こんにちは。
進光ゼミナール宇都宮市竹林教室 室長の山城です。
本日は『子どもの学力の伸び方』についてお話できればと考えております。
人の潜在能力には『 潜在能力のラプトー(停滞期間) 』というものがあります。
それまで塾に通っていなかった子どもが新たに塾へ通い始めたり、新しい学習の仕方を実践し始めると、私達大人は「これで成績が上がる」と期待してしまいがちです。
『大人が期待する学力の進歩』について、「毎日、少しずつ上がっていってほしい!」と思ってしまうことも少なくないですが『実際の進歩』は、曲線を描くように伸びていき、またその初速はほとんど変わって」いないように見えてしまうことも少なくありません。
そして、『大人が期待する学力の進歩』である直線的な期待値 と それに追いつかない形で徐々にしか伸びない『実際の進歩』の間に生まれる「やり方を変えたはずなのに、なぜ伸びないんだろう。新しいやり方を続けても、意味がないんじゃないか」というギャップは『失望の谷』と呼ばれたりします。
そこをぐっと我慢し、乗り越えることで『大人が期待する学力の進歩』を超えていくような飛躍的な伸びを記録する子どももいるんです。
成果がすぐ目に見えない努力は、子どもたちにとっても退屈に感じてしまう部分もあるかも知れませんし、私達大人からするとじれったい気持ちにもなってしまいます。
これらを理解した上で “見守る子育て” が、子どもの学力の伸びを手助けするんだな、と改めて感じさせられました。
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