけを行うのではなく、復習も大切ですから、この内容を週に4日行うと仮定します。
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今回は上記の学習法について詳しくご説明させてください。

学習において、大切なことは演習を重ねることです。しかし、次から次へと新しい問題を解いていくということではなく、1冊の問題集や参考書,ワークを定着するまで取り組み「このワークの問題なら、いつ何を出されても大丈夫」と思えるようになることが重要です。

そのためには、一度取り組んだ問題を見直す機会が必要になります。
では、“見直す”とは、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。
そこでオススメしたいのは、問題を解くための「復習」と、その復習の確認をする「復習の復習」の日を分けることです!

数学の問題を例にして説明します。
まず4日間で、1日10問ずつ問題を解いていきましょう。ただ解くのではなく、間違ったところには印をつけていきます。(〇や×、☆でもいいですよ)
そして、どうして間違ってしまったのか。それが計算ミスなのか、公式を間違ったのかなどをしっかりと確認します。ここでの振り返りが非常に大切になります!!

そして後半の2日では、印がついた間違った問題が、振り返りを通して、できるようになっているのかどうかをもう一度解いて確認します。これが「復習の復習」です!

復習図

この学習法は1週間単位で考えますと、上の図のように4:2が理想ですが、苦手な科目については3:3でもよいと考えています。
それほど、「復習の復習」で、分からない、解けない問題をなくしておくことが大切だということです。
またスケジューリングする際は必ず予備日を設けるようにしましょう。
何かアクシデントがあり、勉強できなかった場合のためのものです。

せっかくの長期休みですので、計画を立てて、新年度に備えてみてはいかがでしょうか。