鶴田北教室の新井です。以前、このブログで、“やる気維持法”について書かせていただきました。
そこでは、勉強についてのやる気やモチベーションを高めるためには“達成感”を感じてもらうことが大切だと述べました。1つの目標を達成することがとても気持ちの良いものだと実感してもらう。それが次の目標へのやる気に繋がるのだと考えているからです。

目標に設定しやすいこととして、「定期テストの点数で○○点以上!」などがあります。
これは短期的な目標でありつつ、機会が1年を通してそこまで多くありません。3学期制の中学校では、年に5回しか定期テストがありません。

では、定期テストがない長期休みなどの時期は、どのようにモチベーションを高めればよいのか。
その1つとして、私がオススメするのは“寝る前に振り返り”を行うことです。

寝る前に自分が今日取り組んだノートを見ることです。5分もあれば十分です。
ノートで学んだ内容を振り返るときは、必ず間違った箇所を見るようにしてください。そして、赤字で正しい答えが書かれているノートを見て、どうして間違ってしまったのか、何を覚えればこの問題を解けるようになるのか考えます。そして最後に

「今日がなかったら、私はこれを覚えられていない」

と、しっかり感じること。
今日がその内容を覚えるために、とても大切な1日だったと思うことが、次の日の学習意欲を高めてくれます。
それを繰り返すことが、日々の学習へのモチベーションを左右するのです。

 

大人になっても“振り返り”は欠かせません。この積み重ねが自分の武器となり、長所になります。
このブログを読んでくれた生徒たちには、“振り返り”を習慣化することに挑戦してもらいたいですし
お父様、お母様には、このことを子どもに伝えてもらえればと嬉しいなと思っています。