こんにちは
若松原教室の阿部です
本日は『学習指導要領』について少し。
そもそも、『学習指導要領』とは?
それは、文科省が定めるカリキュラムの基準です。この学習指導要領は社会のニーズや時代の変化に沿って、約10年毎に改訂されています。
近年、情報化やグローバル化の加速度的進展やAIの飛躍的な発達により、社会は大きく激しく変化しています。そのため、身の回りの物のほとんどがインターネットと結びつき、今までできなかったことが簡単にできてしまう時代になりつつあります。そのような時代にあっても、子どもたちには、前向きに変化を受け止め、よりよい豊かな未来の創り手になっていくことが期待されています。子どもたちにとって学校教育とは、社会に羽ばたくための土台作りの場です。社会の変化に対応し、生き抜くために必要な「資質・能力」を備えた子どもたちを育むため、今回、学習指導要領は改訂されました。
それでは、学習指導要領における「資質・能力」とは、一体どんなものでしょうか?
文科省によると、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力、人間性など」の3つの柱からなる資質・能力のことです。
う~ん、何のことやら…。
そうです、分かりずらいんです。
でも、たった一つだけ言えることがあります。
それは、社会変化に対応できる「資質・能力」を備えさせるために学習内容が難しくなるということです。
既に小学生は、2020年度より以下の内容が導入されています。
・外国語(英語)活動
・プログラミング教育
・道徳
そして中学生は、2021年度より以下の内容が変わります。
・英語:各学年で105時間から140時間に増えます。特に中1生は、覚えなければいけない単語の量が増えるなど、かなり難しくなります。
・プログラミング教育:学習内容が2倍程度になります。
高校生は、2022年度より以下の内容が導入されます。
・消費者教育
・主催者教育
今後の学習においてポイントとなるのは、「英語」の学習ではないでしょうか。
2024年度の共通テストには、民間の外部試験の導入も実施されることでしょう。
また、今回の共通テストが布石になっていますが、「思考力」「判断力」「表現力」が必要とされる傾向になるでしょう。
いずれにしても、まずは、学校の授業をしっかりと理解することを徹底しましょう。
そして中学生なら、定期テストで80点以上を継続してとれる学力を身に付けていきましょう。
まずは、今年度最後の期末テストに向けて頑張りましょう!!