こんにちは。
進光ゼミナール宇都宮市竹林教室 室長の山城です。
先日、授業時間中に自習室をお使い頂く生徒の方々の中で、お知り合いの塾生とおしゃべりをしてしまうことのあった方に、少しお話をする機会がありました。
私は塾で、学習知識や意欲にプラスの影響がある事柄については、その過程を認めて差し上げるようにしております。
山城室長「最近、塾に遅刻しちゃうこと、なくなったよね!なんか、きっかけあったの?」
K君「前、遅刻しちゃった時に『塾の時間を気にすることなく、友達と帰り道に長々おしゃべりをしてしまったことが原因での遅刻は、次からは控えてほしい。他の生徒も見てるから』って言われたから、やばいなって思ったんですよ」
山城室長「自分でそれに気付けることは、なかなか言われてすぐ出来る事じゃないと思うから、すごくいい気付きなんじゃない?」
頭ごなしに注意をしてしまわぬようにしたり、『なぜ生徒に学習態度を改善してほしいのか』の理由とそうした声掛けが必要になった経緯を説明することで、生徒の方々もそれを理解して下さることがあるんだな、と気付かされた出来事でした。
『全員一律で守ってもらわないと、教室全体の規律を守れないから』という理由で、ルールを守る意味を生徒に伝えること省いてしまい、頭ごなしに注意してしまうことで、逆に生徒に「ルールを守ってやるもんか」という気持ちを持たせてしまうこともあるかもしれません。
今回は丁寧に説明することで「先生が注意をする基準がどこなのか分からなかったけど『ここを違反したら、他の生徒のみんなが嫌な思いをしないように、注意しなきゃいけなくなっちゃうんだよ山城先生も』と言われ、注意するか/しないかの基準が腑に落ち、むしろそこを守って山城先生に協力しようと思うようになった」というお言葉をK君から聞かせてもらえました。
私自身、学生時代は「大人は何もわかってくれない」と感じていた部分もあったので、そうした感覚を見失ってしまわぬよう、こと説明責任の部分については、臨機応変に説明内容を工夫しながら、生徒の方々も”社会と関わる一人の人”として接する必要があるな、と私の方が勉強をさせて頂く機会となりました。
進光ゼミナール竹林教室
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