皆さんこんにちは!若松原教室の坪山です。

1月18、19日に最後のセンター試験が行われました。天気や交通機関に大きなトラブルもなく、無事に終了したことにほっとしています。受験生の皆さんは自分の力を出し切れたのではないでしょうか?1990年1月に始まった大学入試センター試験は今回で最後となり、2021年から大学入学共通テストに変わります。その影響もあってか、国立大学の志願者が減少傾向にあり、今年度のうちに進学先を決定したいという声も多く聞かれました。

大学入試共通テストは、英語における民間試験の活用、思考力を問うための国語、数学での記述式問題の導入を2本柱として31年ぶりの大学入試改革になるはずでしたが見送られることが決定しました。共通テストは出題内容や配点など全容がまだ見えないことも影響しているのでしょう。

来年の実施方針を今月中に示すとされていますが、まだまだ先が見えないです。新学習指導要領ではアクティブラーニングを通して、思考力・判断力・表現力の向上を目指していますが、試験を通してこれらの能力を評価することは難しく、基礎的・基本的な知識や技能があってこそだと思うので、現状のセンター試験をわざわざ変えることの必要性があるのかと感じることもあります。

いずれにせよ、今後も大学入試改革については注視しつつ、これからの受験生にたくさんの情報を与えていかなければならないと感じています。センター試験を受けた受験生の皆さんはまずはゆっくり休んで、次に向けて切替えてください!