こんにちは、西川田教室の岸井です。
県立高校入試まであと161日、23週間となりました(学力検査の日までの日数をカウントしています)。進光ゼミナール西川田教室では、先週から教室に来た中3生全員が「居残りプリント」に取り組んでいます。
時間になり授業が終わってすぐ帰宅するのではなく、理科と社会の一問一答形式になっているプリントを先生にもらい、それを解く。解き終わったら自分で丸付けをし、間違えた箇所の言葉を覚える。覚えられたら先生のところへプリントを持っていき、先生がそのプリントから出す問題にすべて正答してから帰宅する、というもの。なかなか覚えられない生徒さんは遅くまで残っています。
帰る時間が遅くなり、帰ってゲーム等をしたい生徒たちも多いので、生徒たちにはあまり好評ではないのかと思いきや、そんなことはないようです。先日なかなかクリアできず、帰りが遅くなった男子生徒に「予習してくればもっと早く帰れるんじゃない?」と伝えたところ、「予習はしていかない。予習はひとりでしなきゃいけないじゃん?それよりは時間がかかるけど、友だちと問題を出し合って練習しながら覚えた方が楽しい。」と答えてくれました。
進光ゼミナールは個別指導での授業をしていますが、このような居残りプリント、テスト対策の理社暗記会といった、友人同士で早くクリアできる順番を競い合いながら取り組める学習機会もあります。
以前テレビで放送されていた「受験の神様」や「ドラゴン桜」でも、主人公のスーパー家庭教師や桜木先生が、ひとりで勉強するより複数人いた方がお互いに切磋琢磨し合うため成績が上がりやすい、といっています。
入試本番ではひとりで戦うため個人戦とも思われる受験ですが、それまでの過程では「個人戦」=「個人で学習する」よりも「団体戦」=「切磋琢磨し合いながら学習する」方がはかどることが多いなと感じます。受験戦争はまだまだこれからです。個別授業で自分の弱点克服をしていき、居残りプリントで重要語句をおさえていくと、膨大な学習時間が実ります。体調管理も徹底しながら、しっかりと学習を進めていきましょう!